「新作と改作による落語の新境地」ゲスト 三遊亭白鳥
圧倒的な独創力で、いつも新しい落語を聞かせてくれる三遊亭白鳥さん。大学時代は落研ではなく空手部と童話研究会に所属したという「落語知らず」でした。
モテたい一心で、面白い小話をいつも考えていたという貧しい学生時代。小説家に憧れたものの、古本屋で買った志ん生の『びんぼう自慢』に感銘を受け、三遊亭圓丈師匠の門を叩きました。
新潟出身で江戸弁が話せなかったので、最初から新作志向。作ったオリジナルの噺は150以上にものぼります。創作の源泉は、主に自分自身の体験から。空手部の練習や貧乏暮らしは辛いだけでしたが、下から上を見る落語特有の目線がしっかりと身に付いていました。
二つ目時代にはわずかな旅費で世界を放浪。期せずして外国での長屋暮らしを経験し、池の鯉を盗んで食べたというような破天荒なエピソードも多数あり。
新作落語の他にも、「火焔太鼓」を元にした「火炎太鼓」や、「初天神」を元にした「ハイパー初天神」などの自称「白鳥古典」も人気です。奇想天外だけどわかりやすい、白鳥落語の秘密に触れられる30分です。