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「朗読で見つけた太宰治の魅力」ゲスト 原きよ

 ナレーターや朗読家としても知られる原きよさんは、大分放送でアナウンサーを務め、結婚と子育てを経て仕事を再開しました。米国留学で朗読に関心を持ち、太宰治の短編作品の面白さに気づきます。
 原さん曰く「愛されたがり屋」だった太宰の語りかけるような文体は、ライブの朗読によく似合うのだとか。朗読のコツは、作者の気持ちを素直に受け入れること。黙読に時間をかけ、通り過ぎていた言葉の重さを噛み締め、しっかりと細部まで解釈してから音読に臨みます。
 「普通なら秘めておきたいような気持ちでも正直に書いているのが太宰治。だからどんな登場人物にも共感できる点が見つけられる」と太宰作品の魅力を説明する原さん。他人に自分の弱みをさらすことができた太宰治は、実はとても強い人間だったのです。
 番組では太宰治の短編小説『待つ』と『葉桜と魔笛』を原さんが実際に朗読。それぞれ3分ほどの濃密な時間の後には、上質な映画やお芝居を見たような余韻が残ります。長年の太宰治ファンの方にも、きっと驚くほど新鮮な魅力が語りかけてくるような30分です。

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2009年02月20日 09:00に投稿されたエントリーのページです。

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