日本の貧困問題に取り組む湯浅誠さんがゲスト。リーマン・ショックから2年、失業者の3分の1にあたる118万人が長期失業者となり、支えきれない家族が悲鳴を上げています。失業者が列をなすハローワークの窓口では、非正規雇用の職員が対応するという笑えない現状。家族を解体して個人が自由に生きられる社会を作ってきた日本人にとって、貧困は自ら招いた必然なのでしょうか。湯浅さんが提唱する「全員参加型社会」に、目指すべき未来のヒントがあります。
プラスワンは、所在不明老人の問題でスタート。親の年金を命綱とする人々を叩くだけのマスコミに、湯浅さんは違和感を覚えています。「半年で3割就労」などと就労支援活動に圧力をかける厚労省。報酬を減らしてGDPを上げようとする経済界の矛盾。リーマン・ショックの教訓から政権交代したはずの日本に、まだ変化の兆しは見えません。支援する代わりに、言い訳を許さない厳しさもあるのが全員参加型社会。日本社会は成熟できるのか。湯浅さんの格闘はまだまだ続きます。