僧侶として多彩な活動をおこなう寺前浄因さんがゲスト。学問に迷い、就職も断り、悩んだ挙げ句に飛び込んだ禅宗の寺が仏教への入り口でした。苛酷な小僧時代を乗り越え、いまだに続く修行の日々。つのだひろさんがソウルフルに歌う「般若心経」(作曲:ベートーベン)を制作するなど、日常生活でおこなえる「行」を発案して、より手軽な仏教との接し方を提案しています。執着を捨てにくる場所がお寺だと言い切る寺前さん。共に悩んで生きる、等身大のトークが魅力です。
プラスワンでは仏教徒の立場から、寺前さんが大胆な持論を次々に展開。コンビニ並みにたくさんのお寺がある日本ですが、葬式以外には縁がないのも現実です。家の宗派に縛られるのは、かつてキリスト教排除のために江戸幕府が作った寺請制度のなごり。誰もが様々な宗派にアクセスできる社会を、寺前さんは望んでいます。夢は「愛の説教部屋」を開講すること。愛は執着(=煩悩)。幸福の鍵は小欲知足。この世は無常だからこそ、別れの後に出会いもあるのです。