大震災後、日経ビジネスオンラインで、鋭いコラムを書いた小田嶋隆さん。
このような大きな悲劇を前にして、言葉は何を語れるのか。
どのような言葉が人々に届き、どのような言葉が信用をとりつけることができるのか。
視聴者の共感をよぶ枝野官房長官のスピーチと、空疎だと批判を浴びた菅首相のスピーチの違いはどのあたりにあったのか。推進派と反対派は何故かくも乖離してしまったのか。あるいは、専門家の発言のあやうさはどこにあるのか。
原子力の分野に関して、十年ほど前より勉強してきたという小田嶋隆が、危機における政治家、専門家の言語について独自の視点から解説している。聴くほどに小田嶋隆というひとの言語感覚の鋭さに感嘆することになるだろう。
未だ解決策の見えない原発をめぐる言説について、もやもやしたものを感じざるを得ない今、ひとりでも多くの人々にお聞き願いたい。
(文責:平川克美)