武蔵小山のライブカフェ「アゲイン」は、意外な有名音楽家や落語家が出演する文化の発信地。店主の石川茂樹さんが、地元色あふれるエピソードを楽しく披露してくれます。
数年前に蓄音機を入手したことが契機となり、SP音源の復刻に力を注いでいる石川さん。古川ロッパが歌う幻のオリンピック・ソングや、余興のつもりが大ヒットを飛ばしてしまったバートン・クレーンの逸話など、戦前の日本ポピュラー音楽史にまつわる驚愕の事実をお聴き逃しなく。
プラスワンは、石川さんが師と仰ぐ大瀧詠一さんの話題で幕を開けます。大好きだったラジオ番組「GO! GO! NIAGARA」のレア音源は、今でもカフェで配布中。密やかなオマージュとして始めたウェブサイトに、大瀧さん本人からメールが届いて夢のような交流が始まりました。
プロアマ問わず、様々な表現者が集うライブカフェの日々。「本物の表現とは……」と徐々に熱気を帯びてくる石川さんの言葉が、スタジオをカフェ営業中の雰囲気に染めていきます。