「前向きに生きる力」ゲスト 清水透
ラテンアメリカ先住民を専門とする歴史学者の清水透さん。征服者の文献による歴史学に限界を感じ、1979年よりメキシコでフィールドワークを始めました。欧米中心史観の私たちに必要なのは、まず彼らとの「遠さ」を自覚すること。4世代に渡ってひとつの家族と交際し、貨幣経済に翻弄されるインディオ社会を今でも見つめています。砂漠の向こうの米国を目指し、行方不明となった村人は5千人。ショッキングな現実もラテンアメリカの歴史そのものなのです。
プラスワンでは、アクティブに活動する清水さんの現在をご紹介します。蓼科の山小屋生活で磨いた木こりの腕前。さりげない自然の美をカメラに収め、写真展も開催します。愛娘との別れから教わった、命をめぐる様々なこと。自転車による四国巡礼の完走劇。生きる意味を再発見することで、仕事への視線も生まれ変わりました。還暦を過ぎてスキー2級検定に合格し、今年は1級を目指すという67歳。溌剌とした清水さんの周りには、いつも楽しい仲間が集まってきます。