人はなぜ占いに惹かれるのか。なぜ占いは当たるのか。十代半ばで占星術に魅せられた鏡リュウジさんは、ユングの研究と出会いながら、占いとは何かを問い続けてきました。占いが当たると感じるのは「バーナム効果」という心理学の現象。それでもなお、人々を思い込みから解放し、潜在的な可能性に気づかせてくれる占いの力を鏡さんは信じています。スリリングな論理で解剖される、私たちと占いの関係。占い好きも、関心の無い人も、目からウロコが落ちる30分です。
プラスワンでは、占星術の背景にある驚くべき西洋文化について、鏡さんがじっくりと解説します。ヨーロッパの魔術のルーツを探ると、辿り着くのはキリスト教に弾圧された古代ケルトの宗教。強国ローマと勇敢に戦ったケルト民族の記憶は、アーサー王の聖杯伝説などを通して私たちの無意識に刻まれています。書かれざる歴史が、魔術や占星術の中で生き続けることの不思議。天文暦を紐解けば、そんな時空を飛び越えた壮大なロマンも垣間見えるのです。