柳家三三さんは、小学生の時に手にした本がきっかけで落語と出会い、中学2年で柳家小三治さんに入門を願ったという早熟の噺家。落語家となって16年、端正な古典落語を演じる本格派という定評に安住せず、新たな境地へ進化の途中です。
「きちんと演じるだけではなく、場の雰囲気に応じた柔軟な芸を見せたい」という高い理想。さらには得意料理、整頓が苦手な性癖、恐怖の胃カメラ体験など、高座とは違った人間味に触れられる等身大のトークです。
プラスワンでは、謎多き三三さんの秘密が次々と明かされます。実は人前で話すのが苦手であること。高校に行きたくなかった本当の理由。落語について語り合うことはないという小三治さんとの師弟関係や、お気に入りの演目のアレンジ術など、話芸の本質に関わる発言も聞き逃せません。
いまだに自分の落語に満足したことはないという、真摯な向上心を照れくさそうに話す三三さん。あちこち脱線しながら、脇道にそれるトークの面白さはさすがです。
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