2014年07月25日

「陽平天国の乱」vol.052

2014年7月第4週、通巻52号~♪

とうとうこの日が来てしまった、よへテラ最終回。
楽しい時間はアっという間、人の世は夢の如し。
陽平国王ははるか夢のような過去を振り返る。
思えば、この10年で3回会社を辞めて、33歳で最初の本を出した。
その頃もっていた夢、叶っては過去になっていく夢、
そして、これからの夢……。

地に足のつかない夢をみて路頭に迷う人の累々たる屍を越えて、
〝自分探しが止まらない〟ことの虚しさに気付かなければね。
とにかく、日々の目標を叶えることを続けていくってのが大切。

ここでしか聴けなかったOLIVEの曲、今週でお別れの2曲を送る―。
陽平天国の民よ、諸君の〝夢〟はどこに?
♪「IN MY DREAMS」
♪「どこまでも」

「学問と言論に夢をみていきたい」
最終回、陽平国王は缶ビールを片手に語っている。
10年後も、こんな感じでまったりして
家族や友人を大切にしながら生きていけているのだろうか。

そう、いまここを生きて、生き延びて、
そして、また会おう!

* * * * *

1年間、お聴きいただいた陽平天国国民のみなさん、
この世の天国を目指して、ともに決起しましょう。
ほんとうにありがとうございました!

※番組では、みなさまのご意見・ご要望、お悩み相談を募集中。 件名「よへテラ」で、info@radiodays.jp 宛てへメールをお寄せください。


企画・制作・ラジオデイズ / 提供:オリンパスイメージング株式会社
この番組は、オリンパスのICレコーダーLS14で収録しています。

2014年07月18日

「陽平天国の乱」vol.051

2014年7月第3週、通巻51号~♪

はてさて遠い目をして語りだしたりしようものなら、
おっさんの昔話になり下がるんだが、
今週の陽平国王は、ズバリ! 90年代を振り返るのだ。

90年代の日本といえば、阪神淡路大震災、オウム真理教、就職氷河期、etc.…
そして、なによりバブル経済崩壊後の時代として括られるが、
それはそれとして、けっこう愉しい時代でもあったのではないか。

国王の研究課題でもあった雇用、労働、マーケティングにしても
格闘技、音楽、ネット等々、すべてが模索の時期であっただけに
そのカオス状態が面白かったとも言える。

台風直撃の初回フジロックフェスティバルでの思い出、
青年国王を癒したアダルトビデオと数多の音楽CD……。
〝昔は良かった話〟にはしたくないが、90年代は大らかさがあった。
若き国王が夢中になって読んだ別冊宝島『80年代の正体』では
振り返った80年代が「スカ」と断罪されていたが、
はて、R40の青春時代・90年代はどうだったんだろう?

今週の楽曲♪:OLIVEの爽やかな2曲をお送りする!
       「Breeze of Love」
       「FUN!」

さて「よへテラ」次回はもう泣いても笑っても最終回だ。
名残は尽きねど~

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2014年07月14日

目からウロコのなんでも問題解決 vol.011

第11回目のゲストは、著作『仕事はストーリーで動かそう』『モノを売るバカ』『「強い文章力」養成講座』の著書としてもおなじみ、コピーライター川上徹也さんをお迎えして【キャリアストーリーは突然に】というテーマでお送りします。(どこかで聞いたような……。ちなみにテーマは小山作(毎回)。)
「キャリアもストーリーで考えてみたらいいんじゃないか?」ということで、今はお互いにクリエイターとして活躍する二人が、「広告代理店営業」出身だからこそ、今の仕事に役立つことがある、というお話から始まります。
自分の意志だけでキャリアを創っていくなんてことはやはりあり得ず、よきタイミングによき出会いがあり、そのながれに乗っていく、そのときに起きたことに意味を見つけていく(計画された偶然性)ことが重要なのです。
『モノを売るバカ』の帯にある『「業界5位」のビール会社が??を売って「業界1位」になった!』の??について語っていただきます。
「ストーリー」には、親近感をわかせ、味そのものも変えてしまうほどのチカラがある!
ストーリーを紡ぐために大切な3つのポイントとは?
魅力的にストーリーを伝えるためのコツとは?
広告代理店時代を思い出し、「終始にこやか、ときどき大笑い」の対談をどうぞお楽しみください。

・時事ニュースにHACKS!
「東京都議会での失言」にハッキング。いい野次と悪い野次とは?こういったニュースには、「ひとことで反応はしづらい。安全なところからアレは悪いと言えるけど、意味は無い。」では、どうするか?どんなことも自分の問題の一部なのだと捉え、そして、筋を通った生き方をすることで、どんなときも迫力を持って発言する。ライフハッカーがめざすところです。
そのほか、「AmazonのFire Phone」「トヨタ自動車、対話提案型ナビ開発」
・今月のLIFEHACKS!ツール
新オフィス、コンセプトスタジオでやってみて、「これはいい!」を見つけました。社員みんなの心をあわせるために、連帯感のために、そしておもてなしの心を育むためには「これ!」オススメです。
最近、流行っているそうです。○○付きのオフィス。職場は食場でもある。体験の共有をみなさんの職場でもぜひ!

・読書HACKS! おすすめの一冊
「センスは知識からはじまる」(朝日新聞出版)くまもんデザイナー、水野学著。生まれ持ったものだという印象の強い「センス」。しかし、後天的にそれを伸ばすことができると言い切る本著に小山も大共感!いいものをたくさん見る。しかも仮説を持って。その仮説が裏切られた時に学びになる。つまり、知識を増やすことでセンスは磨ける。そしてさらに小山が付け加えたいもうひとつの大事な要素とは。
センスがない!と嘆く前に、読んでください。そして(この番組を)聴いてください。

2014年07月11日

「陽平天国の乱」vol.050

2014年7月第2週、通巻50号~♪

番組も雑誌も、ある時期が来たら終わる、
何度かリニューアルしたり、リポジショニングしたり。
それでも終わる、それが健全なことなのだと陽平国王は思う。
なにごとにも新陳代謝って必要なんだってことだ。

さて、今週の話題その1.
国王は先だって中学校の同窓会に参加してみた。
幼馴染が集まって、かなーり胸アツのひととき。
盛り上がった、飲んだ、生きててよかった!
会いたい人とは会えるうちに会っておけ!
それがR40世代ともなれば殊更なのである。

そして、話題その2.
〝理想の最終回とは何か〟問題、うん、そのまんまである。
国王には、やり尽くした感のある「よへテラ」だが、終わり方が難しい。
有終の美ってのは、意外とうまく飾れないものなんだよ。
原体験から言うと、ウルトラマンやウルトラセブンの最終回は凄かった。
ヒーローが負けちゃって終わるんだもーん。

今週の楽曲♪:今回もOLIVEで、2曲だ!
      「あなたを想うだけで」
      「コップ ~my happy wedding~」

よへテラもあと2回で終わりだ。
陽平天国の民よ、自分がやりたいかどうかってことは、案外だいじ。
やりたくないことをやって疲弊したら意味ないじゃん。

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2014年07月04日

「陽平天国の乱」vol.049

2014年7月第1週、通巻49号~♪

陽平国王が最近気になっていること、
それは、時代の潮目が変化してきているという実感。
たとえば、20代でガンダムを知っているのは5割だそうだ。
あらためて「万物は流転する」ことを思い知る。
変化を直視して受け入れていくこと、次に繋いでいくこと、
柔軟にチューニングしていくことこそ、希望なのであーる。

ところで、陽平天国の民よ、
今週は、国王からの重大発表があるのだ……。

いまいちど、皆が手を取り合える、
熱く破壊的で、それがゆえに創造的なものを目指したい。
いま国王は、ひたすら面白いことをやっていく決意を新たにしている。

民よ、これでもか!というくらいのお便りを待っている!


※今週の楽曲は大盤振舞い♪
 OLIVEの「かなうなら」と「モノサシ」の2曲だ。
 なぜか泣けてくる―。

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2014年06月27日

「陽平天国の乱」vol.048

2014年6月第4週、通巻48号~♪

さて今週はNYで滞在した高級ホテルで収録です。
MOMAでアンディ・ウォーホルを間近で鑑賞したり
ヤンキースタジアムで野球を観戦したり
ブルーノートでジャズを愉しんだり。
そんななかでも流通事情の視察もぬかりない国王、
そこから日米の比較考察を深めるのであった。
ー〝戦略〟のアメリカと〝戦術〟の日本―

■爆笑トホホ伝説■
〝なんとも歪んでいる日本のイメージ〟問題。
NYのリトルトーキョーで供される不可思議な日本食、
伝説のクソゲー「カラテカ」のなかでの礼節の扱い、
海外では「それはどうなの?の日本」がひとり歩きしているぞ。
まあ、あの親日家であるタランティーノの映画のなかでさえ
不思議なニホンが蠢いているんだよねえ……。

■白河桃子さん登場!■
ジャーナリストの白河桃子さんをお迎えしての対談3回目・最終回。
ここ1年ほどでの女子界の変化が著しいという。
あきらかな経済の影響だが、これを追い風と捉えるべきか。
女として母として生きることがプレッシャーになる我が国、
働くことが当たり前で、そのための環境もしっかり整備されれば、
女性たちも、結婚や子育てに踏み込めるのに。
「ねえ、ねえ、働かない権利のある国ってあるの?」

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2014年06月20日

「陽平天国の乱」vol.047

2014年6月第3週、通巻47号~♪

さて! 長いフライトのあと大揺れのバスに乗って
陽平国王は、いまニューヨークに滞在中なのである。
ブルーノートに出かけたり、ディナークルーズ乗船したりもするが
基本的に、1週間は仕事の予定を入れていない。
いつもと違う場所で、いつもと同じように思考してみる。
そこに何が生成されるのか、知的ワクワク感に浸る国王なのであーる。

■爆笑トホホ伝説■
〝最近の山手線って怖くないか?〟問題
NYで地下鉄に乗った国王だが、思ったより怖くなかった
が! いまの山手線は相当コワいゾ!
車内で携帯でなんらかの取引をしたり、東スポのエロい記事を読み耽ったり、
日本人のルックスが日々得体の知れなさを増してやしないか?

■白河桃子さん登場!■
ジャーナリストの白河桃子さんとの対談の2回目だ。
女の道は、なにかと茨の道なのである。
佳き夫に恵まれて一般職につき、キャリアに野心がなければ
そりゃあシアワセ感はハンパないが、
大手の一般職最強説は、仕事を辞めなければこそ。
〝産む×働く+活躍する〟自活女子のススメではあるが、
はて、普通の働き方って、なんだろう。
 
今週の楽曲♪:OLIVE「三万度の歌」

今回は、セントラルパークをそぞろ歩く国王の
心地よい風に吹かれながらの収録音源だ。
車の音や、散歩する日市民の対話、可愛い小鳥の声が聞こえる。
ジンジャーエールを飲みながら喋る国王の前をリスもよぎる……。
臨場感たっぷりだが、お聞き苦しい部分もあることをお許しを。

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2014年06月13日

目からウロコのなんでも問題解決 vol.010

第10回目のゲストは、月間160万PVを超える人気ブログ“No Second LIfe”を主宰する立花岳志さんです。著作『サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法』の内容にも触れながら【ガッツリ稼ぐ!ノマドワーキング】というテーマでお送りします。(テーマにはこだわらず、即興的に対談が進むのもこの番組ならでは。)
 時を遡ること18年。インターネット黎明期であるこの頃、ブログの前身であるインターネットテキスト日記を書いていた二人。その縁で知り合ったといいますから、「書く」「インターネット」が、今も変わらぬ二人の共通項。(おそらく、この場で小山を「こやまん」と呼べるゲストは後にも先にも立花氏だけでしょう。)対談は、昔話から始まり、「あの頃があったからこそ今がある」と振り返りながら、「あの頃の自分たちに言えるとしたら」という視点で若者たちへの軽やかで熱いメッセージを紡ぎます。
ミッションやビジョンがわかれば生きやすくなる。何のために生まれてきたのか、自分の存在理由を見つけるには?
今ならわかる「なんとなくもやもやしてすっきりしない」のはなぜなのか。
「やりたくないことはやらなくてもいい」なんて言っていない。
やりたいことがあるならすぐ始めなさい。でもすぐに始めるにはお金も時間もかかる、そんなときのとっておきの秘策とは?

10年後のあなたは、今のあなたを認めてくれますか?今のあなたに感謝してくれますか?
今の蓄積が、未来の自分に対する責任を負っているのです。

・時事ニュースにHACKS!
「AKB48握手会に刃物男」「『すき家』バイト採用難で28店舗が休止」ライフハッカーの牛丼へのこだわりが図らずも露呈したニュース。商品を安く提供しようとしたら、当然提供側の「人」が蔑ろにされる。それは商品の質にも影響するだろう。アベノミクスの金融緩和がドミノ倒しでどこまで影響するのか。

・今月のLIFEHACKS!ツール
スタジオに持って来られないほどの大きさ、そして高価なハックツール。ハックというよりは、小山のオススメの逸品といったほうがいいかもしれません。今月(2014年5月)、新オフィスをかまえた小山がこだわって備えたものとは?

・読書HACKS! おすすめの一冊
「ファッションビジネスの魔力」(毎日新聞社)クールジャパン推進機構の社長に就任した太田伸之氏の著作。「太田さんの淡々とした口調で語られるその話の内容に圧倒され、すぐに手にとったのがこの本。」小山の仕事観をも揺さぶる本書は、「仕事に主体的に取り組めずに悩んでいる人にぜひ読んで欲しい。問題意識を持ち、自分なりの軸をもって取り組むことで、仕事は何倍にも面白くなる」一冊です。

「陽平天国の乱」vol.046

2014年6月第2週、通巻46号~♪

例年より早い梅雨入りで、連日どしゃぶりの東京だったが
よへテラ配信の金曜になってようやく青空が見えた。
ジメジメをのりきるためにドラッグストアを訪れた国王は
消臭剤、虫よけなどなど、梅雨グッズの著しい進化に瞠目する。
こんなところからも世の趨勢・動向を読むヒントを捉えるのであーる。

■爆笑トホホ伝説■
国王ならではの〝格闘技とルール〟問題。
紆余曲折・試行錯誤を経て今に至るルールは、じつは深い。
あったりまえだが、ルール次第で人の動き方も変わるからな。
1993年という歴史的な年を振り返りつつ考察する。

■白河桃子さん登場!■
6月は「魁・常見塾」に代わるスペシャル連続企画。
ジャーナリストの白河桃子さんとの対談を3回にわたってお届けする。
国王との360頁の共著『女子と就活』から約1年半、
いま女性の一生のライフプランをあらためて考える。
女子だけでなく、男子にも必聴の対談だ。

■人生駆け込み寺■
陽平国王が、民の悩みにお応えする人生相談コーナー。

Q:中堅企業に勤務して数年、そろそろ〝転職どき〟かなと考えていますが、
転職を決行すべきでしょうか?(埼玉県在住の26歳♂米将軍さん)。

キャリア相談は対面でやるべきだと考える国王だが
数々のヒントをあげてくれた。
転職に何を求めるのか、課題は何で、どう解決したいのか?

今週の楽曲♪:OLIVE「オトナストーリー」
国王著『内定を決めたひと言』刊行に寄せられた名曲だ!

国王は、まさにニューヨーク行きの準備中。
次回はNYで収録しますよ、お楽しみに!

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2014年06月06日

「陽平天国の乱」vol.045

2014年6月第1週、通巻45号~♪

陽平国王、東京に住んですでに22年になるのだが
まだまだジメジメと蒸す梅雨には慣れられない。
肉体派論客を目指して筋トレに励むだけに、代謝アップで汗だくだ。
すでに夏フェスと海水浴に遠い目を向ける国王なのである。

■爆笑トホホ伝説■
ひさびさの就活ネタ
〝インターンシップのプログラムってどうよ?〟問題。
企業が自社の認知を図って、求職者に仕事体験をさせるのだが
なかには無人島に行くとか、キャンプに行くとか、若干のやり過ぎ感が。
これのどこが仕事体験なのか?というのもある。
早期に学生を囲いこみたい思惑に、そうじゃないだろ?と問題提起。

■スペシャル講演:地方から出て来て東京で働くこと■
6月は「魁!常見塾」コーナーはお休み。
その代わりに、5月末の「まんべフォーラムIN Tokyo」での国王講演をお聴きいただく。
これは地元と出身者をつなぐ、ネオ県人会のようなイベントだ。
次の世代の若者たちに勇気と元気と自信を持ってもらいたいという国王は、
自己紹介でも、著書プロフィールにも 「北海道出身」であることを示すと言う。
地方から出てきた人がどうやって活躍していくのか。
故郷に誇りと責任を持って生きること、それも地域貢献のやり方なのだ。

■古本スーパースター烈伝■
古本(基本的に5年以上前刊)で安く読める名著を発掘して、ブックレビュー!

沼上 幹 『組織戦略の考え方 ―企業経営の健全性のために 』(2003年/ちくま新書)

著者は一橋大学教授。国王も受けたことがあるという講義同様、実に明快で分かりやすい。
日本型組織の良し悪しを分析し把握したうえで、ではそのダメな部分も含めて
その組織をどうやって運営していけばいいかという対処法を示した良書である。
自ら考え、自ら担うための組織戦略入門。

今週の楽曲♪:OLIVE「ぼくの伝えたいこと」
     国王お気に入りのこの曲、歌詞は、「ぼく」が面接に臨むシーンから始まる……

6月11日は、日経ビジネスアソシエの編集長だった渋谷和宏さんとの公開対談。
http://peatix.com/event/38104

来週のよへテラは、NYからお届けするぞ。

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2014年05月30日

「陽平天国の乱」vol.044

2014年5月第5週、通巻44号~♪

5月は、ひさびさに第5金曜日のお待ちかねスペシャル版、
リクエストの多かった恋愛特集か5月病対策か
いや、な、なんと政治特集なのである!

日頃永田町に詰めている某新聞社政治部の記者さんから
陽平国王の政治についての考えを聞き
いまこそ有用な議論を深めたいとの謁見願いがあってのこと。

政治とは根本的に何であるのか、
陽平国王と政治記者との白熱の政治談義60分である。

すでに4歳のときから新聞を読みTVニュースを観ていた国王は、
レゴブロックを誤飲して生死をさ迷いながら大平首相の訃報を耳にし、
ものごころついた頃にはロッキード事件にも遭遇。
国王の政治的関心は、幼い頃から培われたものである。

中学で生徒会長、高校では選挙管理委員会委員長と執行部に席をおき、
〝政治〟の当事者意識について考えることも多かった 
国王も時が満ちれば、いずれ市政に乗り出すのかもしれない。

いま、自分の住む街、自分の愛する国にたいする想いをどう考えるのか。
政治家を外側からクサしたり揶揄したり、無力感に囚われたり……
貧しさや危機感が深まるときマイナスの政治的関心が高まるものであるが、
そんなことが5年以内に起こるのではないかと国王は予想するのである。

陽平天国の民よ、諸君はそのとき……?

※なお、某新聞社の食堂での収録のため、お聴き苦しい点がありますことご了承ください。

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2014年05月23日

「陽平天国の乱」vol.043

2014年5月第4週、通巻43号~♪

爽やかな五月晴れ、国王は思索しつつ下町散歩を楽しむ日々だ。
巷では求人事情が回復したというが、だからといって
誰でもが合格するかというとそうじゃない、ナメたら苦戦する。
いやはや人生には正しい答なんてものはない。

■爆笑トホホ伝説■
今週は、著名人の〝来日キャンセル問題〟だ。
はるばる来日しての体調不良では、ポールも残念だったろうな。
とはいえ、なかには明らかに最初から来る気がなかったんだろう、のケースもある。
格闘家やミュージシャンの来日キャンセルにはアヤしくもトホホなこともあった。

■魁! 常見塾■
男らしい行動とは何かを考える、国王、男のこだわりコーナー。
今週はちょびっと、マターリ語る。
「男たるもの、素振りをしろ!」
は? というなかれ、つまり、日々地道な練習、訓練を怠らないことだ。
目の前のこともできないで、やりたいことはコレじゃないだなんて寝言だよ。

■トンデモ社員図鑑■
今週のこんな社員いるのか!? は、まさに意識高い系の〝人脈男〟だ。
気持ち悪いくらいの人脈の多さを自慢する奴、いません?
けどさ、自分の実力と同じくらいの友達しかできないんだよ
残酷だけどさ、名刺交換だけしたって無駄だよ
だいじなのは、信頼できる人間がどのくらいいるか、それだろ?

♪今週の楽曲:OLIBE「BECAUSE」
次回は第5週のスペシャル、お楽しみに~

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2014年05月16日

「陽平天国の乱」vol.042

2014年5月第3週、通巻42号~♪

陽平国王、今年で御齢40歳になられるということで
学校時代に同期会が、続々と控えている。
けど、そこで懸念されるのがアラフォーたちの〝焼けぼっくい〟問題。
生徒会長だった国王は、自ら監視役の名乗りをあげているのだが……。

■爆笑トホホ伝説■
トホホかどうか、〝漫画の方向性転換〟問題。
年月を経て作風が変化するのは当然だし、人気があってナンボではある。
だけど、コムズカしい説教くさいモンになってるのが多くないか?
社会の大問題に言及するうちに、フキダシの文字が膨大に増えたり
無邪気に楽しめなくなるのはどうよ?ってことで。

■魁、常見塾■
男らしい行動とは何かを考える、国王、男のこだわりコーナー。
今週はこれ→「男たるもの、お洒落であれ!」
オシャレは飽くまで相手のためにするものであって、自分のためにするな。
チャラ男とは一線を画し、ひと期待を裏切るな!


■死ぬまでシネマ■ 有名無名はカンケイな~い
国王お気に入りのレア・コアがちの映画をご紹介する、まったりコーナー!

『ニュー・シネマ・パラダイス』(ジュゼッペ・トルナトーレ監督/1988年・伊)

今回は、陽平国王がいちばん好きな映画だ。
映画に魅せられた少年時代・青年時代の切ない恋と絡んで回想される美しい映像の数々。
がんばってもがんばっても愛する人と結ばれない……、ここに陽平青年は涙した。
ラストシーン、暗い映画館のなかは仄暖かい泣き笑いでいっぱいになった……。

♪今週の楽曲:OLIVE 「In My Dreams」

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2014年05月09日

目からウロコのなんでも問題解決 vol.009

第9回目のゲストは日本における【エンパシーライティング】の開発者であり、『6分間文章術』の著者でもある中野巧氏をお迎えして、【心を揺さぶるライティングハック】というテーマでお送りします。
「エンパシーライティング」(手法)を使うと、まず「圧倒的に文章を書くスピードが早くなる」と話す中野氏。SNSが発達して、だれでもが発信者となりつつある今、自分が書く文章はどこでどんなひとが読んでいるかわからないとも言えます。
・より多くのひとに「共感される」文章を書くコツ。
・伝えたいメッセージの「いいこと」ばかりにフォーカスを当てるのではなく、「影」の部分も敢えて伝える。
・「言いたいこと」を伝えるメッセージから「(相手が望む)聴きたいこと」を伝えるメッセージへ。
・エンパシー“共感”とシンパシー“同情”の決定的な違い。
文章メソッドであると同時に思考フレームでもあるエンパシーライティング。学校の授業でも取り入れられ、子どもたちの文章だけでなくその行動にまで影響を及ぼすことも多いのだと中野氏は話します。
文章を早く書けるようになりたい、もっとたくさんの人から「いいね!」と言われるメッセージを書きたい、思わず「申し込み」とクリックしてもらえるようなコピーを作りたい、というみなさん、必聴です!

・時事ニュースにHACKS!
「韓国の旅客船セウォル号事故」もともと船乗りは高い倫理観が求められる職業だったが、実際韓国では……。モラルハザードを起きやすくしている構造にハッキング。ほか、一部の地域で始まった「オフィスデ野菜」サービスについて。

・今月のLIFEHACKS!ツール
試行錯誤中につき、今回はおやすみです。その代わりに小山龍介がご用意した「ネタ」でお楽しみください。

・読書HACKS! おすすめの一冊
「グロースハッカー」(日経BP社) マーケッターとエンジニアの両方を兼ね備えた人材=growth hacker 。「あるところにミステリーが起こる。試行錯誤で経験則が生まれる。経験則で見つかったものをアルゴリズムまで昇華させスケールするところまで持っていく。」いま、注目を集めているグロースハッカー。かなり入門的な本ですが、巻末のクックパッドの事例など読みやすい一冊です。

「陽平天国の乱」vol.041

2014年5月第2週 通巻41号~♪

この春からスローライフを標榜する陽平国王のはずだが
うまくブレーキをかけないと、すぐに仕事で日々が埋まってしまう。
とはいえ、思考の時間を死守するたゆまぬ努力が
オープニングトークの肉厚な考察に顕れているのが素敵だ!
関西出張で仕入れたお土産話、数題。


■爆笑トホホ伝説■
今週は、〝大学の募集広告ってどうよ?〟問題。
電車の中吊りや駅に貼られた、キラキラ笑顔の躍る数多の募集ポスター。
あたりまえの夢を叶えることが難しい時代に、バブルの親世代ならともかく
いまの若者はこんなの信じるワケないだろー。
パンフや広告は誰のため? 

■魁、常見塾!■
男らしく生きるとは何か、男とはどうあるべきか、国王的熱き〝男らしさ哲学〟!
今週は、これ。 「決めたら、やれよ!」
リスクを択るとは、なんでも豪快に突っ走る向こう見ずさとは違うぞ。
計算し尽くすことは不能でも、それでもなお周到に計算して、
怖わがるばかりでなく、やってみようではないか!


■陽平の人生駆け込み寺■ 
これまでで最年少、大学入学したての18歳、千葉県在住のEXILE16世クンからのご相談。

Q.大学に入ったら、教養を身につけろ、本を読め、映画を観ろと
言われますが
良い本や良い映画はどうやって探したらいいのでしょう?

若き民よ、国王が答えることは容易い。だが、一発でいい映画や本が見つけられるとは思うなかれ!
ひとに依存していると、キミに内在する佳きものを見分ける嗅覚が失われていく。
失敗を惧れずに進め、やがて命中率は確実に上がっていくであろう。
ま、そう言いつつ、国王の奥義もちゃーんと伝授しているのだ。拝聴してね。

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2014年05月02日

「陽平天国の乱」vol.040

2014年5月第1週 通巻40号~♪

我が民よ、黄金連休をとことん休んでいるか?
ときには思いきって休み、メリハリのある日々を生きよ!
今週のオープニングは、国王の未来予測から。
〈2020年PCの旅〉〈スマホと料金〉〈本が売れない時代〉


■爆笑トホホ伝説■
痩せる方法・健康法って、ほんとは何が正しいのか?
巷に流布する数多のダイエット法やアンチエイジング法に
「何を信じたらいいのか」情弱な(謙遜)国王は途方にくれる。
結局は、規則正しく暮らせってか?

■魁、常見塾!■
GWも、ひたすら国王の哲学を暑苦しく伝えていくぞ。
国王が、男として人として、あるべき姿を熱弁する。
「男たるもの、謙虚であれ!」
卑屈になってもいけないし、卑下してもいけない。
見栄を張って経歴を盛るより、己を認識せよ。
超一流の人間こそは、およそ謙虚なものなのである。


■古本スーパースター列伝■
古本(基本的に5年以上前刊)で安く読める名著を発掘して、ブックレビュー!

山崎敬之『テレビアニメ魂』(2005年/講談社刊)

「あの感動と笑いには理由があった」と帯に謳うアニメ苦労話がアツい。
日本アニメを創出した職人が語る、地道でドロくさい努力に胸を打たれる。
ここには、コンテンツ・ビジネスの現実が詰まっている。必読!


※今週の楽曲♪:OLIVE「ぼくの伝えたいこと」

※番組では、みなさまのご意見・ご要望、お悩み相談を募集中。 件名「よへテラ」で、info@radiodays.jp 宛てへメールをお寄せください。


企画・制作・ラジオデイズ / 提供:オリンパスイメージング株式会社
この番組は、オリンパスのICレコーダーLS14で収録しています。

2014年04月28日

「陽平天国の乱」vol.039

2014年4月第4週、通巻39号~♪

新しい春、途切れないオファーのなかでも
陽平国王は、意識的にスローに過ごしている。
奥行きのある〝大人〟の時間である。
初夏には、4半世紀ぶりの中学校時代の同窓会も待っている。
アラフォーともなれば、古き友たちの人生の振れ幅も大きい。
どう生きてきたか、どう生きていくか、俯瞰できる時期かもしれない。 

■爆笑トホホ伝説■
今週は〝アニメ化・ドラマ化・ゲーム化〟諸々の移植問題だ。
漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメ化には新鮮さもあったが、
うまくいくケースばかりではない。
オトナの諸事情や世相に影響を受け、さらに対象のズレも大きい。
「こんなはずじゃなかった!」ってことが往々にして起こるのだった。


■魁、常見塾■
ひたすら男らしさについて考える、国王のこだわりコーナー。
今週はこれ→「カッコわるいことを恥ずかしがらない」
もちろん人に迷惑をかけない範囲であることは言うまでもないが
自らの偏愛や熱い思いを曝けだしている男は、むしろカッコいい。
ブレないことも男らしさだ。

■トンデモ社員図鑑■
今週のこんな社員いるのか!? は〝ナマイキな新人〟
この春、あなたの会社にも出現しているだろうか。
ヤる気につながる〝生意気〟を見込まれることもあるが
まあ、ちょっとイラっとすることもあるのでは?


今週の曲♪ OLIVE「どこまでも」

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2014年04月21日

「陽平天国の乱」vol.038

2014年4月第3週、通巻38号~♪

重いコートを脱いで、軽やかな季節が到来。
4月から「がんばらない」ことを指針とする国王は
心身ともにしなやかに暮らしている。
春の味覚もなかなか。国王発〝美味しいもの情報〟満載!

■爆笑トホホ伝説■
今週のテーマは〝君がエロを知っている〟って、
RCサクセションの名曲タイトルのパロディだってとこからしてトホホなのだが、
学生時代800本超えのAVを看破のツワモノの国王をして、
女子が意外にエロ関係に精通している謎に首をひねるのだ。

■魁、常見塾■
男らしい行動とは何かを考える、国王、男のこだわりコーナー。
今週はこれ→ 「人前で使うものは良いモノを使え!」
デフレのいま、コスパ高いものを狙え!
男のセルフブランディングを怠るなかれ!

■死ぬまでシネマ■ 有名無名はカンケイな~い
国王お気に入りのレア・コアがちの映画をご紹介する、まったりコーナー!

『カルテット』(2001年/久石譲監督)

音楽監督として有名な久石譲の初監督作品だけあって、楽器を演奏するシーンが圧巻。
青春の苦さが描かれて、国王の胸にポリフォニーの波が拡がるのだった……。

♪今週の楽曲:OLIVE「ものさし」


◎国王出没情報+++++++++++++++++++++

4月23日(水)15時から関西大学
『最新版就活難民にならないための大学生活30のルール』の演説会

4月27日(日)下北沢B&Bで
痛快で面白いと大評判の最新刊『できる人という幻想』をめぐるトーク

5月13日(火)江戸川区葛西図書館
『妄想娘、東大をめざす』の著者・大石蘭ちゃんとの対談

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2014年04月11日

目からウロコのなんでも問題解決 vol.008

第8回目のゲストは日本における【U理論】の第一人者、中土井僚氏をお迎えして、【見えている風景が一瞬で変わるU理論】というテーマでお送りします。『U理論』『U理論入門』訳者であり、組織開発のコンサルティングやファシリテーターを務められる中土井僚氏。
今回の聞きどころは、なんといっても一流のプロコーチでもある中土井氏の質問の質の高さ!一瞬真剣に思いを巡らす間をおいて丁寧に答える小山龍介との唯一無二、ここにしかないクリエイティブな世界をぜひご堪能ください。
中土井氏によると、U理論とは、「過去の延長線上ではないイノベーションを実現するためのプロセスと原理が描かれているもの」。アーティストやアスリートの中には、それをU理論とは知らずに実行されている方も。個人に対する「コーチング」が実現できることと、組織(集団)に対して「U理論」が展開できること、原理は同じだと中土井氏は言います。個人的に感じるインスピレーションやひらめきを、集団で共有するプロセス。それがどのようにリーダーシップにつながり、個人の能力の発揮につながり、組織のパフォーマンスを最大化することにつながるのか。
リーダーシップを現象として捉えるだけではなく、その裏側の「構造」に目を向けることで、明確になってきたこととは。
明瞭でわかりやすい中土井氏の見解と、小山が体現しようとする世界がつながる瞬間をどうぞお楽しみください!

・時事ニュースにHACKS!
「2014年4月1日消費税増税」不景気は消費税増税のせいじゃない。たとえ厳しい環境におかれても日本はなんども危機を乗り越えてきた……。ほか、「国民的番組“笑っていいとも”3月終了」32年間続いたあの生放送バラエティ番組終了に際してライフハッカーが感じること。

・今月のLIFEHACKS!ツール
改めて使って思うこと、パソコン用のPCメガネ。度入りのものが出たのでより便利に使っています。PCに備え付けのツールとして、とくにエンジニアの方にお薦めです。

・読書HACKS! おすすめの一冊
「世界十五大哲学」(文庫本)小山龍介の哲学シリーズ。古い(1962年)ので絶版になり古本を高額でやりとりされていたものが文庫化され再出版。著者の視点がはっきりしているので、ある意味読みやすい一冊です。

「陽平天国の乱」vol.037

2014年4月第2週 通巻37号~♪

新生活をスタートしたであろう国民諸君、ごきげんよう!
この春から自動車通勤を始めた国王も新鮮な感興を味わっている。
渾身の新刊『できる人という幻想』も好調だ!
お便り、ご感想を待っている。どしどし!

■爆笑トホホ伝説■
あるある?! 〝変な問題・変な答案〟のレジェンドだ。
いまは昔だが、小中高および大学での入試を初めとした各種試験、
振り返ってみると、けっこう味わい深いものがあった。
ネタなのかこれ?のトホホな答と、頓知の利いた設問の数々。

■魁、常見塾■
男とは何か、男とはどうあるべきか、国王的熱き〝男らしさ哲学〟!
「男たちよ、オゴれ!」
男たるもの、後輩、年下、異性と飲むときは、いいから全額オゴれ!
そりゃあ、金を捻出するのは大変だが、それでもオゴれ!
なぜなら……

■陽平の人生駆け込み寺■
春はさまざまな転機をもたらす季節だ。
今月のお悩みは、神奈川県在住の会社員ウニコーンさん(27歳♀)から。

Q.なんと、職場恋愛を目撃してしまった、手つなぎデートしてるところも見ちゃった。
  王様の耳はロバの耳、誰かに言ってしまいそう。職場で二人と接触するとにきどう振る舞えば?

かつて国王も、人類皆兄弟ぐらいに社内恋愛が横行する会社にいたが
それって、明るく愉しい職場なのでは?と心得て、大いにウォッチすべし!
レポートも待ってるぞよ


※今週の楽曲:OLIVE 「FUN!!」

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2014年04月04日

「陽平天国の乱」vol.036

2014年4月第1週 通巻36号~♪

今日は国王40歳の誕生日。
カートコバーンより長く生きてしまった、
亡き父上より長く生きてしまったことにも感慨が。
いつなにがあるかわからないのが人生。
こだわりたいのは、答えを簡単に出さないということ、深い……。

■爆笑トホホ伝説■
満開の桜咲く今週は、キャラ変問題だ。 
万物は流転する、人のキャラクターだって変わって当然。
タモリしかり、たけししかり、赤塚不二夫しかり、オーケン、有吉、坂上忍.etc.
ひとはときに、爆発的に変わる、すこしづつ変わる、意図的に変わる……
トホホというより、ちょっとした論考です。国王も最近マイルドになってきたか?

■魁、常見塾!■
待望の新コーナーだ。ひたすら国王の哲学を熱くるしく伝えていくぞ。
国王が、男として(そして人として)のあるべき姿を熱弁する。
「男たるもの、セックスをHと言うなかれ」
現実から、生々しさ、重さを削ぐな! 言葉のこだわりを持て!
(タイトルの魁は、さきがけと読みます、念のため)

■古本スーパースター列伝■
古本(基本的に5年以上前刊)で安く読める名著を発掘して、ブックレビュー!

『働くということ』(2006年/日本経済新聞社刊)

「日本経済新聞」での連載を再構成して単行本化した、すでに8年も前の本だが、
こういう働き方があったのか、そのとき日本人は何を考えていたのか、悩んでいたのかがわかる。
時を経ても変わらないものがある、振り返ってみると人間の真理が見える。

※国王の新刊ニュース!『できる人という幻想』来週出るぞ!

※今週の楽曲:HATA(DACHAMBO/Polar Chalors)「YU-GI」
 陽平国王のテーマだ、カッコいい~♪

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コペルニクスの探求 vol.19:小笹芳央×平川克美×Sinner-yang(ゲスト)

大手企業の役員にして、ぶっとび「汚れ」ファンクバンドのリーダーとはいかなる人物なのか。元々はラジオデイズの常連でもある映画評論家 町山智浩さんイチオシのバンドで、ヒラカワも町山さんのイベントでこのバンドの存在を知ることとなった。

それは、これまで聴いてきたどんなバンドとも違う匂いを発散していた。違う匂いと言ったが、どこか懐かしくもあった。その理由は、かつての演歌、怨歌が持っていた情念と似てもいたし、学生運動華やかりし70年代の新宿路地裏の風景にも似ていた。似てはいるが、メロディーも歌詞もどこまでも「現代」であり、社会風刺的であると同時に自己韜晦であり、物語的であると同時に書割的でもあるという手の込んだ仕掛けが隠されている。

そんなバンドのリーダーの素顔とは。

いやぁ、とにかくお聴きください。一筋縄ではいかない大人のヴォイスを堪能できるはずです。
この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/734にて発売開始致しました!

2014年03月28日

「陽平天国の乱」vol.035

2014年2月第3週 通巻35号~♪ 

桜もほころんで、国王も大学院終了しました!
こんどは、いよいよ入学式に入社式の季節ですね。
それでもいまだ、面接を受けて自信喪失している●さんのお便りに、まずは答えておこう!

■爆笑トホホ伝説■
国王大学院終了を記念して、〝大学・大学院のトンデモ講義〟だ。
内容や資料が間違ってるとか、教授が自分の論文を読みあげるだけとか、
講義テーマに関係ない話に終始したりとか、いろいろあるが、
笑える都市伝説的な講義や、超絶面白いという、トホホでない講義の話が面白い。

■スペシャル対談:3/4 @岩本町ワンドロップカフェ
超絶良書『がんばって生きるのが嫌な人のための本』を刊行された作家
海猫沢めろん先生との対談 4回目お名残惜しい最終回!
これまで、生き死にや、自由、終末思想などなど語り合ってきた同い年のふたりは、
それぞれに自分は「平凡だ」と言う。平凡とは何か、がんばるって何か。
「平凡とか普通がわからなくても、異常がなにか知れよ!」
「較べたらあかんのや! 人の人生を生きてどうする?」

■トンデモ社員図鑑■
今週のこんな社員いるのか!? は〝派閥〟野郎。
うちは派閥がないクリーンな会社と言いつつ
登竜門的部署などはあって、なんだかんだいって派閥はできる……。

★今週の音楽:OLIVE 「コップ」 ジーンとくるウェディングソング♪
 
   * * * * *

来週号配信のときには、国王はアラフォー後期に突入している。
次回は40歳記念号だよ~!

お知らせ:3月29日19時~@ゲンロンカフェ
      常見陽平の最強鬼畜カルチャースクールvol.2

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2014年03月21日

「陽平天国の乱」vol.034

2014年2月第3週 通巻34号~♪ 

春うらら、よへテラの民よ、花粉症はダイジョウブか?
今週は、冷蔵庫に「きのこの山」と「たけのこの里」を常備し、
その美味しさを熱弁する、まさに〝里山資本主義〟を地でいく国王なのだが
ダイジョウブか、チョコレート・アディクション!?

■爆笑トホホ伝説■
ロックと高齢化の深刻(?)な問題。
国王名古屋出張のみぎり、
かねてより好んだロックバンドZIGGYの30周年記念ライブをご観覧。
グレートなギグに、陽平国王、涙滂沱として禁ぜず。
だがっ! 周りを見まわすとどうなんだ? なんか年齢層高いぞ!
嗚呼、アラフォー青春同窓会はいつまで続くのか……。

■スペシャル対談:3/4 @岩本町ワンドロップカフェ
超絶良書『がんばって生きるのが嫌な人のための本』を刊行された作家
海猫沢めろん先生との対談第3弾!

国王とめろん先生は、同い年で、共通点がけっこうある。
たとえば、幼き日の二人は共に「ノストラダムスの大予言」を信じていた。
だが、1999年に恐怖の大王は降臨せず。
終末思想に思春期を翻弄された二人は……

■死ぬまでシネマ■ 有名無名はカンケイな~い
国王お気に入りのレア・コアがちの映画をご紹介する、まったりコーナー!

『高校教師』(1993年/吉田健監督)

高校時代、野島伸治脚本で大ヒットしたTVドラマ版を観て感動したが、その映画版だ。
大学1年のとき、母上にもらったお小遣いで勇んで観に出かけたが……。
同一作品のTVドラマと映画についての考察、こんな観方も面白い。

★今週の音楽:OLIVE 「In My Dreams」
歌詞が大好き
  * * * * *
お知らせ:3月29日19時~@ゲンロンカフェ
    「めろん先生も出るイベント、来てね!」(陽平)
  * * * * *

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2014年03月14日

「陽平天国の乱」vol.033

3月14日と言えば、ホワイトデーですよね...。

よへテラでは、番組中で流すオリジナル曲を募集中!アーティスト名、作詞作曲、簡単な説明文をつけて、音源はファイルストレージ経由でお送りください。

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目からウロコのなんでも問題解決 vol.007

第7回目のゲストは小川育男氏。『起業家はどこで選択を誤るのか〜スタートアップが必ず陥る9つのジレンマ』訳者であり、新規事業企画・立上のコンサルティングのほか、起業を前提としたビジネスプランコンテスト「起業チャレンジ」の企画、運営およびその受賞者を中心とした起業支援を行っていらっしゃいます。
小山龍介とは初対面の小川氏を迎えて、【成功への近道?!起業家が陥りやすいこんな過ち】というテーマでお送りします。

起業に関する本は多々あれど、起業するときの【人間関係】に着目した本はほかに例がない。起業が成功するもしないも、実はここに大きなヒントが隠されているようです。
起業の成功確率がもっとも高い年齢とは?
年代別の起業する目的、男性と女性ではこんなに違う?
親しい友だちとは一緒にやらない方がいい?
実際に、「起業チャレンジ」というプロジェクトを主宰し、多くの起業家たちを見守ってきた小川氏だからこそ語れる、「陥りやすい過ち」から学ぶ起業成功の秘訣。
どうぞお楽しみください!

・時事ニュースにHACKS!
「ソチ五輪 日本メダル8個 海外での冬季オリンピックでは最多」さまざま番狂わせがあったソチ五輪。メダルの数もさることながら、やはり注目は浅田真央選手。「メダルという結果もまたプロセスの一部、一喜一憂することではない」とライフハッカーが斬る!そのほか「東京に45年ぶり27センチの大雪を降らせた南岸低気圧」本当に困ったときに情報が手に入る仕組みが必要だと小山の切実な訴えも。

・今月のLIFEHACKS!ツール
今回は、「ツール」というよりは「テクニック」。『糖質制限ダイエット』の結果やいかに?小山龍介が自らのカラダで大実験したその結果をお伝えします!

・読書HACKS! おすすめの一冊
「世界の哲学50の名著 エッセンスを究める」哲学を学びたい人にぜひ!テーマごとにこの本がいいよ、と紹介してくれている480ページ。もちろん原書にあたるのがいちばんですが、哲学初心者の最初の一冊として、小山のように哲学を学び直したい方にもオススメです。

2014年03月08日

「陽平天国の乱」vol.032

2014年3月第1週 通巻32号~♪ 
春は弥生、出逢いと別れの季節でもある。
国王は三十路になってから3回会社を辞めて
より季節の移ろいを感じるようになりました。
しみじみと思い出のラジオデイズを回想する国王です。

■爆笑トホホ伝説■
今週は、国王自身のトホホ。
1990年代、ダイヤルQ2が熱かった! かどうか知らないが
国王、大学1年のみぎり死ぬほどハマっていた。
その後エロの規制とネット時代到来で低迷していたが
2014年2月末、ひっそりと25年の歴史を閉じた……。

■スペシャル対談:1/4
最新作『がんばって生きるのが嫌な人のための本』を
刊行された作家・海猫沢めろん先生との対談がすたーと!
「自由とは何か、不自由ではないことだ」
がんばって生きるとは何か。
シャレオツなカフェで寛ぐ二人の、臨場感満載の対話。

■古本スーパースター列伝■
古本(基本的に5年以上前刊)で安く読める名著を発掘して、ブックレビュー!

  銀色夏生『とにかく あてもなくても このドアをあけようよ』
(1995年/幻冬舎)

「わるいことばかり考えていてもしょうがないでしょう」
と語りかけてくる、美しい励ましにみちたオールカラー写真詩集。
若き日の国王が凹んでいたとき出会い、そっと肩を押してくれた思い出の本だ。

※今週の楽曲:OLIVE「三万度の歌」

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2014年03月07日

コペルニクスの探求 vol.18:小笹芳央×平川克美×居島一平(ゲスト)

居島一平は、芸の細かい芸人である。

今のところ、彼は「お笑い芸人」というカテゴリで飯を食べているが、それは彼の芸風が他のなににもカテゴライズできないからであり、お笑いではない何かを持っている芸術人、というほうがただしいかもしれない。
彼の笑いは単純なお笑いではない。聞く方もそれなりのバックグラウンドがないとついていけない。そもそも話す速度がはやすぎて、それについていくのも精一杯である。いうなれば言葉と知識の速射砲である。
であるから、今回の収録でも、最初の方では小笹も平川もついていけなくて、居島のボケを華麗にスルーしてしまうところがある。一番最初のボケでは、あまりの鋭利さに聞き手の二人がドン引きしているのが音声だけでもわかるほどである。

芸が細かいというのは、居島が生粋の歴史オタクであることに由来する。その知識が広く深いので、「それを知らないと笑えない」のである。
たとえば「旧帝国軍人が昔ばなし桃太郎を語る」「学徒出陣を見送る東條英機」「玉音放送」といった具合だ。この3つだけでもすでにテレビでは放送できないネタである。そのレベルは、かの一水会最高顧問鈴木邦男をして「右翼より右翼」と言わしめたほどである。

さらに一番得意なネタとして、「三島事件」のモノマネをやるのだが、これは本来は彼一人で演るネタではなく、観客参加型、本人曰く「ドルビーサラウンド型」のネタで、フルバージョンはこちらで聞くことができる。http://www.radiodays.jp/item_set/show/690
この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/726にて発売開始致しました!

目からウロコのなんでも問題解決 vol.006

大変お待たせしました!第6回目のゲストは芦田宏直氏。人間環境大学・副学長(岡崎学園理事)、河原学園・副学園長、辻調理師専門学校グループ顧問、上田安子服飾専門学校顧問。最新の著書に「努力する人間になってはいけない」(ロゼッタストーン)
小山龍介が「先生」と仰ぐ師匠はこの世に3名いらっしゃいますが、そのうちのおひとりである芦田先生を前に、いつもとは少し違う小山龍介に出会えます。

サイバネティックスから始まる機能主義、全体というのは要素の集合体ではない、相手を理解することは「正しくマッピングすること」、ヘーゲルと世界史、カントの適応という概念、型にはまる……。

対談のテーマは多岐にわたっているようで、ひとつの筋道に向かって突き進みます。小山の仕事内容(コンサルティング、ワークショップ)にまで鋭く言及する芦田先生に、小山龍介がどう立ち向かうか。辛辣一辺倒に聞こえる芦田先生から、世の学生に対する優しい視点を垣間見ることができます。
もしかしたら第二弾に続くかもしれないという期待感満々の、まさに、『目からウロコのライフハッキング』乞うご期待です!

・時事ニュースにHACKS!
「ソニーのPS4に完敗の任天堂」今回の完敗が実は確実に任天堂に勝機をもたらすという予言のほか、「小泉純一郎氏のTwitter事件」お騒がせの小泉劇場を小山龍介ならではの視点でハッキング!

・今月のLIFEHACKS!ツール
実はまったくの無音状態でいるより、多少の雑音が集中力を高めるのかも?小山が愛用するとっておきのアプリを紹介します。

・読書HACKS! おすすめの一冊
「成功はランダムにやってくる」ビビビっとくる。人々が成功するときは、実はそんな瞬間。計画しようのない世の中でいかに「カチッと偶然が起こる」クリックモーメントを起こすか。小さなヒントをお伝えします。

2014年02月28日

「陽平天国の乱」vol.031

2014年2月第4週 通巻31号~♪ 

明日から3月、ほんのりと暖かい。
陽平国王も目出度く大学院修了。
まあ反省もあるにはあるけど、とにもかくにも祝賀祭典!
プシュッと缶ビールのプルトップを引き上げながら、
未来に思いを馳せる国王なのだ……

■爆笑トホホ伝説■
やっぱり、ロッカーとかプロレスラーの〝詐称〟問題。
獰猛なレスラーが吼えながらウィスキーをラッパ飲みするも
瓶の中身が紅茶だったりとか、そりゃあトホホな盛り方なんだけど
それで、みんなが幸せの共犯関係になれるんならいいんじゃないの?

■殺し文句道場■
今回は、女の側から仕掛ける殺し文句。
「わたしに○○をかかせる気?」って、気の弱い諸君、
あまりないシチュエーションだよ、チャンスを逃すな!
※「殺し文句道場」は3月いっぱいはお休みします。
その代わり、最新刊を出したばかりの
鬼才海猫沢めろん先生との4週連続の特別対談だ~!

■トンデモ人間図鑑■
今月は、メールのトラブル社員。
これは実話。みなさんも憶えがありませんか?
逆上して恨みごとや暴露ネタを全社同報する奴とか、
秘密事項のメール全社同報とかで大炎上~!

※楽曲は、OLIVE「オトナストーリー」

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2014年02月21日

「陽平天国の乱」vol.030

2014年2月第3週 通巻30号~♪ 

光陰矢のごとし。
ソチ五輪と雪に埋め尽くされて〝2月は逃げる~〟
天麩羅食べたり、河豚鍋つついてる間にも、時は過ぎゆく。
我が民よ、うかうかしていてよいのか、現実を直視せよ。
震災の反省から、何か対策はしているのか?

■爆笑トホホ伝説■
思えば〝エロの世代間感覚差〟がハンパないぞ。
なんか巷のエロ描写が、国王若き日とは変わってきているようだ。
最近のAVでは観覧車でのエロシーンがないじゃあないか!
それがどうしたとは言わせないぞ。
エロの進化・探究が停滞する時代に危機感はないのか?

■殺し文句道場■
今回は大流行語になった予備校の林修先生の言葉の考察。
「いつやるか、今でしょ?」
このセリフ、実に様々なシチュエーションで使われているんじゃないか。
いかにも使い手があって、複製・模倣されていく言葉の秘密とは……。

■死ぬまでシネマ■ 有名無名はカンケイな~い
国王お気に入りのレア・コアがちの映画をご紹介するマッタリコーナー!

『どこまでもいこう』(1999年ユーロスペース/塩田明彦監督・脚本)

小学5年生、子供時代から脱皮していく、世界観が変わる時期の
人間模様を描いて、国王の胸を疼かせた作品。
陽平国王は「50分くらい」と言っていますが、実際は75分。
尺が短く感じられるほど、集中度や面白さが際立っていたのかもしれません。


★今週の音楽も、OLIVE「モノサシ」
 じつはこのOLIVEのメンバーであるCMプランナーの三浦北斗さんが
、陽平国王の最強鬼畜カルチャースクールにゲスト出演!
 3月29日@ゲンロンカフェ

よへテラでは、番組中で流すオリジナル曲を募集中!アーティスト名、作詞作曲、簡単な説明文をつけて、音源はファイルストレージ経由でお送りください。

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2014年02月14日

「陽平天国の乱」vol.029

2014年2月第2週 通巻29号~♪ 

バレンタインデ当日、日本各地も大雪のホワイト・バレンタイン!
菓子屋の商戦で、早期化・長期化したバレンタイン期間中に陽平国王も、チョコレートの山に埋もれていますぞ。
大雪といえば、2月8日も大雪で翌日の都知事選にも様々な余波があった。それにしても、選挙のときだけ政治に騒ぐのは見苦しいものですな。我が民よ、我らは、ふだんから当事者の問題として考えていこう。

■爆笑トホホ伝説■
今週は、いま世間を騒がせている、ゴーストライター問題について。
実は、国王も所属している物書きの世界では、ゴーストって結構あるのだ。実はオレが書いたんだよって、絶妙にクレジットを入れておくワザさえある。
今回のことで国王が違和感を覚えるのは、享受する側が、何にお金を払っているのかだ。これは結構深ーい問題なんですな。

■殺し文句道場■
殺し文句っていうと、もっとエロいシチュエーションで使えるものを期待されるけど、残念でしたー、今回も営業系の殺し文句だよ。
ズバリ、「1日あたり○○○」って、うまーく比較の対象をもってくるやり方について。これは人の錯覚を利用する数字のマジックだ、利用価値高いよ。

■人生駆け込み寺■
いやあ、陽平国王歓喜の、過激な相談が舞い込んだ~
若干恋愛恐怖症気味の、筋肉アラサー隊さん(中野区在住33歳♀)より

Q.なんで、あそこまでするのかって、セックスが気持ち悪いんです…。
 巷に蔓延するAVとエロ本の影響について、国王のご意見をお尋きしたく。
  
恋愛資本主義に洗脳されている諸君、赤裸々な女性の叫びを聞け。「そんなことされても気持ちよくないねん!」

★今週の音楽は、OLIVE 「Because]

よへテラでは、番組中で流すオリジナル曲を募集中!アーティスト名、作詞作曲、簡単な説明文をつけて、音源はファイルストレージ経由でお送りください。

※番組では、みなさまのご意見・ご要望、お悩み相談を募集中。 件名「よへテラ」で、info@radiodays.jp 宛てへメールをお寄せください。


企画・制作・ラジオデイズ / 提供:オリンパスイメージング株式会社
この番組は、オリンパスのICレコーダーLS14で収録しています。

コペルニクスの探求 vol.17:小笹芳央×平川克美×増穂輝則(ゲスト)

元ラグビー全日本チームのキャプテンで、2019年のワールドカップ日本大会のアンバサダーを務める増保輝則さんをゲストにお迎えしての、楽しいラグビー談議。
2019年のワールドカップは、大変大きなチャンスなのだが、まだまだ日本人全体に周知されているとはいえないようだ。しかし、近年ウェールズに勝ったり、オールブラックスに善戦したりと、日本ラグビーは着々と実力をつけてきている。大学選手権五連覇の帝京大学も、これまでにないような強い学生チームとなっている。

この近年急に強さを増してきたように見える背景は何なのか。
現場で指導し続けてきた増保さんにお伺いしてみた。

後半は、ラグビー選手を目指し、高校までフィールドに出ていたというリンク アンド モチベーションの小笹社長を交えた、ラグビーとマネジメントをめぐっての鼎談。チームワークの秘密を、経営のプロとラグビーの専門家が縦横に語ってくれている。
この音源の高品質版を含む、上下巻セットは2014年2月14日より、http://www.radiodays.jp/item_set/show/720にて発売開始致します!

2014年02月07日

「陽平天国の乱」vol.028

2014年2月第1週 通巻28号~♪ 

バレンタイン1週間前にして、義理ならぬ感謝と挨拶の
チョコレートをあちこちからいただく陽平国王です。
春は名のみの旧正月、雪もちらついたりでまだまだ寒いけど、
国民諸君、桜の頃には〝何を始めるか〟考えていますか?
陽平国王の抱負は、これだ~!

■爆笑トホホ伝説■
今回は、あのMacintoshの歴史のトホホに迫る!
じつは国王、あの「Mac People」誌に
「年収の上がらないマックの使い方」を連載中。
振り返ると、液晶モニタでBOSEスピーカー搭載の高級機種とか、
思考錯誤から誕生したトホホの端末もけっこうあった……。

■殺し文句道場■
今回も営業の凄まじいまでの武勇伝から。
大型受注を獲得した感動系パフォーマンス
それは意外にもシンプルな、しかし究極の殺し文句なのであーる。
人の琴線に触れる胸を打つ人ことはこれだ!
「私が○○○○○○!」聴いてね。

■古本スーパースター列伝■
古本(基本的に5年以上前刊)で安く読める名著を発掘して、ブックレビュー!

  山田ズーニー著『伝わる・揺さぶる!文章を書く』
                (2001年/PHP新書)

小論文指導のエキスパートによる戦略的文章読本。
文章術の本と言いつつ「いかに主張するか」のヒントが満載だ。
機能する文章を目指して、押えるべき7つの視点が明確に示されている。
要は、贈り物も殺し文句もコミュニケーションだよ。

         * * * * *

★今週の1曲は、OLIVE『どこまでも』

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2014年01月31日

「陽平天国の乱」vol.027

2014年1月第5週 通巻27号~♪ 

昨年大好評だった「X’mas直前最強鬼畜恋愛塾」、
国民の悲痛な嘆願書に、陽平国王が慈愛をもってお応えします。
第5週スペシャル「バレンタイン直前最強鬼畜恋愛塾」だあ!

で、その前にイントロ代わりに、
「革命的非モテ同盟」から届いている声明文をご紹介。
いや、バレンタインデー粉砕デモって、ねえ?
バレンタインデーのそもそもから紐を解こうか……。


そして、悩める国民からの目安箱を開けると……

・過去の人生でまともにチョコをもらった経験が乏しい[ふられん坊将軍]さん、
 非モテが可視化されるこの時期、どうしたらもらえる?
 
・10年以上友人として仲良くしている年下の彼のことが、ほんとうは好きな[ちょいブスの慈愛]さん。
 でも告白して失うのは怖い。臆病者でしょうか?

・「好きです、付き合ってください!」なんてのは中二病?
 大人の恋愛は告白から始まらないんですか?と可愛い質問は[チーズ♀]さんから。

年賀状並みの虚礼と化しているバレンタインのチョコ贈答。
女子の側の玉砕防止の義理を装った本命チョコ[こじらす系晴れ女さん]
なんて厄介なのものもあるんですね。やれやれ。


今回から、素敵な音楽もお楽しみいただきました。

 OLIVE「二人の居場所」
 金森浩太『つむひかり』より4曲

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アーティスト名、作詞作曲、簡単な説明文をつけて、
データでお送りください。

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2014年01月24日

「陽平天国の乱」vol.026

2014年1月第4週 通巻26号~♪ 

寒中お見舞い、おげんきですか?修士論文Upの次には、口頭試問が待ちうけ〆切にも追われる陽平国王は、冬のバーゲンで買物をしたり、お菓子を食べ過ぎたり誘惑に負けまくり、欲望に従順になり気味か?生きる価値をどこに置くべきか、ちょっと振り返ってみようか……

■爆笑トホホ伝説■
邦楽の題や歌い文句って、凄くないか?問題。たとえば、原題「デストロイヤー」が「地獄の軍団」だったり、
CDの帯やライナーノーツも煽り気味の檄文つきだったり。
そのダサい熱さはなんなのか?

■殺し文句道場■
今回は非リア充の諸君も真剣に聴きたまえ。〝かならずセックスができる〟という凄まじい言葉をご紹介! ……って、ホントか!?
ハードルを下げることによって成功することもある。ダメもとで言ってみるという自爆テクニック?

■トンデモ人間図鑑■
アラフォー闘病記とトンデモ社員図鑑が合体した!いろんな意味で「トンデモ」な人間を考える。
今回は、趣味にガチで没頭しているやつ。かつ仕事もサボらないというエラい人々が存在するらしい。これは、新春を寿ぐ素敵な人間図鑑なのである。


さてさて、国王新刊『できる人の平成史』のフライング・リーク。どうぞお楽しみに~。

それから、予告済みのバレンタイン特集の投稿、続々到着中。〆切は1月26日まで。まだまだお待ちしています!

国民を増やすためのアイデアも、お待ちしています!

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2014年01月17日

目からウロコのなんでも問題解決 vol.005

第5回目のゲストは、カリスマ同時通訳者の関谷英里子さん。
アル・ゴア元アメリカ副大統領、ノーベル平和賞受賞ダライ・ラマ14世ほか数々のVIP講演での同時通訳実績を持ち、NHKでのビジネス英話のプログラムも担当する関谷さんに聞く「ほんとうに効果のでる英語勉強法」とは?

2020年東京オリンピックが決定し、さらにビジネスの世界でも「これは日本国内向けのビジネス、こっちは海外に向けて」という区別がなくなってき昨今、英語はできないよりできるほうが断然いいでしょうと話す小山龍介。その意見に大きく頷く関谷さん。
いわく、目的を持ってサバイバル本能を目覚めさせよう。英語を聞けなきゃ、しゃべれなきゃ生きていけない状況に敢えて身をおく。これがもっとも早いでしょう。と。(二人の話の展開で、この番組中に小山の会社(ブルームコンセプト)社員のセブ島留学が決まってしまいました!)

日本国内でそんな状況を創りだすには?
どんなふうに勉強するのがいちばん効率的なのか?
まさに【積年の悩みを解決する究極の英語ハック】
(留学が決まったアシスタントはこれを聴いて、中学英語の教科書をもう一度読み返して(しかも感情込めて音読)しています。)

ご自身が同時通訳者(プレイヤー)であると同時に、経営者でもある関谷英里子さん。経営者視点でのお話、ご自身と英語の関係についてもお話ししてくださいました。
単に英語ができること、コミュニケーションツールにとどまらない「英語を使いこなす力」。

勉強って、人生と同じでゴールがありません。果てしなく、しかし、ときどきその道程を振り返って「あぁここまできたんだな」と成果がわかるときのあの気持ちよさが私たちをその先へと進ませてくれる。
この対談は改めてそんなことを思い出させてくれます。みなさまもぜひどうぞ。

・時事ニュースにHACKS!
「ついにアマゾンがスマートフォンに進出?」まさにビジネスモデル・イノベーションといえるニュースのほか、「2020年導入を検討、英語での中学英語授業」「2013年新語・流行語大賞」をハッキング!

・今月のライフHACKS!ツール
iPad。エアーとミニ。どっちがいい?両方使ってみて「そりゃこっちだろう」と小山龍介が決定したのはさてどちら?
加えてアドビのアイデアズ(手書きのアプリ)を使うにも、抜群のかき心地を誇るあるタッチペンの素晴らしさと改善の余地を語ります。

・読書HACKS! おすすめの一冊
キンドルで買ったこれ!堀江貴文さんの『ゼロ』。人にはそれぞれ悩みがありますが、それは人それぞれ違って当たり前。悩みの大きい小さいではなく、どれだけそれに真剣に向き合ったかが大事。自分とは違う悩みだけれども、「こういうこともあるんだ」と共感した小山龍介がしみじみ語ります。

「陽平天国の乱」vol.025

2014年1月第3週 通巻25号~♪ 

121万人の新成人が誕生して世間の正月気分も抜ける頃、
でも、無事に修士論文を提出した国王は、これで晴れてのお正月。
達成か~ん! 新たに意識もテンションも高くなりつつ。

■爆笑トホホ伝説■
〝意識高い系の学生団体〟はどうよ。
クサす気もないし、頑張ってる学生がホントは好きだけど、
たまにダメ~なのがある。
エゴと功績を追うばかりで人を見下すようだとね。


■殺し文句道場■
今回は、内定者をひきとめるための人事の側の殺し文句だ。
今思えばハッタリだが、国王もかつてすごいクドき文句を聞いた。
またよへテラのスポンサー様でもあるリンク&モチベーションの
小笹氏が、かつて採用担当者だったときの武勇伝も!


■死ぬまでシネマ!■ 舌を噛みそうな第3週の新コーナー!
有名無名関係ない、国王お気に入りの映画を、熱くご紹介するぞ。

「トレマーズ ―地殻変動の謎―」
(1989年 米/ロン・アンダーウッド監督 )

巨大地底生物グラボイズが、もうほんとに怖くて面白い!
90年代、陽平少年は弟君と「バックトゥザフューチャー3」を
観に行き、そのとき同時上映だったこの映画と出会った……。
ちょっとダサくてお金がかかってないのが面白かったりする。

        * * * * *

国民よ、よへテラ人気は急上昇中だ。
人口も増えてきたが、まだ移住は可能だ、待っておるぞ!

1月第5金曜の31日には、バレンタイン直前、恋愛鬼畜塾だ。
お便り、ご相談、どんどんお寄せください。

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2014年01月10日

「陽平天国の乱」vol.024

2014年1月第2週 通巻24号~♪ 

年末年始どうだったのよ? と北海道お取寄せのビールのプルトップをプシュッと引き開ける陽平国王は、
かつてないほど意識低く迎えたお正月だったそうです。
人はマンネリを求めているのか、珍しく年賀状に癒されつつそんな安寧の儚さについて思いを馳せていきます。


■爆笑トホホ伝説■
コンビニってネタの宝庫じゃないか?問題。ある種〝情報〟の発信基地になってて、楽しいものがいっぱいある。
プロレスラーとのコラボ弁当やら、企画モノのカップ麺やら可愛いパッケージのコン○ームとか。愉しい活用法も紹介しています~


■殺し文句道場■ 今年からの新コーナー!
さっそく「非リア充28歳」の国民からリクエストが来た。
今回は、営業に使える、とっておきの一言を考える。辣腕営業マンのスゴい殺し文句の数々…。
国王が車を買い替えるときに、ディラーの営業マンが神で、彼のひとことが国王をシビれさせたのだという。

■人生駆け込み寺
国王が人生に悩めるリスナーにお答えする人民救済コ-ナー。
今月は、国王と同世代の女性からの、心打たれる健気なお悩みです。

Q.コールセンターでアルバイト中。時給も決まっているし昇給もないのに、自分なりに工夫をして、成果を上げようと、つい努力をしてしまう。
同僚からは「正社員でもないのだから」と言われるが、どんな心がけで働いたらよいのでしょうか?
(福岡県のCD買うため働く私)さん

「そうだね、任された仕事の中で自分でテーマを見つけるのは、楽しく働くための工夫で、大切なものだね。でもね……」

  * * * * *

投稿常連の「ふられん坊将軍」さんからの目安箱にこたえて、1月31日は、バレンタインデー直前対策だよー。
■最強鬼畜恋愛塾バレンタイン篇■ 乞うご期待!
1月27日までに、ご相談や体験談や怒りなど、お寄せくださ~い。

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コペルニクスの探求 vol.16:小笹芳央×平川克美×盛田隆二(ゲスト)

コペルニクスの探求では、文化人、スポーツ選手など幅広い分野で活躍する方々をお招きして、技術論、芸術論、創造の秘密などをお伺いしているが、今回は生粋の小説家であり、先ごろ七十年代の高校学園紛争を舞台に、みずみずしい作品『いつの日も泉は湧いている』を発表された盛田隆二さんをお招きした。

小説家とはどのような人間なのか。小説家は、何故書くのか。どのように書くのか。平川が、小説作品の虚実皮膜について訊いている。どこまでが事実で、どこから想像力が動き始めるのか。この鼎談では、その作家の秘密の一端が示される。

実は、高校生の時に書いたという小説(デビュー作)の一節が、この度の新作の中にそのまま出てくる。主人公の守田青年が期末試験の答案の裏に書いた小説の書き出しである。だから、まったくのフィクションではない。しかし、守田青年は、作者の盛田隆二そのものではない。実際には、盛田隆二の一年先輩にあたる盛田隆二のアバタ―なのである。

創作の謎に肉薄して、聴くほどに面白い鼎談である。
この音源の高品質版を含む、上下巻セットは2014年1月10日より、http://www.radiodays.jp/item_set/show/715にて発売開始致します!

2014年01月07日

目からウロコのなんでも問題解決 vol.004

第4回は、「誰からも『気がきく』と言われる45の習慣」「エグゼクティブ秘書が教える一流の仕事術 ボスを支える20のミッション」の著者で、人材育成コンサルタントの能町光香さんをお迎えしました。テーマは【「3歩下がって5歩先を読む!」一流のサポート力を身につける】

外資系企業にてエグゼクティブ・アシスタント(社長/重役秘書)を務め、彼らのビジネスパートナーとして大活躍された能町光香さん。
当時を振り返り、「人脈術」から「仕事をさばくコツ」「スケジュール管理」「名刺整理」にいたるまで、あらゆる質問に答えてくださいました。
「言われたことを言われたとおりにこなすだけじゃなくて、実は、秘書ってとてもクリエイティブな仕事なんです!」
さすがは経験のなせる技!と思わずライフハッカー小山もうなります。
「秘書の視点で見ると、こういう上司ってどうですか?」自らを省みながらの質問にも忌憚なく答えてくださる能町さん。「日本の企業でも、秘書がもっと力強くボスをサポートしていいんです!」とおっしゃいます。
経験に裏打ちされた、独自に培ったスキルとノウハウ、明日から真似できることがきっと見つかります。

・時事ニュースにHACKS!
「そもそも時事ニュースをハックって?」楽天優勝、山本太郎議員の直訴、山手線に新しい駅が増える?の3つについて、ネタ選びの視点からハッキング。

・今月のライフHACKS!ツール
軽量化され扱いやすくなった一眼レフカメラ。11月は各社から新製品が出されています。そのうちのひとつをつい先日購入したライフハッカーが写真撮影のコツを2つお伝えします。

・読書HACKS! おすすめの一冊
『シナリオ・プランニング――未来を描き、創造する』明日のことは誰にもわからない。だから予想するのではなく「予見」しよう。感じよう。準備万端整えて、何があっても動じない。そんな自分になるための一冊です。

2014年01月03日

「陽平天国の乱」vol.023

2014年1月第1週 通巻23号~♪ 

あけましておめでとうございます、 ことしもよろしくお願いいたします!

国王ご幼小のみぎり、サンタがいると信じていたし、お正月だって、それなりに好きだったことを思い出しました。
一年の計は元旦にあり。だからってムキにならずに〝戦略的やる気のなさ〟が案外成果につながるかも?
意識低いことで、ごめん!それでも、地に足のついた1年を大事にしたいものですな。

■爆笑トホホ伝説■
初売りトラウマ体験~♪
正月の買物って、けっこう当たりハズレが激しい。
福袋ってお得かもしれないけど、ビミョーなものも入ってる。
国王の大失敗の経験が、いま明かされる!


■殺し文句道場■ 新コーナーだよ!
恋愛の場でも、営業の場でも「これを言ったらイチコロや」みたいな言葉の大研究だ。
殺し文句の効用として、国王の武勇伝がこれもいま明かされる!
そして記念すべき第1回は、なかなかに香ばしい恋愛殺し文句。

■古本スーパースター列伝■
国王は、スポーツ・ルポルタージュが大好きだけれども、とくにプロレスや格闘技には名著がたくさん。

『1976年のアントニオ猪木』柳沢健(2007年3月刊)
1976年の猪木に関わったひとを世界に訪ね歩くルポルタージュ。異種格闘技戦、歴史に残る名試合、モハメド・アリとの世紀の凡戦などの舞台裏があますことなく描かれている。
プロレスを知らない読者をも引き込むほどの圧倒的な名筆致である!

よへテラ、今年はひょっとしたらオフ会とかもやっちゃおうかな。今年は飛躍の年に!
「よへテラヤバいぞ!」と応援してください。

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2013年12月27日

「陽平天国の乱」vol.022

2013年12月第4週号~♪ (通巻22号)

年の瀬、今日が仕事納めの勤勉な国民諸君も多いのかな。
来年が最後のモラトリアム期間となる陽平国王は、
いささか憂い顔の年末なのであーる。

振り返れば、今年も世界は良い事ばかりじゃなかった。
政情もそうだが、自然災害、異常気象……etc.
リスク管理がホントに進化しているのか甚だ疑問である。
我らはいつまで安心して暮らしていくことができるのか。
しかし、我が民よ、新しき年にさらに靱くあれ!

■爆笑トホホ伝説■
お店の名前とか看板ってちょっと変じゃないか?問題。
下町や出張先の地方では、けっこう変な店名に出くわす。
それにさ、スナックの名前は何故に「ゆき」なんだ?
戦略論のセオリーからすると、こいつはどうだ?
それでも笑える、超絶面白いスナックのあれこれ。

■アラフォー中二病闘病記■(最終回)
国王も含まれるR40世代は、なんと200万人にもいる。
ロスジェネと言われつつ、人数が多いが故に消費のターゲットだ。
たとえ小声であっても〝自分語り〟をやめられない哀しきアラフォー。
国王は「ぼくらは、中二病を卒業させてもらえないんじゃないか」と思い始めている。留年し続けるR40……。
(※「アラフォー中二病闘病記」はこれが最終回ですが
 今後は「トンデモ社員図鑑」とドッキングしてのお届けします)

■コンビニグルメ■(最終回)
1000円以内で楽しめる〝食の官能小説〟もこれでお別れ。
なにしろ、「放送事故だ」という声もあったからね。
で、最終回には、札幌市出身の国王としては、コレしかない!
北海道の名店が日清食品とコラボした「すみれ」
ご当地再現系の限定流通の、カップラーメンである。

最初にスープをすすってから、コショウでお味調整し、
おもむろにズズズーッ「これ、なかなかイケています!」

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2013年12月20日

「陽平天国の乱」vol.021

2013年12月第3週号~♪(通巻21)

今年はスランプだった…と、しみじみ語りだす国王ですが、
「スランプを如何にポジティブに解釈しなおすかが大切なのだ!」
故ジョブズの名言より国王が感銘を受けた connecting the dots(点と点をつなぐ)、
これを座右の銘に「我が民よ、来年はともに飛躍の年を歩まん!」

■爆笑トホホ伝説■
あのさ、年齢詐称ってどうよ?
やたらと昔の事情に詳しい国王にも疑惑は深まっている模様だが。
AVや風俗ギャルのサバよみや、著名人のカミングアウトも面白い。
まあ、逮捕されると年齢がバレるんだけどね。とほほ。

■アラフォー中二病闘病記■
R40のクルマ自慢がウザい問題。
そうは言っても、車のウェブサイトを頻繁に覗くという国王自身が
車談義が熱くできるのはカッコイイな♪と思うワケです。
ここはひとつ男のロマンってことで、これは治さなくてもいいのね?

■トンデモ社員図鑑■ 
あなたの会社に棲息する「こんなやついるのか!?」のトンデモ社員、
今月は、接待王というやつがいるぞ!問題。
接待に魂を賭けている奴らは、なんと社外秘の接待マニュアルを持っているそうな。
相手のニーズに合わせて、カッコよくおもてなしをしたいものですね。


東京にも初雪が降ったよ、素敵な週末を過ごしましょう。
メリークリスマス!

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2013年12月13日

「陽平天国の乱」vol.020

2013年12月第2週号~♪(通巻20)

はい、13日の金曜日です。それがなにか?
お歳暮シーズンまっただなかですが、前フリは昨今のお土産事情。
年末年始に帰郷とか旅行する人に、贈り物名人になる情報です。
あ、それからお歳暮贈るなら25日くらいまで。豆知識ね。

■爆笑トホホ伝説■
そういえば、かつてPCのクソゲーがあった…なんなんだ?の元祖エロゲーのようなもの、パロディかパクリか、かぎりなくボーダーで、なんでもあり、いろいろあり(ため息)。

■アラフォー中二病闘病記■
ボーナスで無駄に熱く風俗に繰り出す、そんな中二病男に気をつけろ!
うん、だから国王、それも中二病なんですか?

■陽平の人生駆け込み寺■
国王が、人生に悩めるリスナーのご相談にお答えする人民救済コ-ナー。
Q.いまの若者と国王の世代のエロ事情はどのくらい変化したのでしょうか?(新聞記者 28歳♂)
いや、だからアータ、それって〝悩み〟相談なの?国王に取材するなら、謁見申請出してね。

なぜか今週は不思議なテンション。国王の心の底に潜むマグマの影響なのだろうかっ!

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コペルニクスの探求 vol.15:小笹芳央×平川克美×光嶋裕介(ゲスト)

『建築武者修行』(放課後のベルリン)という、バックパッカー時代の海外生活を纏めた本が話題の、若き建築家光嶋祐介を迎えての鼎談。

旅とは何か、建築家の仕事とは何か、ビジネス環境と建築との理想の関係についてなど、興味深いテーマに話が弾む。
若い才能がどのように花開いていくのか、光嶋の生き生きとした語りの中にたくさんのヒントが隠されている。

ビジネスでも、アートでも、将来を目指す若い人たちに、是非とも聞いていただきたい鼎談です。
この音源の高品質版を含む、上下巻セットは2013年12月13日より、http://www.radiodays.jp/item_set/show/712にて発売開始致します!

2013年12月06日

「陽平天国の乱」vol.019

2013年12月第1週号~♪(通巻19号)

先週のX'mas直前スペシャル「鬼畜恋愛塾」の評判は上々、
ポッドキャストのランキングも第1位だったし、
気分よく、お便りの紹介から。
恋愛のさなか、映画やドラマの真似をしての失敗例、成功例、
これまた参考になるけど、イントロが20分というのは、
国王、ちょっと長いんでは~?


■爆笑トホホ伝説■
リスナーのリクエストから、プロレスのトホホシーンを。
けどね、プロレスはトホホでなんぼ。
というか、もうトホホだらけなのよ。

■アラフォー中二病闘病記■
〝R40のぼくたちは、いつまで若者なんだ〟問題。
結構な年齢の奴が若者を代表して語っているが、
おっさんが既得権を吼えてどうする?
〝御用若者〟を駆逐せよ!


■古本スーパースター列伝■
古本(基本的に5年以上前刊)で安く読める名著を発掘して、ブックレビュー!

山本直人著『大学生のためのキャリア講義 ―就活本を読む前に―』
(インデックス・コミュニケーションズ 2007年刊)

元博報堂人事局ディレクターによる、
仕事ってなあに、働くってなあに?に答える、良書。
就活生のみならず、ふつうに働くみなさんにもオススメだ。

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2013年11月29日

「陽平天国の乱」vol.018

2013年11月第5週号~♪ (通巻18号)

街は見事なまでに盛り上がらない前倒しXmas商戦中だが、国王が10代だった頃のメディアは、煽情的にXmasの後押しをしていたっけ。
ひとりぼっちで聖夜を過ごすなんてイヤという気持ちに拍車もかかった。
んなワケで、今週はXmas直前、最強鬼畜恋愛塾~!!
第5金曜スペシャルは、いつもより15分延長の大サービスなのだ。

まずは、迷える子羊のごとき国民&恋愛難民たちからのお悩み相談から。
下町のトムクルーズこと陽平国王の、迷快アドバイス三連発!

Q1.ふられっぱなしの人生、周りの女子から「ガツガツし過ぎ」と退かれるが、〝いい人〟で終わるのは嫌だし、どうしたら?(ふられん坊将軍♂●歳)

Q2.SNSで婚活を始めたものの実際に会うのは不安。SNS恋愛はいかがなもの? Xmasを一人で過ごしたくないけど、かといって愛のない交際は嫌。(ちょいブスの慈愛さん♀32歳)

Q3.彼女いない歴22年。中学生のときから異様に女子を意識してしまい平常心が保てない。女子と何をどう話せばいいのか。(リッキー・スティムボード♂22歳)

後半は、非リア充だった若き日のトホホな行状を赤裸々に披露しつつ、国王のスパルタ恋愛塾は快進撃だ。

「我が民よ、適切な努力を惜しむな!」
「大胆に行け! しかしイキナリ無理はするな!」
「いいかい? Xmasは始まりにしか過ぎない」

ね、金言に満ちているでしょ?

※番組では、みなさまのご意見・ご要望、お悩み相談を募集中。 件名「よへテラ」で、info@radiodays.jp 宛てへメールをお寄せください。


企画・制作・ラジオデイズ / 提供:オリンパスイメージング株式会社
この番組は、オリンパスのICレコーダーLS14で収録しています。

2013年11月22日

「陽平天国の乱」vol.017

通巻17号
2013年11月第4週号~♪

原稿と修文の〆切に追われて、気づいたら今年もあと1ヶ月。
それでも、ポールのライブにも行くし、永ちゃんのチケットもとらねば!
陽平国王の30代も、もうすぐ終わる…、人生いろいろ~♪

■爆笑トホホ伝説■
アーティストたちの突然の謎のソロorバンド活動の件。
男性ソロアーティストで日本一売れた河村隆一もいて
トホホばかりではないのだけれど。
どうなんだろうのケースもいっぱいだった……。

■アラフォー中二病闘病記■
R40の〝健康自慢、不健康自慢〟がウザいの問題。
マラソンに、ジムに、病院に、etc.
なんにしても、どんだけ自分に関心があるのやら。
もうじき国王の新共著『アラフォー男子の憂鬱』が出るよ。

■コンビニ・ぐるめ■ 1000円以内で楽しめる、食の官能小説?
中華そば富田の「濃厚とんこつ魚介ラーメン」
コンビニの冷凍ケースから買ってきました。
レンチン5分半、熱々を、ふーふー、ズルズルの実況中継です。

◎次回は第5週の特別篇だよ、おたのしみに~

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「陽平天国の乱」vol.016

2013年11月第3週号~♪(通巻16)

街にはすでに、X'masソング♪
寒さにめげて、あったかい渋茶が恋しくなり
ちょっと年齢を感じもしている陽平国王。
山積みの仕事を掻き分けながらも
修士論文の真っ最中・39歳の大学院生なのであ~る。

■爆笑トホホ伝説■
今回はちょっとアングルを変えて、トホホな物を取り上げる。
店に並ぶ〝季節限定〟〝大人向き〟の商品だよ。
秋冬の彩りだttり、パッケージが無駄に豪華だったりする。
たしかに美味しいのだけど、リピがない感じ。
それはなぜか……。
 
■アラフォー中二病闘病記■
R40で、恋愛遍歴・苦悩の歴史自慢はウザい。
でも、まあ、これが参考になるんだよね。
リスナー「ふられん坊将軍」さんからのお便りに応えて
恋愛感を展開する国王なのだが、これが意外な方向に。

■トンデモ社員図鑑■
あなたの会社に棲息する「こんなやついるのか!?」今月のトンデモは、
墨田区在住の29歳♂からの悲鳴にも似たご相談から。
「会社の経費きりまくる上司がいるんです、どう考えたらいい?」
汚職の一歩手前ぐらいの勢いで経費を切りまくるヤツいるよね。
まさか生活費に流用はないと思いたいが、
会社の資源で、どんだけ面白いことができるか考えてみようか?

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2013年11月08日

目からウロコのなんでも問題解決 vol.003

第3回は、「利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか」の著者、紺野登先生をお迎えして、【目的工学で自分のミッションを捉え直す】というテーマでお送りします。

何を隠そう、小山が代表を務める株式会社ブルームコンセプトのクレドにひとつにはこんな項目があります。「【宙】もっとも貴重な財産である時間を大切にする」。
その貴重な財産である時間を確保するために、さまざまなハックシリーズの本を世に出してきた小山龍介が、いまここで、本質的な問いを自らに問いかけます。

「効率的に仕事をして時間を節約するのは、そもそも何のために?」

【目的工学】の大家である紺野先生との対談は、この問いから始まります。紺野先生は、目的と目標の明らかな違い、最も大きな違いを示してくださりつつ、小山に3つの質問を投げかけます。
突然の紺野先生からの問いに、小山龍介はなんと答えるのでしょう?
この問いに答えることで、小山が得た目からウロコの真のライフハッキングとは?

「私」だけが得することなどもはやありえない。とても個人的なことが実はもっと背後の背後の背後の「世の中のため」に繋がっていく、これが人間の基本的な倫理性とか道徳性なのだ。

紺野登先生と小山龍介の美しい言葉のやりとりをぜひお楽しみください。


【時事ニュースにHACKS!】
「散らかった部屋は創造性を育む」というミネソタ大学での実験結果のニュースと、10月に5つも日本列島を襲った台風のニュース。

【今月のライフHACKS!ツール】
季節は変わり目、体調を崩しやすいとき。湿度を可視化して環境をコントロールしましょう【湿度計】

【読書HACKS! おすすめの一冊】
清水博先生著『〈いのち〉の普遍学』。大事に読んでいることを表すかのように丁寧に引かれた赤線が印象的な小山龍介のバイブルです。自分は、社会のために何ができるだろう?と考えている方にぜひ読んでいただきたい一冊です。

「陽平天国の乱」vol.015

2013年11月第2週号~♪(通巻15)

プロ野球 楽天の優勝に世間が沸いてる今、育ちは北海道、生まれは仙台のヨウヘイ国王がビジネスパーソン、研究学徒としての感慨のうちにふかーい考察から語り出しています……

■爆笑トホホ伝説■
かつて雑誌の記事には無駄な〝熱さ〟があった! ヘビメタ、プロレス、模型 etc. …
マニア度やジャンルがレアになるほどに熱さも増して読者投稿欄までが論争で煮えたぎったのだった。

■アラフォー中二病闘病記■
R40によくいる、消息マニアって、どうよ? カルト的な情報蒐め。ある意味人生こじらせてるよね。〝あの人の今〟を追い続ける、おまいらの今はどこに?

■陽平の人生駆け込み寺■
陽平オジサンが、人生に悩めるリスナーからのご相談にお答えする、人民救済コ-ナー。

Q.ラーメンが大好きでやめられない。なので最近太ってきた。でも痩せたいんです、どうしたら?
 (横浜市29歳♂ラーメン大好きさん)

紫綬褒章受賞の北方謙三先生に負けない人生相談を目指す国王が具体的で、そもそも・ふーむ、なるほどな、ダイエット指南!

◎国王の新刊が続々刊行。
人事評価について、リクルートについて、そしてイベントもありますよ、チェキッ!

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2013年11月07日

コペルニクスの探求 vol.14:小笹芳央×平川克美×徳重徹(ゲスト)

電動バイクの製造販売で、一躍有名になったテラ・モータースの社長、徳重徹とはどんな人物なのか。その激しいチャレンジ精神がよくあらわれた鼎談になっている。

九州大学工学部を卒業後、地元の企業に就職したが、自分が本当にやりたいことを見つけるために、当時もっともチャレンジングなビジネスの場であったシリコン・バレーに就く。そこで、出会ったのが、平川のやっていた会社であり、徳重はこの会社のCOOとして六年間、ほとんど独力でビジネスを切り開き、会社を維持した。平川に言わせれば、歴代のCOOが匙を投げた、不毛の地を耕すような仕事であった。その会社を解散させるまで、徳重は平川と二人三脚で行動を共にする。

以後、テラ・モーターズという電動バイクの会社を立ち上げ、強力な既存メーカーが待ち構えている、誰もが不可能だと感じていた分野で、日本市場トップのシェアを取るまで成長させた。今後の課題は、アジア全域に電動バイクの市場を拡大し、売上1000億円を目指すとのことである。

これぞ、アントレプレナーというべき、若き経営者の言葉を是非お聴きください。

この音源の高品質版を含む、上下巻セットは2013年1月1日より、http://www.radiodays.jp/item_set/show/697にて発売開始致します!

2013年11月01日

「陽平天国の乱」vol.014

2013年11月第1週号~♪

11月になりましたね、今年もあと2カ月。
修士論文のメドが立ってきたのか、
文化の日に母校にプロレス観戦に行こうかという国王です。

■爆笑トホホ伝説■
伝説の放送事故、そして番組中の神展開!
まさかの放送中のトラブルが、そのまんま放送されていたが、
これがなかなか面白い。YouTubeで見られるものもあるよ。
国王の某ラジオ番組イントロの再現が聴きモノ!

■アラフォー中二病闘病記■
R40でバンドやってる会社員つうのは、なんでメンドくさいのか。
マジ具合がモロ体育会系ノリ、しかも良い楽器を持ってるんだよね。
ズラやコスプレ、やり過ぎはちょっとビミョーでは?
って、ディスってはみたけど「音楽は続けたほうがいいよ~♪」

■古本スーパースター烈伝■
古本(基本的に5年以上前刊)で安く読める名著を発掘して、ブックレビュー!

『月曜の朝、ぼくたちは』井伏洋介(幻冬舎/2008年6月刊)

 30歳を目前に人生の岐路に立つ主人公は…、
 人生はUP DOWN、社会人なりたての若き国王の胸を打ち咽び泣かせた、傑作青春小説!


●国王の新刊『アラフォー男子の憂鬱』も近日発売!
おおたとしまささん、速水健朗さん、赤城智美さんとの共著です。
なにやら全員、中二病を抜け出せないR40か!?

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2013年10月31日

「陽平天国の乱」vol.013

2013年10月第4週号~♪

修士論文の提出がヤバいときなのに、
キッスの武道館ライブに出かけちゃう国王ですが、
やなせたかし氏、天野祐吉氏のなど、大きな人の訃報にふれ
広告やビジネスについて深遠な持論を展開。

■爆笑トホホ伝説■
1980年代、90年代のテレビでは、
いかにロックバンドをダサく描いていたかの件。

■アラフォー中二病闘病記■
〝中年のエロの歴史を語るやつには気をつけろ〟
エロ本を買うときに無駄に「少年ジャンプ」も一緒買いして
表紙を隠してレジに差し出したドキドキのチューボー時代。
あなたも憶えがあるか?

■コンビニ・ぐるめ■ 1000円以内で楽しめる、
明治ブルガリアヨーグルト
「朝のフルーツミックス」アロエ+脂肪0
小さくてもたしかな幸せ♪
国王、ちょっとだけ健康に留意しています、R40だしね。

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2013年10月24日

目からウロコのなんでも問題解決 vol.002

第2回は、サムライインキュベート代表の榊原健太郎さん。8月に出たばかりの著作「20代の起業論」も大好評。
インキュベートとは、「孵化装置」という意味。生まれたての起業家が孵化し、事業がビジネスとして成り立つまでを厳しく温かく見守る榊原さんが、その豊かな経験からとっておきのお話を聴かせてくださいます。

題して「ベンチャーで一攫千金!?知られていない起業成功の法則」
榊原氏の黄金の少年時代のエピソードや、小山龍介と共通の友人でもあるベンチャー起業家の話題、そして成功の法則〜マインドとスキル〜などなど、ありのままお話していただきました。


  • アイデアがなくても起業できちゃうってホント?
  • マネタイズは二の次。いちばん大事なのは「コレ」
  • イノベーションに絶対必要な、ある要素。

「起業家は、決して特別な人間じゃない」と言い切る榊原さん。ごくごく普通の人が起業して成功するためには、いったい何が必要なのでしょう?
起業に興味のある若者や、そんな熱いサムライたちを応援したい大人の皆さんだけでなく、すべての社会人に聴いていただきたい60分間です。

【時事ニュースにHACKS!】
ついに開催決定した2020年東京オリンピック、そして脅威の視聴率を誇ったあの『半沢直樹』が斬られます。

【今月のライフHACKS!ツール】
今月はもちろんこれでしょ!「iPhone5s」使い勝手と仕様についてユーザー視点でハッキング。

【読書HACKS! おすすめの一冊】
今月は、まさに「読書HACKS!知的アウトプットにつなげる超インプット術」。(株式会社ブルームコンセプト取締役原尻淳一著。)帯の「体質を変えろ!」に込められたメッセージ解説もお楽しみください。

コペルニクスの探求 vol.13:小笹芳央×平川克美×鹿島茂(ゲスト)

<日本の資本主義をけん引した渋沢栄一。その見事な評伝を書いた、フランス文学者の鹿島茂。いったい、渋沢栄一とは何者なのか。

話は、株式会社草創期の日本の風土についての分析から始まり、渋沢栄一とサン=シモン主義の共通点について鹿島が論じる。株主と経営者の分離というアイデアは、フランスにおいては金のない貧乏人が、一発逆転をねらう投機的な欲望と合致した。それはまた、王権、封建領主、官僚が独占していた権力を打ち破る革命思想でもあった。

渋沢は、日本において株式会社の存在が、官僚主義を打破し、産業を発展させる好機になると判断し、自ら株式会社を設立する。しかし、渋沢が考えていた株式会社とは、今日の株主の有限責任を謳う株式会社とは、やや異なるものであった。その実態とは?また、個人の欲望の解放を認めながらも、自らは投機的な行動を禁じた理由は?

これまでの禁欲的、道徳的な渋沢像とは異なる、自由人としての渋沢像を介して、明治期、戦前昭和の企業人のエートスの根幹を探る。

この音源の高品質版を含む、上下巻セットは2013年10月11日より、http://www.radiodays.jp/item_set/show/685にて発売開始致します!

2013年10月18日

「陽平天国の乱」vol.012

2013年10月第3週号~♪(通巻12)

前日の夜のアルコールも抜けて、スカっとした頭の国王。
窓の外は激しい台風が吹き荒れていましたが、陽平国王本出版の嵐に乞うご期待!
(ちょびっとだけリーク~)

■爆笑トホホ伝説■
昔の「少年ジャンプ」漫画の不可解な終わり方について。
そのワケは、当時の読者投票の結果を反映させていくという魔の編集方針にあった。
「北斗の拳」しかり、「ハイスクール鬼面組」しかり、「バラモンの家族」「デスノート」etc.…

■アラフォー中二病闘病記■
R40で、ラーメンに無駄に熱い奴。
栄養や成分にこだわり、トッピングや香辛料にこだわり、角肉 煮玉子、明太子、カラシ高菜と、またもやetc.…
いやそれ、たしかにその熱さどうかと思うけど、なぜか、自身が熱く語る国王でした。

■トンデモ社員図鑑■
あなたの会社にもそんな奴いる?! 今月のトンデモ社員は、東京都在住30歳(IT企業勤務)からのタレコミ(投書)から。
「会社の同期が、ずばりヤリチンなんです、どう思います?」草食系男子時代と言われて久しいが、いるよね、そういう奴。
モテないキミ、そういう社員に学んだらどうかな?

今週のよへテラ、いかがでした?
修士論文提出まで残すところ3カ月、国王がんばりま~す!
でもってよへテラでは、家来、もといインターン、もといアシスタント募集を考え中~!

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「陽平天国の乱」vol.011

物書2013年10月第2週号~♪(通巻11)

10月、11月は国王も出版ラッシュのゲラ地獄、加えて修士論文の〆切が迫ってる!
お后紀と一緒に車で移動しながら収録された今週号、臨場感溢れすぎのノイズ、ご勘弁ください!


■爆笑トホホ伝説■
〝昔のバンドは怖かった〟話
ミュージシャンの楽屋裏は、意外や意外な軍隊に比す超体育会系。
火を吹く伝説の酸欠ライブ、器物損壊、排泄まで!? はたまた、打上で殴り合いの大乱闘だ~! 

■アラフォー中二病闘病記■
R40男は何故サングラスをかけるのか?
かつてのスターへの憧れか、鼻息荒く黒メガネ、でもそれって、シワ隠しかよ?
切実なそのワケに、悲哀を感じるね。

■陽平の人生駆け込み寺■
陽平オジサンが、人生に悩めるリスナーからのご相談にお答えする、人民救済コ-ナー。

Q.お世話になった先生の退官に伴う、女子高の同窓会。
  イタい思い出もあって行きたくない(泣)、それでも行くべき?
  (墨田区38歳♀猫の母さん)

めんどくさいだけでなく、ちょっと残酷なのが同窓会。
青春が美しいわけじゃないだろー、でも、R40だよ、怖いもの見たさってのもあるじゃん。


なんだかアラフォーの悲しみが溢れる第2週、秋風のせいかなあ。

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2013年10月04日

「陽平天国の乱」vol.010

2013年10月第1週号~♪

さてさて、枯葉舞う秋です。
国王のおすすめの秋の味覚は、デパ地下にあります……。

■爆笑トホホ伝説■
個人の手作りHPはイタい、サムいの件。
ネットに取り残された「●●のお部屋」のログが寒々しい。
そのハンパないダサさと秋風の冷たさに震え上がる国王でした。

■アラフォー中二病闘病記■
〝昔は俺はオレはワルかった〟話はめんどくさい。
せいぜいボンタン穿いてたとか、ヘビメタ聴いてたとかでしょ。
そんな奴には「暴力団に入ってたんですか」と訊いてやれ!

■古本スーパースター烈伝■
古本(基本的に5年以上前刊)で安く読める名著を発掘して、ブックレビュー!

 ◎雨宮処凛・萱野稔人 共著
 『「生きづらさ」について』(2008年光文社新書)
 貧困、アイデンティティ・ナショナリズム

そして〆は「よてテラ」国民からの嬉しいお便りの紹介です。
勲章授与!

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2013年09月27日

「陽平天国の乱」vol.009

2013年9月第4週号~♪(通巻9)

秋のイベントはめんどくさい。
鍋奉行ならぬ、バーベキューで凝る国王は
変わりやすい秋の空に翻弄されるのでした。

■爆笑トホホ伝説■
1990年代のプロレス雑誌が無駄に熱い件。
思想、科学、人類のロマンを、プロレスに投影して
主観に貫かれた白熱した試合記事は、
とにかく暑苦しかった!

 
■アラフォー中二病闘病記■
誰々はオレが育てたんだ話の件。
ショボい位置にいる中年が、かつての部下や後輩が偉くなると
「あいてはオレが育てたんだ」と誇示する。
これってある種の悲哀を感じて、どうにもイタい。


■コンビニグルメ■
ド定番のアイスを国王が貪り食いながらご紹介。
40周年を迎えた森永チョコモナカはなぜ美味しいのか。
きょうのモナカは、袋に紅葉の模様のついた秋仕様。

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2013年09月26日

「陽平天国の乱」vol.008

2013年9月第3週号~♪(通巻8)

■爆笑トホホ伝説■
消えていったラーメンたち。
〝人類は麺類だ!〟と吼える国王の食の考察。
いまや国民食であるラーメンだけに、
様々な要らぬ工夫を凝らしたバリエーション・ラーメンが
次々と発生しては、泡沫のごとく消えていった……。

■アラフォー中二病闘病記■
それを集めてどうする?の変なものをいっぱい。
とはいえ、国王はこの趣味をわりと素敵だと感じている。

■トンデモ社員図鑑■
あなたの会社に棲息するフシギな生きもののカタログ。
今回は、福岡県のペンネーム犬場さん26歳からの投書です。
全社員の誕生日に〝おめでとうメール〟を送ってくる上司!

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2013年09月13日

「陽平天国の乱」vol.007

物書きにして、人材コンサルタント、大学講師にして、大学院生、
ロックなアラフォー・ 常見陽平!!の「陽平天国の乱」、略して〝ヨヘテラ〟

目指すのは、かつて陽平少年ら若者たちを虜にした深夜ラジオ。
「若者と中年と老人の未来を、明るい方向に狂わせたい!」

革命だ~! 鎖を引きちぎる時がキタ~!
陽平天国の建国だよ!
ボクが王様でキミたちが家来だ~(って……。)

よへテラは、毎週金曜にPodcasutで配信。
同時に当ラジオデイズサイトにて無料!!ダウンロードしてお聴きいただけます。


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2013年9月第2週号~♪(通巻7)

13日の金曜日、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

■爆笑トホホ伝説■
B級グルメってどうよ?
ゆるキャラと並んでB級ならぬご当地グルメの開発が盛ん。
もちろん美味しいものも多いけれど、ときに理解に苦しむことも。
こんなのあり? 


■アラフォー中二病闘病記■
アラフォーの子供自慢はなぜウザいのか?
虐待親よりは遥かにマシだから、微笑ましくもあるけどね、
それにしても、親バカ通り越して、バカ親になってないか?
とか言いながら、陽平国王お得意のエロ路線横滑り……。


■陽平の人生駆け込み寺■
陽平オジサンが、人生に悩めるリスナーからのご相談にお答えします

Q.人生なにもかも中ぶらりん。仕事も中途半端、男とも上手くいかない、
転職か留学でもしたほうがいいでしょうか?
(東京27歳♀悩める子羊さん)

「とにかくオトナになれよ」を合言葉に、中二病罹患経験のある
陽平国王の回答には、思いがけず深いものがありました。

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目からウロコのなんでも問題解決 vol.001

ライフハックシリーズの著者、小山龍介が、気になるテーマを気になるゲストと一緒に、なんでも問題解決してしまおうという90分。
ハックとは、「複雑な物事をスムーズに解決する」という意味。
ハックシリーズで本当に小山が伝えたかったこととは…。
ここでしか聴けない話を、ぜひ、あなたの身近な問題解決に役立ててください。

「ゲスト対談」のほか、「時事ニュースにHACK!」「今月のライフハックツール「読書ハックおすすめの1冊」など、ハック術を直伝します!

第1回は、「さおだけ屋はなぜつぶれないか」の著者であり、公認会計士・税理士の山田真哉氏をゲストに迎え、「ネット選挙解禁」についてハックします。
選挙運動にネットが使われるようになったことで、何が変わったのか?「選挙をどうハックするのか?
山田真哉さんの秀逸な数字センスが光る解釈、アイドルと(選挙)候補者を並べながら「そんなハックがあったのか〜」と思わず唸る対談。

・時事ニュースにハック!
身近な最新ニュースをハック視点でバッサリ!今回は「しゃべる家電」が斬られました…。

・今月のハックツール
脳に効く!小山龍介が肌身離さず持ち歩く「あれ」。78円で買えます!

・読書ハックおすすめの一冊
今月の一冊は「努力する人間になってはいけない」。まるで古典のようなこの作品は、どのページから読み始めてもよくわかる。そしてやさしい。著者である芦田先生からツィートいただくなど驚きのハプニングもあり。

2013年09月08日

「陽平天国の乱」vol.006

物書きにして、人材コンサルタント、大学講師にして、大学院生、
ロックなアラフォー・ 常見陽平!!の「陽平天国の乱」、略して〝ヨヘテラ〟

目指すのは、かつて陽平少年ら若者たちを虜にした深夜ラジオ。
「若者と中年と老人の未来を、明るい方向に狂わせたい!」

革命だ~! 鎖を引きちぎる時がキタ~!
陽平天国の建国だよ!
ボクが王様でキミたちが家来だ~(って……。)

よへテラは、毎週金曜にPodcasutで配信。
同時に当ラジオデイズサイトにて無料!!ダウンロードしてお聴きいただけます。


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2013年9月第1週号~♪(通巻6)

■爆笑トホホ伝説■
85年以降より出没しだした〝クソゲー〟の名付け親は、みうらじゅんさん。
それにしても、ミもフタもありませんな。
伝説のクソゲーを笑い飛ばす(国王、飛ばし過ぎですが)!


■アラフォー中二病闘病記■
〝オレは○○と一緒だったバナシ〟
同級生に有名人がいたことを自慢するイタい中年。!
中2病をこじらせてるアラフォーの生態とは?


■古本スーパースター烈伝■
古本(基本的に5年以上前刊)で安く読める名著を発掘して、ブックレビュー!

 ◎海老坂武 著
 『シングル・ライフ』(1986年中央公論社)
 結婚という制度的関係を超えた愛というものが実現するのではないか
 意思を持って独身を貫いた時代もあったのね……

回を追うごとにカルト的になってるけど、みんなツイてきてる?
いえいえ、住めば都の、陽平天国。
移住しておいで!

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この番組は、オリンパスのICレコーダーLS14で収録しています。

2013年09月04日

コペルニクスの探求 vol.12:小笹芳央×平川克美×小池昌代(ゲスト)

実際に法律関係の出版社に勤めながら詩を書き詩人になる決意をしたという小池昌代さんをゲストに迎えて、詩人の考え方・感じ方とビジネスマンのロジックが交錯する稀有な鼎談になっている。

特に後半の3.11以降の「言葉」の危機について語られるくだりは、詩や文学というものが現実にどのようにコミットしていくのかについて示唆に富んだ考察となっている。小池さんによる、詩の朗読も胸に迫るものがあり、詩や文学を愛好するすべてのひとに贈る必聴の鼎談。

この音源の高品質版を含む、上下巻セットは2013年9月6日夕刻より、http://www.radiodays.jp/item_set/show/684にて発売開始致します!

2013年08月30日

「陽平天国の乱」vol.005

物書きにして、人材コンサルタント、大学講師にして、大学院生、
ロックなアラフォー・ 常見陽平!!の「陽平天国の乱」、略して〝ヨヘテラ〟

目指すのは、かつて陽平少年ら若者たちを虜にした深夜ラジオ。
「若者と中年と老人の未来を、明るい方向に狂わせたい!」

革命だ~! 鎖を引きちぎる時がキタ~!
陽平天国の建国だよ!
ボクが王様でキミたちが家来だ~(って……。)

よへテラは、毎週金曜にPodcasutで配信。
同時に当ラジオデイズサイトにて無料!!ダウンロードしてお聴きいただけます。


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さて、毎月第5金曜のあるときには、スペシャル企画。
で、8月第5週は、人生駆け込み寺の特別篇です。

悩める国民たちから寄せられた人生クエスチョンに
陽平国王が、ときに厳しくときに優しくお答えしました。

Q1.年上の美人同僚との思いがけない愛に戸惑い怯える
  27歳会社員♂

Q2.国王にとって、真実のロックとはなにか?
  埼玉県在住30歳♀

Q3.転職を考えるとき、企業のどこをみるべきか?
  横浜市在住34歳♂


書斎の中で腕組みしつつウロウロする陽平国王、
そんなわけで、声が遠ざかったり近づいたり、
臨場感のある音をお楽しみください。

さて、ウサギは寂しすぎると死んじゃうのです。
みなさん、聴いてくださいね。

※番組では、みなさまのご意見・ご要望、お悩み相談を募集中。 件名「よへテラ」で、info@radiodays.jp 宛てへメールをお寄せください。


企画・制作・ラジオデイズ / 提供:オリンパスイメージング株式会社
この番組は、オリンパスのICレコーダーLS14で収録しています。

2013年08月28日

「陽平天国の乱」vol.004

物書きにして、人材コンサルタント、大学講師にして、大学院生、
ロックなアラフォー・ 常見陽平!!の「陽平天国の乱」、略して〝ヨヘテラ〟

目指すのは、かつて陽平少年ら若者たちを虜にした深夜ラジオ。
「若者と中年と老人の未来を、明るい方向に狂わせたい!」

革命だ~! 鎖を引きちぎる時がキタ~!
陽平天国の建国だよ!
ボクが王様でキミたちが家来だ~(って……。)

よへテラは、毎週金曜にPodcasutで配信。
同時に当ラジオデイズサイトにて無料!!ダウンロードしてお聴きいただけます。


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2013年8月第4週号~♪
物書きにして、人材コンサルタント、大学講師にして、大学院生、
ロックなアラフォー・ 常見陽平!!の「陽平天国の乱」、略して〝ヨヘテラ〟!

目指すのは、かつて陽平少年ら若者たちを虜にした深夜ラジオ。
「若者と中年と老人の未来を、明るい方向に狂わせたい!」

革命だ~! 鎖を引きちぎる時がキタ~!
陽平天国の建国だよ!
ボクが王様でキミたちが家来だ~(って……。)

よへテラは、毎週金曜にPodcasutで配信。
同時に当ラジオデイズサイトにて無料!!ダウンロードしてお聴きいただけます。


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2013年8月第4週号~♪


■爆笑トホホ伝説■
 バンドアーティストの暗黒時代! 
 アイドルは何故途中からバンドっぽいことをやりたがるんだ?問題。
 彼らを襲う〝変わりたい衝動〟にかられた迷走期間の意味を問う!


■アラフォー中二病闘病記■
 R40男の料理は何故メンドくさいのか?
 FBにUPされるレシピも滅茶苦茶カルトでオタッキー、
 知りたくねえよ、そんな蘊蓄。
 

■コンビニ・ぐるめ■ 1000円以内で楽しめる♪
 陽平国王がダイエット中にも拘わらずスイーツにチャレンジした!
 ・トロピカルフルーツ・マンゴーのパフェ(250円/セブンイレブン)
 ・ダークモカ&コーヒージェリー(200円/スタバ)

さて、今週のよへテラいかがでしたでしょうか?
革命を起こしたい! オフ会もしたい! と吼える陽平国王、
偶発的な出会いの力の大切さを語ります。

※番組では、みなさまのご意見・ご要望、お悩み相談を募集中。 件名「よへテラ」で、info@radiodays.jp 宛てへメールをお寄せください。


企画・制作・ラジオデイズ / 提供:オリンパスイメージング株式会社
この番組は、オリンパスのICレコーダーLS14で収録しています。

2013年08月19日

「陽平天国の乱」vol.003

物書きにして、人材コンサルタント、大学講師にして、大学院生、ロックなアラフォー・ 常見陽平!!の「陽平天国の乱」、略して〝ヨヘテラ〟

目指すのは、かつて陽平少年ら若者たちを虜にした深夜ラジオ。
「若者と中年と老人の未来を、明るい方向に狂わせたい!」

革命だ~! 鎖を引きちぎる時がキタ~!
陽平天国の建国だよ!
ボクが王様でキミたちが家来だ~(って……。)

よへテラは、毎週金曜にPodcasutで配信。同時に当ラジオデイズサイトにて無料!!ダウンロードしてお聴きいただけます。

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2013年8月第3週号~♪


■爆笑トホホ伝説■
 格闘技選手のプロフィールの盛りっぷりって、どうよ?  
毎日東スポを愛読していた若き陽平国王の、こちらも伝説?
 格闘技の煽りに気をつけろ、デニス・デーンVS佐竹正明! 


■アラフォー中二病闘病記■
 おまえら、ジャパニーズ・メタルのライヴに行ってみろよ!
 なかなかにメンドくさいそ。
 熟女の香水と加齢臭が満載だぞ~。


■トンデモ社員図鑑■
皆さんの会社に棲息するフシギな生きもののカタログです。
 社内恋愛をパワポにまとめるバブル入社の先輩、どうしたらいい?

さて、今週のよへテラいかがでしたでしょうか?
革命を起こしたい! オフ会もしたい! と吼える陽平国王、
偶発的な出会いの力の大切さを語ります。

※番組では、みなさまのご意見・ご要望、お悩み相談を募集中。 件名「よへテラ」で、info@radiodays.jp 宛てへメールをお寄せください。


企画・制作・ラジオデイズ / 提供:オリンパスイメージング株式会社
この番組は、オリンパスのICレコーダーLS14で収録しています。

2013年08月09日

「陽平天国の乱」vol.002

物書きにして、人材コンサルタント、大学講師にして、大学院生、
ロックなアラフォー・ 常見陽平!!の「陽平天国の乱」、略して〝ヨヘテラ〟

目指すのは、かつて陽平少年ら若者たちを虜にした深夜ラジオ。
「若者と中年と老人の未来を、明るい方向に狂わせたい!」

革命だ~! 鎖を引きちぎる時がキタ~!
陽平天国の建国だよ!
ボクが王様でキミたちが家来だ~(って……。)

よへテラは、毎週金曜にPodcasutで配信。
同時に当ラジオデイズサイトにて無料!!ダウンロードしてお聴きいただけます。


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2013年8月第2週号~♪


■爆笑トホホ伝説■
 外人タレの来日公演に通訳がつくってどうよ?
 興ざめライブとは?
「盛り上がって帰ってください~」


■アラフォー中二病闘病記■
 中年スポーツを語る!……けどさ、
 中年の甲子園談義はなぜウザいのか?


■陽平の人生駆け込み寺■
陽平先生が、人生に悩めるリスナーからのご相談にお答えします
 
 Q.将来の安定を求めて上級地方公務員になりたいボクは、
  考えが甘いでしょうか?」(北海道の高3病さん)


さて、今週のよへテラいかがでしたでしょうか?
革命を起こしたい! オフ会もしたい! と吼える陽平国王、
偶発的な出会いの力の大切さを語ります。

※番組では、みなさまのご意見・ご要望、お悩み相談を募集中。 件名「よへテラ」で、info@radiodays.jp 宛てへメールをお寄せください。


企画・制作・ラジオデイズ / 提供:オリンパスイメージング株式会社
この番組は、オリンパスのICレコーダーLS14で収録しています。

2013年08月02日

「陽平天国の乱」vol.001、いよいよ配信!

物書きにして、人材コンサルタント、大学講師にして、大学院生、
ロックなアラフォー・ 常見陽平!!の「陽平天国の乱」、略して〝ヨヘテラ〟

目指すのは、かつて陽平少年ら若者たちを虜にした深夜ラジオ。「若者と中年と老人の未来を、明るい方向に狂わせたい!」

革命だ~! 鎖を引きちぎる時がキタ~! 陽平天国の建国だよ! ボクが王様でキミたちが家来だ~(って……。)

よへテラは、毎週金曜にPodcasutで配信。
ラジオデイズサイトでも、無料!!ダウンロードしてお聴きいただけます。

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2013年8月第1週号~♪

■爆笑トホホ伝説■
 エリック・クラプトン来日事件

■アラフォー中二病闘病記■
 中年暴走族! 山梨県道志村でヨウヘイは見た!
 中2病をこじらせてるアラフォーの生態とは?

■古本スーパースター烈伝■
古本(基本的に5年以上前刊)で安く読める名著を発掘して、ブックレビュー!

 ◎荻野進介・大宮東洋 共著
 『ダブルキャリア―新しい生き方の提案』(2007年7月刊/NHK出版)


前夜の新橋から二日酔いのテンション明けの初回配信、いかがでしたでしょうか?
※番組では、みなさまのご意見・ご要望、お悩み相談を募集中。 件名「よへテラ」で、info@radiodays.jp 宛てへメールをお寄せください。


企画・制作・ラジオデイズ / 提供:オリンパスイメージング株式会社
この番組は、オリンパスのICレコーダーLS14で収録しています。

2013年07月30日

2013年8月より毎週金曜、新番組始まります!

2013年夏、毎週金曜日、新番組「陽平天国の乱」がスタート!

パーソナリティは、物書きにして、人材コンサルタント、大学講師にして、大学院生、ロックなアラフォー・ 常見陽平!!
さて、そんな「陽平天国の乱」、略して〝ヨヘテン〟予告篇!

かすかにカルトのニオいのするタイトル「陽平天国の乱」が目指すのは、かつて陽平少年ら若者たちを虜にした深夜ラジオ。

「若者と中年と老人の未来を、明るい方向に狂わせたい!」
深夜ラジオ的なノリを大切に、リスナー・ターゲットは、同世代のアラフォーはもちろん、団塊の世代より上の気骨の世代、そして今まさに中二病に罹って苦悶している10代まで……、って、全員ってことですね。エブリバディ・パラダイス!

革命だ~! 鎖を引きちぎる時がキタ~!陽平天国の建国だよ!  ボクが王様でキミたちが家来だ~ (って……。)
(暑苦しくてごめん by 陽平)


■毎週のレギュラーコーナー
「爆笑トホホ伝説」      :初回はエリック・クラプトン来日伝説
「アラフオー中二病闘病記」:自らを省みつつ、アナタの周りにも多くね?

第1週「古本スーパースター列伝」:古本で安く読める名著ブックレビュー
第2週「陽平の人生駆け込み寺」 :人生に悩めるリスナーからの相談に答えます!
第3週「トンデモ社員図鑑」    :会社に棲息するフシギな生き物。こんなやついるの?
第4週「コンビニぐるめ」      :コンビニで買える美味しいもの。食の官能小説を目指します。
第5週  たまさかですからスペシャル企画を用意します。
     豪華ゲストとの対談や、吼える中年ヨウヘイのアジテーション「中年の主張」
「ラジオ小説」も鋭意書きおろし中~


※「陽平天国の乱」は、8月2日より、ポッドキャストで毎週配信、同時にラジオデイズサイトでも無料でお聴きいただくことができます。末永くお楽しみください。

企画・制作・ラジオデイズ / 提供:オリンパスイメージング株式会社

2013年07月26日

コペルニクスの探求 vol.10:小笹芳央×平川克美×三砂ちづる(ゲスト)

当今盛んに喧伝される「グローバル人材育成」だが、グローバルであることとは本来どういうことなのか、国際的とは何かといったテーマをめぐって、落ち着いた議論が展開されている。

ロンドンで学び、ブラジルで生活し、世界各国に活躍の場を広げている疫学の専門家である三砂さん。彼女の近著である『太陽と月の物語』(春秋社)には、国境を越えてひととひとがつながりをもつことが、どういうことなのかが平明に綴られている。そこにあるのは、伝えたいこと、語りたいことがあればひとはひとと繋がれるという人間への信頼だろう。

収録当日もいつものように着物で颯爽と現れた三砂さん。和を尊び、和に閉じこもらない悠揚、温和なお人柄が滲み出る鼎談になっている。吉本ばなな、渡辺京二らとの交友からレヴィ・ストロースまで、ブラジルの辺境から熊本まで、話は駆け巡るが、驚愕すべき体験も井戸端での立ち話のように気負いなく、衒いなく語っている。世に、根強い三砂ファンが多いのもうなづける。グローバル人材を論ずる前に、是非お聞きいただきたいと思う。

この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/671よりどうぞ!

「月刊 中島新聞」2013年6月号 ― 秋葉原事件5年目の総括

最近の大手メディアは、「わかりやすさ」と「単純化」の区別がつかなくなっています。
複雑な問題を「YESかNOか」「賛成か反対か」といった二分法に還元し、「スピード感」を演出することで拙速に答えを出そうとしています。

「月刊 中島新聞」では、「単純化」と「スピード感」に徹底的に抗いたいと思っています。
敵を見つけバッシングし、あっという間に忘れてしまう現代に、異なる視点を導入したいと思っています。
本当のわかりやすさとは何か?今、じっくり考えてみなければならないテーマとは何か?
なかなか大手メディアが取り上げないテーマに切り込みながら、お話をしていきます。


今回のテーマは「秋葉原事件」。今年の6月8日で5年がたちました。

事件当初、多くの人が犯行の原因について語りました。
「派遣労働のせい」「ネット掲示板への依存」「おたく的性格」「友達がいなかったから」……。

しかし、加藤智大は裁判の中で、いずれの原因も「違う」と退け、「居場所にしていたネット掲示板に〝なりすまし〟や〝荒らし〟が現れて嫌だったということを当人たちにわからせるため」と述べました。

世の中は、事件の「大きさ」と犯行理由の「小ささ」のギャップを埋めることができず、その後、この事件をほとんど語らなくなってしまいました。
事件当初は大騒ぎしていた論客たちも、あっというまに思考することから手を引いてしまい、事件は放置されたままになっています。
まるで「ネタとしての賞味期限」が終わったかのように。

今回の放送では、加藤の歩みを振り返りながら、私なりに秋葉原事件が投げかけた問題を考えてみました。
5年前のあの日の問題は、3・11後、更に顕在化してきているように思います。
いっしょに「秋葉原事件」を見つめ直しながら、今という時代を考えてみませんか?

中島岳志



この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/663よりどうぞ!
「月刊 中島新聞」今迄のアーカイブはhttp://www.radiodays.jp/series/show/52よりご確認頂けます。

2013年07月16日

コペルニクスの探求 vol.10:小笹芳央×平川克美×萱野稔人(ゲスト)

平川克美1950年生まれ、小笹芳央1961年生まれ、萱野稔人1970年生まれ。年代の異なる三人が、「グローバリズムと国民国家」をテーマに語り合う。

ヨーロッパの大学で学んだ萱野は、若手論客のなかで、国家の問題について大きな物語を語れる泰斗として際立つ存在である。

対談の最初のところで、現在日本がおかれている現状認識について語られ、日本国内で見れば成長はもはやありえないという見解で一致。「資本主義とは拡大再生産」であるという萱野は、平川の「経済成長神話は、株式会社が必要としている」という考え方と相同的で、経済成長しない時代とは、まさに資本主義の危機であり、株式会社にとっての死活的な問題になる。

そこに、現実の資本主義のなかで、株式会社を率いている小笹芳久が、現場の意見としてリアリティのある発言をしている。

経済成長、人口増大という拡大を前提にした社会システムの危機と、その危機をどのように乗り越えるべきかについて、三者三様の、示唆深い議論が展開されている。

この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/668よりどうぞ!

コペルニクスの探求 vol.9:小笹芳央×平川克美×能井聡子(ゲスト)

三笠書房の能井聡子さんをお迎えした「コペルニクスの探求」。

本シリーズ初の女性ゲスト。大ベストセラー『「脳にいいこと」だけをやりなさい!』を企画編集した能井聡子さんは、実は平川が経営していた会社の社員であった。彼女が平川の会社に入社したいきさつから話がはじまり、ロンドン留学を経て、大ヒットを飛ばす名編集者になるまでの軌跡を語っていただく。

能井聡子さんは英語の達人でもあり、出版社では海外の良書を探し出し、出版権を獲得し、翻訳者を起用し、編集し、出版するまでの一連の作業に責任を持っている。

数人しか採用しない出版社には、毎年数千人の応募者が殺到するという。その難関を潜り抜け、学生時代の夢をかなえた能井さんだが、平川の会社に入るまではたくさんの会社の入社試験に落ちたという。

これほど有能な人材を採用できない今の入社試験とは、どういうものなのか。

採用においては、必ず社長面接を行っているという小笹芳央は入試面談でにおける採用の可否をめぐる興味深い観察のポイントを語っている。

必ずしも順風満帆ではなかった、能井さんの生き方をめぐってのそれぞれの発言は、現在就職活動をしている学生、これから職業を選択しようとする人々、仕事の壁につきあたっているサラリーマンなどに、示唆を与えるだろう。

就活生必聴のコンテンツ!


この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/653よりどうぞ!

2013年07月05日

第11ラウンド・チャレンジャー:ミスター雁之助~!

〈常見陽平の愛と怒りのキャリア・プロレスリング〉毎回、チャレンジャー(ゲスト)の人生物語を聞き、トークバトルする90分1本勝負です。

+ + + + + + + + + + + + + + +

いやあ、感激です。
自分の番組に「愛と怒りのキャリア・プロレスリング」という名前をつけたわけですが、まさか本当にプロレス関係者が来てくれるとは思いませんでした。

というわけで、今回のゲストは、元プロレスラーであり、現在は鬼神道リターンズなどのプロデューサーをしているミスター雁之助さんです。

私も言うまでもなく、プロレスファンであり、元学生プロレスラーなわけで。そりゃ、感動 しますよ。

ご自身のプロレス人生を赤裸々に語って頂きました。
かなりディープになりましたが、プロレスの話をしていそうで、実は人生の話をしています。

人生とはプロレスです。
みなさんは、人生を、闘っていますか?
   
常見陽平

収録日:2013年6月24日


また、続きはラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/667 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

2013年06月26日

第10ラウンド・チャレンジャー:山崎あおい~!

〈常見陽平の愛と怒りのキャリア・プロレスリング〉
毎回、チャレンジャー(ゲスト)の人生物語を聞き、トークバトルする90分1本勝負です。

ついにお会いすることができました、山崎あおいさんに!
初の10代、ミュージシャン、現役大学生であります。

彼女は実は高校の後輩なんですよ。私も高校時代は軽音だったわけで。
いや、私は下手くそだったわけですが、母校から注目のアーチストが登場して嬉しいわけです。

もともとファンですし。彼女が歌詞で紹介する視界、とても好きなんです。もちろん、歌声も、メロディも。

彼女も普段のインタビューでは話さない話をたくさんしてくれましたよ。
ファンはもちろん、初めて知る人もぜひ。これからも応援したいと思います!
常見陽平

収録日:2013年5月27日


また、続きはラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/658 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

第9ラウンド・チャレンジャー:新庄 耕~!

〈常見陽平の愛と怒りのキャリア・プロレスリング〉
毎回、チャレンジャー(ゲスト)の人生物語を聞き、トークバトルする90分1本勝負です。


処女作『狭小邸宅』ですばる文学賞を受賞した新庄耕さん。実は私の古巣、リクルートの後輩でもあります。

この小説、日本のサラリーマン文学史に残る傑作なのではないかと思っています。
特に営業に関する描写がいちいちリアル。社畜と企業戦士の間を見事に描ききった作品です。
よくぞここまでリアルに日本の営業を描いてくれたなと感謝しております。

対談は、新庄さんの高校、大学、リクルート時代から現在にいたるまで、実に幅広く、深 いものになりました。
彼の今後の活躍にも期待です。是非、お聞きください。
常見陽平

収録日:2013年4月24日


また、続きはラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/646 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

第8ラウンド・チャレンジャー:湯山玲子~!

〈常見陽平の愛と怒りのキャリア・プロレスリング〉
毎回、チャレンジャー(ゲスト)の人生物語を聞き、トークバトルする90分1本勝負です。

一度、TBSラジオの『文化系トークラジオLife』で一緒だった湯山玲子さん。
前からゆっくり話したいなと思っていた方なのです。なんせ『快楽上等!』(上野千鶴子さんとの共著 幻冬舎)の著者なんですから。

実に気持ちいい快楽対談となりました。いやあ、世の中にはもっと遊び、快楽が必要だと思いました。
実に気持ちいい時間です。爆笑、必至です。
常見陽平

収録日:2013年3月25日


また、続きはラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/638 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

2013年06月13日

「ラジ街」最終回はやっぱり、憲法とメディア

2007年4月3日よりラジオやUST配信でお届けてしてまいりました「ラジオの街で逢いましょう」。最終回は、4人のパーソナリティが勢揃い。政治や国家、憲法やメディアについて話題は尽きることなく、大いに盛り上がりました。

配信日となった5月31日。大阪市長橋下徹氏に対して大阪市議会が問責決議を提出しましたが、公明党の対案により否決。「従軍慰安婦」問題に関する一連の橋下氏の発言とメディアのやりとりから、政治家の度重なる失言を生み出すメディアの問題点やそもそもの政治思想的土壌が浮かび上がりました。

では、政治家の最も大きな役割とは何か。戦争を起こさない、民の命と暮らしを守ることに、現在の政治家はどれほど真剣に取り組んでいるのか。目先の問題への対処とともに、5年10年先の治世を考え、見据える政治家はなぜ不在なのか。アメリカの意向と国内右派勢力の支持の間でご機嫌を伺う、いわば「政治のごまかし」が横行し続けるのはなぜなのか。憲法改正、原発問題も含め、政治の停滞の要因には、メディアも加担していることは否めません。

では、憲法とは何か。個人の人権の尊重を唱う現憲法が、自民党改正案によって改正されれば、私たちは全体である国家の秩序を私たちの人権よりも尊重せねばならなくなる。果たして、現憲法は、本当に屈辱的なものなのか。変えることが相当なものなのか。理想が描かれることはいけないことなのか。そして、一票の格差が大きすぎる現行選挙制度の違憲をどうするのか…。

慰安婦問題の解決が難航することに表れているのは、問題の起こりと解決には、様々な人々が絡み、ある一定の着地点に届くことの難しさである。同様に、世界のものごとはすべからく複雑に動いている。その状況を複雑なままに理解すること、伝えること、理解すること。シンプルに考え、簡単に切り捨てることには危うさと本質さえ失われる可能性があることに、政治もメディアも国民もそろそろ覚醒すべき時である…。

「ラジオの街で逢いましょう」は、長い時間をかけた語り合いに見えてくる文脈こそをお聴き頂きたいと企画制作してまいりました。再開の時をお約束したいと思います。しばらくのお別れです。長らくのご視聴、ありがとうございました。>
また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/659 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

2013年05月31日

小田嶋隆×岡田憲治 『タームから読む「時代」と「愛国心」』

小田嶋・岡田の雑談シリーズ最終回。どこに着地するのかを番組前に打ち合わせたふたりは、巷で使われながらどうも腑に落ちない言葉を分析しながら、最後はやはり希望の言葉について語りたいと壮大な計画を立てていた。

冒頭、俎にのぼったのは、「上から目線」。そもそも中高年は、「上から目線」なものである。人生の酸いも甘いも、滑稽さも儚さも、体力の息切れも味わってきた。そこから発せられる言葉がどうして「上から」ではいけないのか。なぜ、「上から目線な言い方だけど」と前置きせねばならないのか。その中高年の肩身の狭い、怯えのメンタリティが気になると岡田氏。では、「上から目線じゃんいですかぁ」とのたまう若者の「対等」とはなにか。

続く話は芸人の楽屋言葉の乱用に苦言。「つかみ」「つっこみ・ボケ」「逆ギレ」「キャラがかぶる」「空気よめへん」その他の芸人トークから繰り出され、巷に広まった楽屋言葉の分析。

≪この音源は2013年5月24日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/657 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

平川克美×菊地史彦「戦後の社会意識を辿る」

2013年4月に上梓した菊地史彦氏『「幸せ」の戦後史』。書き出しは2011年大晦日の紅白歌合戦から始まる。“望郷”の流行歌は我々が“ふるさと”をいかに抱いてきたかの変遷を物語るという。ここから漕ぎ出した戦後という時代を辿る菊地の船は、労働や家族、中流意識、オウムに見られるような「個」への執着、アメリカ、村上春樹、消費、そして「受け入れられない自己」といった現象・表象、シンボル、時代のトリックスターを配しながら、「平等で豊かな暮らし」を望んだ私たちの戦後が果たしてどこに至ったのかを記した大著である。

これを平川は「自伝的批評」と言い、全体小説ならぬ“全体批評”として特筆すべきと評した。

菊地氏はなぜ、戦後精神史を自身と照らし合わせ、確認しながら書いたのか。そこには、どのような「幸せ」に対極する疎隔感や時代との齟齬があったのか。

当初、1990年代を振り返る著作を念頭に置いたと菊地氏。しかし、当然のことだが時代は連続している。その連続の中の転換点がこの著の道しるべとなった。それらは実に多彩であり、『青春の墓標』を著した中核派活動家の奥浩平と「エヴァンゲリオン」、さらにはビジネスワードが並列する著作はないだろうと平川。

後半は、戦後から辿り着いた今の時代の危うさについて語る。

冷戦終結により、資本主義・民主主義が見習うべき相手を失い、ウロボロス的状況にあると菊地氏。平川は、「右肩上がりの成長」が本質である法人資本主義の限界を語り、戦前昭和から戦争の時代に入って行く様が今と酷似していると危惧する。

正力松太郎の戦前戦後の連続性、青山二郎、小林秀雄、中原中也が居した四谷花園アパートの様相や戦前昭和の輝き、1955年前後の資本と労働の取引など、今はもう感触すらつかめない時代の匂いを辿る。

トークは、ラジオカフェ設立メンバーであるふたりの声やラジオへの思いで締めくくられた。

“社会意識”という切り口から戦後史を総括するコンテンツ。大著解読の手引きとしても、ぜひお聴きください。

≪この音源は2013年5月10日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/647 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

2013年05月17日

コペルニクスの探求 vol.8:小笹芳央×平川克美×釈徹宗(ゲスト)

いま「困ったときはこの人に聴け」というフレーズが、いちばん似合うのは、浄土真宗僧侶にして宗教学者、落語愛好家の釈徹宗師だろう。

今回は、人口減少、格差拡大、TPP問題、アベノミクスなど難問山積の移行期的混乱期を、どのように考えたらよいのかというテーマ。こんなに広範で、原理的な問いかけに答えてくれるのは釈先生しかいないというわけで急遽ご出演を依頼した。

TPPやアベノミクスでは珍しく、小笹、平川が意見が分かれるが、釈師は、終始にこやかに第三の道を提示してくれている。ビジネスマンも、学生も、主婦も、学者も、是非お聞きいただきたい番組になっている。
この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/648よりどうぞ!

2013年05月02日

江川紹子×柴内裕子「人と動物が幸せに生きる社会」

愛犬ちるまちゃんと登場された柴内裕子先生。ちるまちゃんは、先生と一緒に特別介護老人ホームやデイケアの施設に出かけるセラピー犬だ。そういった施設で、ちるまちゃんはどんなお仕事をするのか。

人間の介護者に対しては頑なだった高齢者の方が、ちるまちゃんと触れ合う時間の中で、意外な思い出話を打ち明けたり、治療や状態が改善したり、生きる力が湧くこともあるという。

こうした、動物と触れ合うことで、高齢者や障害のある方々、子どもたちに変化が起き、さまざまな効用があることは、欧米では実証されている。

人間の多くは本来動物が好きで、そうでない場合はどこかでアンハッピーな体験をしたからだそうだ。小学校に呼ばれて出かける時は、動物と暮らしたことのない子どもたちが、吠えられたり、噛まれるなど、アンハッピーな体験を味わわないよう、事前に動物との触れ合い方、飼い主のいない動物と出会った時の対処なども教えるという。

治療の現場でリハビリを手伝う、たとえば、脳梗塞で利かなくなった手でブラシをかける、バンダナをまくなどの対象となるリハビリ介助は「動物介在療法」、高齢者の施設などで話し相手となるのは「動物介在活動」、そして「動物介在教育」などと分けられている。

高齢者たけでなく、小児病棟で血液のがんと闘う子どもたちとも触れ合う。子どもたちの病気と闘う勇気や明るい笑い声、夢が動物を通して育まれるという。

こうした、動物と触れ合うことですぐに生まれる幸せな気持ちは、催入ホルモンと呼ばれるオキシトシンなどの「幸せホルモン」から来ることが医学的に証明されているらしい。

さらに、柴内先生から動物の育て方の指南。良い子にするにはどうしたらよいのか。心からほめ、叱らないのが柴内流。東北の被災地での体験談や避難所で起こった問題から、「同行避難」できるトレーニングが必要と説く。また、マイクロチップや動物用の避難袋の準備も呼びかけている。

被災地から保護された動物だけでなく、小笠原の生態系を危うくする野良の猫ちゃんを引き取り、里親を探す活動など、柴内先生の活動は本当に幅広い。

人間だけではいきづまった感がある現代。動物は光の存在だ。新しい社会のありかたをイメージできる幸せなコンテンツ。ぜひお聴きください。

≪この音源は2013年4月26日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/645 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

2013年04月26日

小田嶋隆×岡田憲治 「これがホントの東京だ!」

東京は下町出身のふたりが語る東京論。
小田嶋氏は、自分の生まれは下町ではなく、場末であると言う。
赤羽って、どんな町?

最近、「谷根千(谷中・根津・千駄木)」と呼ばれたり、クールジャパンとか、“下町の粋”とか「下町って、オシャレですね」と若者たちが言うことにクラクラきているふたり。「ほんとの下町って、どんなとこ?」ということで、 「下町」という言葉の持つニュアンスについて、政治学者の丸山真男先生までが登場して解説が始まる。

続いて、下町なるものの形成を歴史的に振り返る時間。
江戸城を中心とした江戸の町、その外の町、それから明治維新後の東京人以外の人の流入と、新たな町の形成について。

今の東京を作っているのは、よそから来た人たちで、その圧倒的な経済力やパワーだと小田嶋氏。その人々の人生はまるで、モノポリの東京版「東京出世すごろく」と喩える小田嶋氏。

その後も、東京ではさまざまな都市計画が行われ、際限なく「東京」は広がって行く。社会的成功・階級の分布とそれによる住み分け、それが時代背景によって崩れる様相など、いったい東京は、どれだけのドラマを紡いできたことだろう。

大量の人々の流入によって活き、また浸食されていく東京の今後最大の都市計画と思われるものが、オリンピックだろう。それにも触れながら、かくして東京は、お金があれば楽しいし、お金がなければ楽しくない街の典型となったと岡田さん。行にんべんの「街」は、お金がなくても楽しい街であってほしいとつぶやく。

さらに、終電の意味、夜中に遊べる階級のいるヨーロッパと日本の違いからいきついたのは、東京のブルジョアと貧民のドラマ「傷だらけの天使」。大好きな番組の決定的なあるシーンと、塩だらけのトマトをまずそうに食べるショーケンの真似…。

東京とは、さまざまな入り組んだ事情も大きな経済の渦もまるごと飲み込んで「東京」なのであり、人々は、まずいものをまずそうに食べる街だと意外な結論に帰結。

岡田氏の江戸前の語りっぷりと、小田嶋的理屈が炸裂した「東京論」。必聴です。

≪この音源は2013年4月19日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/643 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

2013年04月25日

平松邦夫×鷲田清一「くねくね哲学談義」

平松邦夫氏による「ラジオの街で逢いましょう」今期最終回は、鷲田清一さんとの哲学談義である。それも、難しい言葉ではなく、くねくねと流れに任せ、辿りたいと平松氏。早速のお題は、ベンチャーズが好きで、ギターの腕に覚えある青年だった鷲田さんのエピソードから始まる。

現在、官職を断り、大学で若者ともういちど哲学について語り合う一方、月に一度、鷲田さんが仕事場で開いている高校生たちの塾は、「名前のない学校」という。どのような考えで開いた塾なのか。

鷲田さんが哲学を専攻するに至った大学時代の話、ジャーナリスト志望だった鷲田さんが大学院に進むきっかけとなった加藤典洋さんの「私の存在が社会問題である」という言葉…。当時、すでに「生きにくさ」を人々が感じ始めていた時代そのものは、経済における右肩上がりの空気が覆い、そしてバブル崩壊へと到った。利殖に走り、チャンスと利益を最大限に貪った当時のビジネスと、鷲田さんの言う大阪の庄屋さんで言い伝えられたこの言葉の違いは何か。「もうかる時に、もうけすぎたらあきまへんで」。

身の丈の商売や暮らしの大切さ、そして、次世代への視点。話は、そうした私たちが忘れてしまった暮らしや生き方から、市民としてどう生きるのかというテーマにつながっていく。キーワードは、「自分の替わりがいる」だが、果たしてその意味は?

続いて、商店街、就任された仙台メディアテークについてなど、話はどんどん流れ、辿り着いたのはやはり、「哲学とは何か」。日本において、「存在と無」と言ってしまうと、哲学専門用語となって普通の人々から遠く離れてしまうが、英語では「Being and nothing」。子どもでも使う言葉だ。また、ソクラテスは一冊の書物も表していない。街場で行われるダイアローグにこそ哲学があると鷲田さん。

市民がかつての市民社会のようなつながりをもういちど持ち、次世代への視点と、人口減少などによる縮小社会を乗り越えて行く工夫をみんなで考えるのに、大いに役立つのが「哲学」かもしれない。身近なその存在を再確認したコンテンツです。

≪この音源は2013年4月12日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/642 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2013年04月16日

修正版)平川克美×神田茜「女性講釈師神田茜の世界」

※前回のポッドキャスト配信、音源を間違えておりました、大変失礼いたしました。
ここに訂正版を改めて配信致しますので、一つ前の同名ファイルは削除頂けたら幸いです。

iTunesに登録 ←ポッドキャストにて(1/2)を無料ダウンロード頂けます

「ラジオの街で逢いましょう」記念すべき第一回のゲストとしてご登場いただいた神田茜さん。最近は、小説家のお顔を持つ。最近、ふたつの小説を発表。作品のテーマや小説が書き上がるまでのプロセスについて、平川が聴く。

わかりやすい言葉だが、描写にリアリティがある神田さんの作品。背景には、神田さんの来た道にヒントがあった。文化服装学院を中退し、その後、30以上の職業を経験。小説のネタに事欠かないユニークな職歴を聴く。

なんと、スタンダードの講談の一節をご披露いただく。続いては、赤穂浪士が討ち入りに際し、吉良邸の絵図面を大工の娘から手に入れるというシーンを神田さんが脚色し、現代語を使って講釈する。見事な語りは必聴。

後半は、小説と講談の関係。小説を書いている時にも、お客さんの顔が浮かぶと神田さん。講談がウケなかった頃、自作の紙芝居を作ったこともあるとか、自作自演の講談が受けなかった時のへこみかたとか…。

最近の小説のテーマは、欠落を持つ主人公が自身を統合していく過程。どんな人間も二面性を持ち、自分から乖離している瞬間がある。そうした誰もが持つ実感を、神田さんは小説を書きながら、高座に立ちながら、伝えた誰かからの返球を待つのだろう。

講釈の時と、普通に話す神田さん。そのテンポの違いなど、ありすぎる落差がおもしろい。彼女の講談、小説のファンは、必ず聴いてください。

≪この音源は2013年4月5日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/640 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2013年04月12日

平川克美×神田茜「女性講釈師神田茜の世界」

「ラジオの街で逢いましょう」記念すべき第一回のゲストとしてご登場いただいた神田茜さん。最近は、小説家のお顔を持つ。最近、ふたつの小説を発表。作品のテーマや小説が書き上がるまでのプロセスについて、平川が聴く。

わかりやすい言葉だが、描写にリアリティがある神田さんの作品。背景には、神田さんの来た道にヒントがあった。文化服装学院を中退し、その後、30以上の職業を経験。小説のネタに事欠かないユニークな職歴を聴く。

なんと、スタンダードの講談の一節をご披露いただく。続いては、赤穂浪士が討ち入りに際し、吉良邸の絵図面を大工の娘から手に入れるというシーンを神田さんが脚色し、現代語を使って講釈する。見事な語りは必聴。

後半は、小説と講談の関係。小説を書いている時にも、お客さんの顔が浮かぶと神田さん。講談がウケなかった頃、自作の紙芝居を作ったこともあるとか、自作自演の講談が受けなかった時のへこみかたとか…。

最近の小説のテーマは、欠落を持つ主人公が自身を統合していく過程。どんな人間も二面性を持ち、自分から乖離している瞬間がある。そうした誰もが持つ実感を、神田さんは小説を書きながら、高座に立ちながら、伝えた誰かからの返球を待つのだろう。

講釈の時と、普通に話す神田さん。そのテンポの違いなど、ありすぎる落差がおもしろい。彼女の講談、小説のファンは、必ず聴いてください。

≪この音源は2013年4月5日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/640 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2013年04月10日

コペルニクスの探求 vol.7:小笹芳央×平川克美×平尾 剛(ゲスト)

ラグビー元日本代表、神戸製鋼コベルコスティーラーズ元代表の平尾剛(現在神戸親和女子大学講師)を迎えての、コペルニクスの探求。

番組ホストのひとり、リンクアンドモチベーション社長の小笹久央の口からは、よく「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という言葉が出てくる。ラグビーの世界で、よく言われる言葉であり、チームと個人の関係をよくあらわした至言である。

実は、小笹は学生時代にラグビーをやっており、ラガーマンと話をすることを熱望していた。

昨今の体罰問題をどう考えたらよいのか、個人のモチベーションを最大化させるものは何なのか、個人とチームの理想的な関係はどういうものなのかといったトピックスをめぐって、経営者とトップアスリートの愉快で刺激的なトークをお楽しみください。
この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/641よりどうぞ!

2013年03月29日

江川紹子×伊藤 真 「立憲主義は憲法の根幹である」

2012年の衆院選挙における一票の格差訴訟は、2013年3月、提訴より100日の期限を迎え、全国8つの高裁で14の判決が下ろうとしていた。

伊藤真さんは、この一票の格差是正を訴える「一人一票実現国民会議」を立ち上げ、精力的な運動を行ってきた弁護士であり、憲法の伝道師と言われる。

2013年の衆院選での最大の格差は、高知3区20万人と千葉4区49万人。実に29万人の格差であり、2.4倍以上である。つまり、国民として政治に参加する、主権を行使する権限が、高知が1人前に扱われているとすると、千葉では0.42人前の扱いということだ。

これは、どういうことを表しているのか。先の選挙において最高裁で違憲判決が出、是正を求められたのに、国会は1年8か月是正の動きをまるでしなかった。また、0増5減では2倍以内に留まる弥縫策に過ぎず、不平等の改正にはほど遠い。

2013年3月末までに出そろった判決は、「違憲12」、「違憲無効2」となったが、その内容が大事だと伊藤さん。たとえ、「違憲状態」でも国会がその合理性を立証しなくてはいけないという判決を下した福岡高裁の判決文は素晴らしいと語る。

他国はどうだろう。2002年、アメリカペンシルバニア州でも、同様の格差訴訟が起こった。「違憲」と判決が下ったが、それは646,380人と646,361人。わずか19人の格差だった。3週間以内の是正が命じられたが、ペンシルバニア州は、新選挙区割をわずか9日間で作った。また、その格差は1人まで縮んだ。これが、アメリカの民主主義であると伊藤さんは言う。

なぜ、人口比例が大切なのか。地方と都市の格差をどうとらえるのか、地方間の格差が存在すること、また、地方ではなく、国全体の仕事をする国会議員の役割を説明する。「民主的正当性」を持たない現在の国会での議論が果たして、意味・意義を持つのか、甚だ疑問が大きくなる。

後半は、伊藤さんが弁護士となり、さらに憲法を中心とした教育に重点を置いておられるエピソードが語られる。憲法において、最も大事なことをひとつだけ挙げるとすれば、それは何か。

憲法13条は、人権尊重、国民主権、平和主義といった三原則の根幹である。「ひとはみな同じで、またみなちがう」という多様性の尊重を、個人の尊重・尊厳として唱う立憲主義の意味を伊藤さんがやさしく解説。

また、憲法は何を縛り、それを誰が監視するのか。憲法では、国民に課される3つの基本的な義務が、改正案では10も加わるのはなぜか。

改正の危うさは、96条の改正や9条を変え、自衛隊を国防軍にといった個別の話ではなく、「個々別々の国民のために国がある」という立憲主義の存亡に関わる。立憲主義は、現在の先進民主主義国家の共通の根幹でもある。この根幹をなくし、国際的な関係・信用が成り立つのか。また、「国のための国民」とされ、国の継承・存続のために、道徳や価値観がそれぞれであるはずの文化・思想に対しても憲法で定められた時、私たちの「生きる」という行為事態が脅かされるのではないか。
 
こうした動きに対し、私たちがとれる、国家賠償請求など、具体的な行動はなにか。憲法を知り、参政権を最大に行使し、知によって国を監視していくことをやめない。憲法には、そのことの有効が書かれている。

≪この音源は2013年3月22日に収録致しました≫


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2013年03月22日

小田嶋 隆×湯浅 学 「同い年の音楽よもやま話」

同学年のふたりである。いくつなのかはコンテンツをお聴きください(すぐに調べられるけど)。
同い年だけにタイムラグなく音楽の話ができると、すぐに意気投合。いきなりディープでややこしい話題に突入した。

音楽評論はなぜ書く人間が出てしまうのか。
そこから、湯浅さんが先頃出版した『アナログ・ミステリー・ツアー 世界のビートルズ』へ。
小田嶋氏のビートルズ体験、湯浅さんの音楽入門、懐かしくもごちゃまぜ感があった頃の全米ヒットチャートの話から、ふたりの辿った音楽・マンガなど、サブカルへの道が明らかに。

さて湯浅さん。世の中のどれがメインストリームでどれがサブカルか、裏と表の区別がつかないという。その原因は、幼い頃の体験にあった。拾って届けた時計が一年後、警察から手渡された時のエピソードとは…。

後半は、バンド「湯浅湾」について。
ギターの関門はFのコードだと小田嶋氏。
続いてニール・ヤング、そして、ボブ・ディランらはどうして下手なのかなど、ふたりのボブ・ディラン論が熱く始まる。
そして、音楽を我慢して聞くことの意味についてさらに熱く語るふたり。
果ては、蕎麦屋のジャズ無用論、ゲレンデの演歌賞賛説と疑問説、家電量販店のショップソング暴力説から、ベートーベンとメタル類似論など話は流れ流れて、ビートルズのアナログ盤に戻りました。

最後は「LPレコードとのつきあいは、◯◯と同じ」という湯浅氏の深い人生論。
とにかく、音楽を肴に楽しいお酒のようなコンテンツ。必聴です。

≪この音源は2013年3月15日に収録致しました≫


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2013年03月19日

コペルニクスの探求 vol.6:小笹芳央×平川克美×セルジオ越後(ゲスト)

セルジオ越後をお迎えして、体罰、指導、コミュニケーション、モチベーションをテーマに語る。
昨今話題の体罰に関して、メディアはあまりに定型的な反応しか示していない。ポリティカルコレクトネスである。


セルジオは、自らの経験も踏まえて体罰は今後もなくならないだろうし、それは日本の伝統でもあることを強調する。
そして、それを認めたうえで新たな指導方針を模索する必要があるという。

一方小笹は、今回の件で誰も言っていないこと。つまり自殺という抗議は、有効でもないし、してはならないというところから考えるべきであるという。

この件に関してのマスコミ報道は、マッチポンプの役割を果たしており、自ら仕掛けて騒いでいるところがある。

スポーツとは本来的に体罰とは無縁のものだが、勝ちにこだわらないスポーツなどはないという点では三人の意見が一致する。

奇しくも、同じ栃木県でアイスホッケーチームの代表を引受けるセルジオと、バスケットボールチームをサポートする小笹、そして三十年空手の稽古を続けている平川の三人が、スポーツと体罰、指導法などをめぐって熱く語りあう。
この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/634よりどうぞ!

2013年03月15日

平松邦夫×高木新平 「シェアハウスの交感」

高木さんは、社会の文脈を捉え、結び目をほどいて新たなアクセントをデザインするのに長けた人とお見受けする。だから、コンテクストデザイナー。自分で作った肩書きだが、でもそれも別に必要ないと言う。

まずは、なぜ博報堂を辞めたのか。100万viewという当時のブログの反響の大きさと、その後を平松氏が聴く。

家族や企業でのきずなが薄れ、結果的に「ひとり」となった日本人が、個人としての生き方を模索するなかで、もういちど誰かとコミュニケイトしながら感覚を交わらせ、新しいライフスタイルとコミュニティを作る生き方を、高木さんはシェアハウスで具現化している。しかも、提案ではなく実験。それも身をもってやる。なぜか。

私たちの日常は、稼ぐのは会社、生活は消費の場がルール。高木さんは、生活しながら生産ができないかと思った。もうモノを買ってカタルシスなんて感じないし、それより人と話してるほうがいい。実際、シェアハウスの彼らは被災地のボランティアや企画したイベントなどに出かけ、会社とは違う名刺で土日を過ごすという。今、高木さんは、シェアしたいろんな人の所を泊まり歩いている。今度は、他人の家の扉を開ける実験だ。

「ネットでつながるだけじゃ、足んねぇと思った。だから、シェアハウス。ひとりになりたければ、カフェがある。で、帰ったら人がいる」


プラスワンは、高木さんが早稲田の歴史ある「繊維研究会」で開眼したこと。モノとしてのファッションの消費は終わった時代、何がファッションに価値を生み出すのか。あるフッションショーのエピソードがおもしろい。

若者らしくストレートに話し、軽やかでしかもたくましい。
高木新平25歳。
新しい社会のライフスタイルを生み出す逸材に、彼の父親よりも年齢を重ねた平松氏が柔らかく迫る異世代トーク、
ぜひお聴きください。!

≪この音源は2013年3月8日に収録致しました≫


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第7ラウンド・チャレンジャー:常見藤代~!

〈常見陽平の愛と怒りのキャリア・プロレスリング〉
毎回、チャレンジャー(ゲスト)の人生物語を聞き、トークバトルする90分1本勝負です。


〈常見陽平の愛と怒りのキャリア・プロレスリング〉
毎回、チャレンジャー(ゲスト)の人生物語を聞き、トークバトルする90分1本勝負です。


2012年に大ブレークした言葉が「ノマド」です。
やや意味は曖昧ですが、もともとは「遊牧民」の意味で、時間、場所、組織にとらわれずに自由に働くスタイルのことをさすようです。

このスタイルで生きる安藤美冬氏がMBS系『情熱大陸』、NHK『ニッポンのジレンマ』などに登場し、広がりましたね。
ただし、定義が曖昧で、自由に踊らされる不幸な若者を増やすのではないかと懸念され、賛否両論を呼びました。

さて、このノマドですが、本当に自由に生きているんですかね?
あと、ノマドを名乗りつつも、いつも居場所が電源とWi-Fiが使えるカフェって、
全然移動していないじゃん!と思ったりします。

今回は、砂漠に暮らす遊牧民と長年にわたり寝食をともにしつつ取材してきた
ノンフィクション写真作家の常見藤代さんが登場。
いやあ、面白い……。砂漠で暮らす遊牧民、超越しています。
おちついた声で話す常見藤代さんのお話は、現在の私たちの生き方を問い直すものでした。

ご期待ください。

ちなみに、よく聞かれるのですが、
常見藤代さんは、僕の家族や親戚ではないようです、どうやら。

常見陽平

収録日:2013年1月28日


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2013年03月08日

平川克美×高橋源一郎「政治から消えた身体性」

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高橋源一郎さん、久々の登場である。二年前の東日本大震災後に平川と語り合った時、原発に関して出す政府の発表が何やら、どこかでいつか見たような、そんな気がする繰り返しだ、という話だった。

今回、高橋氏がおもむろに取り出した新聞は安倍首相の施政方針演説全文。またしてもの繰り返しである。さて、就任演説でも施政方針演説でも、語るべきなのに語られなかった内容とは何か。そして、アベノミクスの本質的スローガンとは何か。

日本人とはかくも忘れっぽい国民だったのか。事業仕分けに共感したのはつい一年前である。苦労して縮小した公共事業の拡大がなぜ今、賛成多数となっているのか。

民主主義の融解、と平川は言う。これは移行期的混乱の行き着くところなのか。人々の心理を覆う不安とは何か。

ネットも含め、言論に自分と他者の入れ替えがなくなり、言葉が荒れて風通しが悪いと高橋氏。そんな中YouTubeで見た、ひ弱に見える青年が政治家の事務所を訪ねる映像に感銘を受けたという。弱き存在、損得のない行動が何かを変えるかもしれないと高橋氏。

戦争への賛否、中国との関係など、正しきことを言おうとする時に、一度自分と他者を一旦置き換える余裕がなくなったと両者は語る。こんな時、戦争を経験した戦中派と呼ばれる人々の肉声が聞きたいと両人。なぜならば、政治や社会のイデオロギーやオピニオンに、身体や経験を通した言葉が無くなったからだという。その危険とは何か。身体は、私たちの判断や行動や言葉にどう関わるのか。

民主党の弱体化、南北戦争とプラグマティズム、勝者の論理、株式会社の消滅、体罰問題と個の自立など、話は共通したある視点に貫かれながら、多くの課題に切り込む。次回のトーク、まずはこのコンテンツを聞いて乞うご期待!!

≪この音源は2013年3月1日に収録致しました≫


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江川紹子×木山啓子 「国際緊急支援の現場から」

特定非営利活動法人JENは、紛争や災害により、極限的に厳しい生活を余儀なくされている人々に、迅速かつ的確な緊急支援を行う組織である。

的確とはどういうことか。支援においては、緊急ゆえの過剰やミスマッチ、依存を促してしまう援助が発生する。JENは蓄積した経験から、一方的な善意の提供ではなく、被災した人々が自らの力と地域の力を活かし、精神的・経済的に自立した暮らしを取り戻すためのサポートを、緊急時から提供する。
 
現在、JENが取り組む支援先は、アフガニスタン、イラク、スリランカ、パキスタン、南スーダン、ハイチ、ヨルダンの八ヶ所。終了したのは、旧ユーゴやチェチェン、新潟など10か所でのプロジェクトだ。

益々緊張と緊急性が高まるヨルダンへのシリア難民は今、どんな生活を送っているのか。10万人を超える難民キャンプへの流入と混乱の実態。人々の不安や苛立ちにどう対処し、どんな支援の工夫やノウハウが施されているのか、木山さんが厳しい現状を語る。

また、イラクで空爆に合った時の危険や、旧ユーゴで出会った夫と息子を亡くした絶望の女性にどう向き合ったかなど、エピソードは尽きない。

また、海外と国内の支援のアプローチや配慮の違い。災害時には、国や地域社会の積年の課題がたちまちに現れる。中越地震において、孤立し、限界集落となった村をどのように再生へと導いたのか。

災害によって傷つき、失うものは国、地域、人々によって違う。その個別の困難にいかに柔軟に向き合うか。当事者と支援者の関係や交流がよい方向に向かう時に何が起こっているのか。木山さんの信念と経験から見えてくる「支援とは何か」の答えは深い。必聴のコンテンツです。

≪この音源は2013年2月22日に収録致しました≫


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※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

※平松邦夫氏のtogetterによるまとめはhttp://togetter.com/li/452756をご覧ください。

2013年02月22日

小田嶋隆×佐山一郎「小田嶋・佐山のスポーツ談義」

小田嶋隆氏と佐山一郎氏、と言えば「サッカー」。はなしは居心地の悪い記者席談義から始まった。続くペレや釜本茂氏のエピソード、サッカーと野球の報道はどう違うのか、そして、日本のスポーツ評論について…。

そもそも、どこで日本のスポーツと報道に翳りがさしたのかと、いきなり大きく問題を掲げる佐山氏。端緒は、アフガン侵攻に際し、カーター政権の牽制が原因とされるモスクワ五輪参加辞退にあると分析する佐山氏。多くの有名・有力選手が人生を狂わせたと指摘する。

一方、イギリスの選手は個人として参加した。なぜ、日本の選手は自力で、または募金を募り、国の枠を越えて参加しなかったのか。マスコミはこの問題について、指摘・報道、反省をしたのか。

新国立競技場の設計コンペ、レスリングの五輪種目陥落の危機、そして、体罰問題。体罰とは何か。ふたりの個人的な経験も含め、日本的体質を指摘。はたして、ふたりの描く解決法とは?

かみ合うのか、かみ合わないのか、話題転換のスピードも抜群。サーフィンしているような聞き心地の新感覚ラジ街トーク、ぜひお聴きください。

≪この音源は2013年2月15日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/624 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

※平松邦夫氏のtogetterによるまとめはhttp://togetter.com/li/452756をご覧ください。

2013年02月19日

コペルニクスの探求 vol.5:小笹芳央×平川克美×柳家小ゑん(ゲスト)

この『コペルニクスの探求』は、リンクアンドモチベーション社長の小笹芳央と、ラジオデイズプロデューサーの平川克美が、毎月際立ったビジネスパーソンや、文化人を迎えて、ビジネスの今日的話題を探求するというもの。

経営者に落語好きは多いが、それは単に多忙を癒すのみではなく、そこに商売上のヒント、人心掌握の要諦が隠されているからかもしれない。商売の心得百般は落語にあり、というわけで柳家小ゑん師匠を迎えての、コペルニクスの探求。

小笹芳久も、平川克美も無類の落語好きである。そこで、井戸の茶碗、明烏、片棒、百年目などの古典落語が、商いの倫理をどのように伝えてきたかを探る鼎談。

しかし師匠を迎えて、途中から話は噺に移り、片棒の実演とあいなる。抱腹の九十分。落語好きのビジネスマンは是非。
この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/625よりどうぞ!

2013年02月15日

平松邦夫×暉峻淑子 「ラジオデイズ版〝豊かさとは何か〟」

1989年、日本がまさにバブル崩壊の崖に立っていたとき、暉峻さんは『豊かさとは何か』という一冊の本を著した。
こんなにも働き、これだけの経済力がある国が、このような生活でよいのか。警鐘を鳴らした著書であった。

二年後、バブル崩壊。それでも日本人は懲りなかった。そして、2003年、『豊かさの条件』を発表。格差が拡大する日本に再度、警鐘を鳴らした。

「学生は『先生がせっかく本で書かれても、僕たちの生きる社会は一向に変わらないどころか、ますます悪くなって行く』と言う。
しかし、私はこう答えるんです。『人に任せていては変わらない。あなたがたが社会人として、じぶんで動き出さないと、世界は変わらないのよ』と」
その思いを、暉峻さんは昨年『社会人の生き方』にしたためた。

日本人は、何に気づかなくてはならないのか。暉峻さんの考える社会人とは何か。人間らしい生き方とはなにか。
それができていないとするならば、日本人、日本社会の何が問題なのか。そして、個人の幸せを実現する、社会の土台とは何か。

柔道女子の監督指導陣への告訴や福島の母親たちの連帯など、今の私たちの社会にある理不尽、あってはいけないことに対して声を挙げていくことの大切さ、勇気……。
精神的な土台となったお父様とのエピソードやドイツ、ヨーロッパの大人達の「生活を守る」暮らし、教育、経済、新しい社会の試みとは何か。
広島電鉄の非正規雇用を無くしたケースは非常に示唆的である。

暉峻さんが文章を書いた絵本『サンタクロースってほんとうにいるの?』を、平松さんが朗読するところは、なかなかの聴きどころである。
そして、暉峻さんが支援した阪神淡路大震災の被災児たちとユーゴスラビアの子ども達の交流のエピソードが語られる。
続けて、平松氏はそのときの子ども達の澄んだ感想を読みあげるが、思わず熱いものがこみあげる。

私たちは、助け合い、社会のために活動すれば、お金儲けよりもずっと貴重で幸せな経験をすることができる。
なぜなら、私たちは個人であると同時に、〝社会人〟であるのだ。

暮らしがなぜ大切か。個人の生き方や根は暮らしにあるからだ。個々人の判断力の元はそこにしかないのである。

≪この音源は2013年2月8日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/623 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

※平松邦夫氏のtogetterによるまとめはhttp://togetter.com/li/452756をご覧ください。

第6ラウンド・チャレンジャー:関谷英里子~!

〈常見陽平の愛と怒りのキャリア・プロレスリング〉
毎回、チャレンジャー(ゲスト)の人生物語を聞き、トークバトルする90分1本勝負です。

第5ラウンドは、同時通訳者、NHKのラジオ英会話の講師などで活躍中の関谷英里子さん。
彼女は私と同世代の著者で、これまでも出版社さん主催のパーティー、飲み会などでご一緒する機会はよくあったのですが、なんと素面で真面目な話をするのは初めて。

彼女のこれまでのキャリアから、英語上達のコツ、グローバル人材の謎など、楽しく語り合いましたよ。

改めて、キャリア形成とは意図と適応だと再認識したい次第です。

これまで同時通訳をした人のこぼれ話なども楽しいですよ。

お楽しみに

常見陽平

収録日:2013年1月28日


また、続きはラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/619 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

2013年02月08日

平川克美×関川夏央「昭和のエートスについて語ろう」

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ホストの平川が敬愛する作家、関川夏央を迎えて氏の作品である『昭和が明るかった頃』、『家族の昭和』を軸に、昭和三十年代のもうひとつの真実をあぶりだす。

もうひとつ、というわけは映画『三丁目の夕日』とは異なる昭和がこれらの本には描き出されているからである。

日活映画は何故、無国籍映画だったのか、あるいは何故ホームルーム民主主義だったのか。監督も脚本家も外地から日本に戻ったひとたちであり、伝統的な日本に対するアンチテーゼとしての戦後的感性を持っていた。

戦後占領時代の重苦しさへの抵抗、あるいはそれからの解放として選ばれたのが石原裕次郎と、吉永小百合であり、かれらは昭和三十年代の思想的記号であった。

関川・平川は戦後的モダニズムとは何かを読み解く冒険的な対談を行っている。

≪この音源は2013年2月1日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/621 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2013年02月07日

江川紹子×荻上チキ 「社会をアップデートするために」

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「いじめ問題」がきっかけで知り合った荻上チキさんと江川紹子さん。書籍、雑誌、ウェブ・ジャーナルにネット、ラジオと、様々なメディアで意見を発信し続ける荻上さんの近著、『僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか 絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想』(幻冬舎)を読んだ江川さんは、新しい言論のありかたを見たと言う。
「ダメ出し」から抜け出た「ポジ出し」とは何か。また、ウェブマガジン「シノドス・ジャーナル」などを作ったきっかけとは?

日本低迷の20年間に、言論も疲弊しすり減ったと荻上さん。その世界に新風を吹き込む意図を語る。マスメディアの功罪とは何か、ウェブでできることは何か。言論を担う人材の育成を語る。

また、3.11後の流言が生まれた素地の分析や、支援の混乱などについての検証も手がける荻上さん。具体的な支援のノウハウ、自治体どうしの連帯のありかた、個人ボランティアの移動費の悩み解決など、具体的な事例の取材をもとに、詳細な解決法・提案がなされる。
 
取材や集めたデータで分かってきたのは、支援や混乱の状況下では即効薬や万能薬はなく、個別の状況・時期に応じた“応病与薬”をみつけることだと荻上さん。そこから、いじめ問題には、昔と変わらず、頭でっかち、心でっかちな精神論か横行していると眉をひそめる。

では、どんな解決の可能性があるのか。そのためには、メディアはどんな報道を心がけるべきか。ネットでできることは何か。

社会的課題の解決には、専門家でもなく、当事者でもない人間が、自分なら何ができるかを考えながら、過去の事例や歴史、個別のデータを吟味し、冷静な意見と解決に向かって具体的なアイデアを持ち、さらに“言いだしっぺ”になることだと言う。

まさに社会的課題が山積の今、大切な「ポジ出し」ノウハウ伝授の1時間あまりでした。何かがしたいひと、したくない人も必聴です!!

≪この音源は2013年1月18日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/618 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2013年01月25日

小田嶋隆×面影ラッキーホール「“ヤンキー”論」

ブラックミュージック、ソウルなテイストの音楽に乗せて、”バッドテイスト”な主人公の物語を個性的な歌詞で歌う面影ラッキーホール。小田嶋隆さんとの対談が実現!

小田嶋さんが、80年代後半に感じたEarth, Wind & Fireなどのブラック・ミュージックに対する”違和感”。面影ラッキーホールは、その”違和感”=バッド・テイストがエッセンスと語るふたり。では、日本人にとって、黒人という存在はどんなものだったのか、ファッション、文学、音楽に、時代の変遷をみつける。さらに、日本の歌謡曲以来の音楽シーンを三人三様に分析。

核心の“ヤンキー”論。「日本の黒人的存在がヤンキー」と語るふたり。彼らの歌に登場するヤンキーは、どこに住んで、どんな人生を送っているのかわかるほど、リアリティがあると小田嶋氏。彼らもヤンキーかと聞くと、全く違う種族だと名言。ではどうやって、ディテールをつめたリアリティは生まれるのか。取材秘話、エピソードは必聴。

軽快なトークに、面影ラッキーホールの音作りのテイストやスタイルが充ちたコンテンツ。ぜひ!!

≪この音源は2013年1月18日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/616 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

2013年01月22日

第5ラウンド・チャレンジャー:中森明夫~!

〈常見陽平の愛と怒りのキャリア・プロレスリング〉
毎回、チャレンジャー(ゲスト)の人生物語を聞き、トークバトルする90分1本勝負です。

第5ラウンドは、中森明夫さん。

「泣かせてください・・・。」

この言葉を聞いて、「お!」と思った人は、かなりの『スクール☆ウォーズ』ファンですね(笑)。
歴史的勝利の瞬間に発した、山下真司演じる滝沢賢治監督の名セリフです。
でも、今回の中森明夫さんとの対談、まさにそんな感じだったのですよ。
スタジオに中森さんがやってきた瞬間、私は泣いていました。いや、対談が決定した段階から涙だったのですけど、「本当にやるんだ。来てくれたんだ」って。

私、まさに地元札幌で中二病だった頃に、雑誌や本を通じて中森明夫さんの存在を知り、前から「いつかお会いしたいな」と思っていた方なんです。田舎で雑誌『宝島』の文化をたっぷり吸って、いつかは内地に出たい(当時の札幌の、少なくとも私の周りでは本州のことを内地と呼ぶのが普通でした)。

青春のバイブル『東京トンガリキッズ』から、2011年以降の世の中を予言していた(?)『アナーキー・イン・ザ・JP』、そしてAKB48や、総選挙まで、話は広がりを見せました。

是非、チェックを!

私も何度も聞き返しそうです。お楽しみに!

常見陽平

収録日:2012年11月26日


また、続きはラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/610 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

2013年01月18日

コペルニクスの探求 vol.4:小笹芳央×平川克美×小山龍介(ゲスト)

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この『コペルニクスの探求』は、リンクアンドモチベーション社長の小笹芳央と、ラジオデイズプロデューサーの平川克美が、毎月際立ったビジネスパーソンや、文化人を迎えて、ビジネスの今日的話題を探求するというもの。

世代の異なる三人の起業家鼎談である。ライフハッカーシリーズの著者として、人気の小山龍介さんは、実は平川とは深い関係があった。アメリカのビジネスカフェという会社の社長であった平川、サンダーバード国際経営大学院から同社にインターンで研究に来ていたのが小山さんでした。

そんな縁で、話はまずアメリカのビジネススタイルとは何か、その功罪はというところから始まる。小山は起業へのハードルの低さを学んだという。自分の得意なことを、自由にビジネスにしても生きていけるという楽観主義がそれである。
アメリカンビジネスのポジティブな面を学んだ小山と、ネガティブな面を見た平川がお互いのビジネス観を語り、そこにリンクアンドモチベーションの小笹社長が絡む。

コンサルティングといえばアメリカの戦略コンサルが隆盛だが、人事系のコンサルにフォーカスし、さらに数値管理型のアメリカ型コンサルティング手法のアンチテーゼとしてのモチベーション文化を日本に持ち込んだという。

この後、話は日米文化論、異文化論に展開。そして企業論・CSR論の中心へと分け入っていく。世代の異なる三人三様の経験を背景とした興味深い見解が披瀝されている。

起業を志す若い人々にとくにお聴きいただきたい鼎談です。
この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/615よりどうぞ!

真山仁×平松邦夫「ラジオの街で逢いましょう」

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「ハゲタカ」で鮮烈なデビューを飾った真山仁さん。その後も、中国が建設した世界一の巨大原発でプラックアウトが起こる「ベイジン」、食の安全や農業を捉えた短編集「プライド」など、真山さんの作品は、常に現代に引き起こっている社会問題をテーマに、苦悩奮闘する現場の人間を描く経済小説だ。

先に挙げた「ベイジン」は2008年の作品。真山さんが築いたフィクションは、2011年3月11日、隣国ではなく日本の現実となった。「ベイジン」執筆に際した取材時、真山さんは多くの専門家にブラックアウトの可能性について何度も細かいシュミレートを示しながら聴いたという。しかし、誰からも「現実にはありえない」と返された。真山さんは常にこの、フィクションと現実の限界・境界を丹念に探りながら、物語を構築していると言う。

そんな真山さん、いったいいつから小説家になろうと思ったのか。ユニークな真山少年のエピソード、小説家への道、ライター時代に得たこと、そして、いよいよ、真山さんの真骨頂であるエネルギー問題への視点を熱く語る。
 
「マグマ」は、オイルショック後に原発と並ぶ二大エネルギーと考えられていたにも関わらず、時代に捨て置かれた地熱発電の再生を描いた作品である。3.11後、地熱発電は経産省・環境省ともに歩み寄りながら開発がようやく進み始めた。その可能性、安全な代替エネルギーへの取り組みの必要性を平松氏と語り合う。

真山さんの現実への取材は人へのインタビューに留まらない。養蚕農家の悲哀を描くのに蚕を実際に飼い、ミツバチの危機の短編を書くにあたり、養蜂にもチャレンジし、農薬の害を自分の目で確かめた。そうしたリアルな体験が描かれるからこそ、真山さんの作品は多くの人を説得し、共感を得るのだろう。作品を楽しむカギとしても、必聴のコンテンツである。

≪この音源は2013年1月11日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/614 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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堀茂樹×平川克美「ラジオの街で逢いましょう」

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2013年1月7日収録。『ラジオの街で逢いましょう』今年最初の対談である。フランス文学者であり、アゴタ・クリストフなどの翻訳家としても知られる堀茂樹と、平川克美はエマニュエル・トッドとの機縁によって知り合ったという。

そのふたりが、人口減少フェーズに入った日本の経済状況、右傾化する政治状況について語り合う90分。

現在の政治状況をめぐって、政治家やメディアによって流布され続けてきた単線的な思考、党派的な言説に対して、わたしたちはどのような立ち位置をとり得るのか。文学の役割と有効性についての議論が深いところまで噛み合っている。

後半は、小沢一郎をめぐって、氏の政治手法に対して懐疑的な平川に対して、堀は、小沢擁護の立場から、一貫して理念をつらぬき、国民に高度な判断を求め続けている小沢一郎という政治家の特質を熱く語っている。

大変に聴きごたえのある対談になっている。

≪この音源は2012年1月7日に収録致しました≫


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2013年01月08日

ラジ街年末スペシャル 「2012年総決算」

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2012年最後の「ラジオの街で逢いましょう」は、ラジ街パーソナリティー勢揃い
で、一年を振り返る。総選挙の結果に対する各自の分析から始まります。年末の
慌ただしい雰囲気とは異なり、スタジオは、ゆったりとしたラジ街らしい落ち着
いた空気が流れています。言葉はそれぞれ物静かだが、裁判官国民審査の問題
点、安倍内閣のマッチョなスローガンの危うさ、日本未来の党が勝てなかった理
由など、今の日本の問題点に鋭く切り込んでいます。メディアで飛び交う論争的
だが空疎な言説と一味違う、ラジ街風味のおとなの言説をじっくりとお聴きくだ
さい。
ラジ街をご支援いただいている皆様、昨年はありがとうございました。さて、
2013年も、おとなの言説、おとなの常識をお届けするために、スタッフ一同微力
を注いでまいりたいと思います。

≪この音源は2012年12月28日に収録致しました≫

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2012年12月28日

小田嶋隆×岡田憲治「続・タカケンの政治よもやま話」

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2012年12月16日に投開票された第46回衆議院選挙は、自民党圧勝・民主党の惨敗で終わった。この結果に、政治学者の岡田氏は「予想通り」とコメント。本対談は、選挙の票数の分析ではなく、選挙を通して見えた、「日本の社会に起こっていること」を論じていただいた。

さて、議会は何のためにあるのだろう。そこでは、選択肢が形成され、決定が行われる。選択肢とは、ある利益を集約したものであり、そのパッケーを作るのが政党の役割だ。そのパッケージが実現されなかったと、今回の選挙では、民主党は「うそつき」呼ばわりされた。しかし、岡田氏はこう述べる。「“うそつき”という言葉は、あまりに子どもじみていないか、その言葉の先に明日はあるのだろうか」と。

さらに、各国の小選挙区制、アメリカ・イギリスの政党と議会制、二大政党制の機能、自民党と民主党の違い、自民党のリベラルの衰退、当落によって各議員や候補者は何を勉強してほしいか、また、小沢氏が目指した日本政治・社会のシャッフルとは…等々。

さて、何より大きな変化は、票を投ずる者にあったというふたり。1970年代から、日本人は「一億総中流」という“幻想”に生きてきたと解説する。その幻想と現実、その後ますます広がる格差社会、もはやひとくくりではない「日本人」ひとりひとりが、いかに政治と関わるかを説く。
 
衆議院選挙の結果にひどく落ち込む人々も、そうでない人々も、冷静かつ大人な総括に必聴のコンテンツです。どうぞ。

収録日:2012年12月21日


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訂正版)孫崎享×平松邦夫 「〝戦後史〟を未来に活かす」

※このPodcastは、先日誤配信を行ってしまったため、改めて配信させて頂きます。
同一Podcastが重複してPodcastされてしまったお客様には、大変お手数をおかけしてしまいますが、このファイルは削除頂くよう宜しくお願い致します。

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平松邦夫元大阪市長が、孫崎享氏を迎える対談の第二弾。
すでに20万部を超えるベストセラーとなっている『戦後史の正体』。2012年のアマゾン「ノンフィクション、歴史・政治ほか」部門でコメント最多の栄誉に輝いたそのわけは、この本を読み、多くの日本人が「知らなかった!」と大きく驚愕したからに他ならない。私たちには知らされず、見えていなかった重要な政治的判断と状況が戦後70年近く存在し、現在もその路線を追従する形が続くわけだが、今、ようやく私たちには、見えていなかったものが見え始め、その問題を捉えることができるようになった。

選挙を経ておそらく大きく政治が動き、外交か変化していく中、我々は、孫崎氏から学んだ視点で何を見、いかに行動していくのか。

また、この対談が行われたのは、まさに第46回衆議院選の二日前。自民党の政権奪回が予測される中、小選挙区制をはじめ、国民の代表・民意の代弁者を選ぶのに何が問題であるのか、また、具体的に焦点とすべき事項や今後について話し合われた。

さらに、今後の日米関係、日中関係はどうなるのか、どうあるべきか。それを考えるために、1979年のある新聞の社説を読む孫崎氏。その社説はいったいどの新聞社のものか、平松氏にクイズが出題され、その記事から、現在の尖閣領有問題のポイントを説く。

つまるところ、国土・領土に拘る考えは19世紀的であるという孫崎氏。ドイツとフランスは、アルザス地方を戦争の発端としないことを歴史から学び、その知恵によって、ヨーロッパは50年以上の平和を得ている。「21世紀的に国境というものを考える必要がある。そのために、対立する国に自分と同じ考えの人間をみつける努力をし、その人を介して交渉を組み立てる知恵を得よう」と孫崎氏。さらには、日米同盟を進めたいアメリカの意向が浮き彫りとなった論考や集団的自衛権の真意や危険についても紹介し、言及。
 
平松氏の実によい意味で常識的で的を射たコメントに、複雑重要な政治的テーマにも、普遍的な人間関係や社会をとらえる視点が通用することを知り、合点する。前回に引き続き、必聴のコンテンツです。

≪この音源は2012年12月14日に収録致しました≫


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/607 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

2012年12月14日

岩上安身×平川克美「アメリカとは何者か」

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2012年末、衆議院選が迫る中、この国のメディアはいまだ深刻な情報操作を行っている。小沢一郎はなぜこれほどまでにメディアから無視されるのか。岩上氏が震災前に立ちあげたウェブ・メディアIWJでは、ネット上で、政治、社会、経済の情報発信を行ってきたが、立ち上げ当時から取り上げてきた課題は、TPP、沖縄の高江ヘリパット問題、上関原発、そして陸山会事件だった。これらは、震災・原発事故以後も、日本社会が注目すべき大事な課題であり続けている。なぜならこれらは同根であり、ゆえに、岩上氏は日本各地で同時多発のUSTを行い、その根っこがどこにあるのかがよく見えるように発信してきたのである。

IWJ が「原発報道」に傾いているという揶揄に対し、岩上氏はこう言う。「そもそも、原発報道などという報道ジャンルはないし、また、マスメディアの報道の歪み、嘘は今に始まったことではなく、原発は彼らにとって最もタブーな領域なだけだ」。では、それほどの歪みを生む根源はどこにあるのか。
 
岩上氏は、アメリカという国の持つふたつの側面から、世界の現状を解説。すなわち、帝国としてのアメリカと新自由主義の本山としてのアメリカ、このふたつの顔が合体し、内部から瓦解しながらも世界の覇権を手放さない、一種異常な精神状態を続けるアメリカという国の行状を、様々なデータなどから説く。米中関係の真実、両国に挟まれた日本の真のポジションは何か…。この先は、ぜひコンテンツをお聴きいただきたい。

驚愕、戦慄が走る話が続くが、この深刻な状況下、私たちはいかに生き、何を選択していくべきなのか。「従属国」である真実と、そこからの脱却・逃走をいかに果たすか。将来を見据え、では、どの国と手を携え、生きていくのか。その方法は探るのは難解極まりないが、それでも、挑まなくてはならない切実さを知っていただく、全国民必聴のコンテンツ。

収録日:2012年12月7日


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2012年12月11日

コペルニクスの探求 vol.3:小笹芳央×平川克美×松原隆一郎(ゲスト)

この『コペルニクスの探求』は、リンクアンドモチベーション社長の小笹芳央と、ラジオデイズプロデューサーの平川克美が、毎月際立ったビジネスパーソンや、文化人を迎えて、ビジネスの今日的話題を探求するというもの。

ゲストに、東京大学大学院教授で社会経済学の松原隆一郎さんを迎えて、低迷する日本経済の原因、グローバリズムの陥穽などについて熱いトークが展開。

現在を移行期的混乱と捉える三人が、その中でいかにして秩序や共同の幻想を保っていけばよいのかを論じある。とくに、戦後の日本の歴史が家制度の崩壊のプロセスであったという認識のもとに、家制度とは何だったのか。

日本人はそれを壊して何を生み出してきたのか。さらには混迷する政治状況はどうして生まれてきたのかを論じた興味深い鼎談になっています。
この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/606よりどうぞ!

コペルニクスの探求 vol.2:小笹芳央×平川克美×松岡正剛(ゲスト)

この『コペルニクスの探求』は、リンクアンドモチベーション社長の小笹芳央と、ラジオデイズプロデューサーの平川克美が、毎月際立ったビジネスパーソンや、文化人を迎えて、ビジネスの今日的話題を探求するというもの。

日中が尖閣の問題で、揺れている。竹島をめぐって日韓も緊張。今、東アジアで起きていることの意味は何なのか。

ゲストにラジオデイズ初出演の松岡正剛氏を迎えて、日本の東アジアにおける立ち位置の変化、日米関係などを歴史的に考察する。深く、鋭い見識が披瀝された稀有な鼎談になっている。

ビジネスマンだけではなく、多くの皆様に是非ともお聴きいただきたいラジオデイズ一押しのプログラムです。
この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/604よりどうぞ!

コペルニクスの探求 vol.1:小笹芳央×平川克美×三島邦弘(ゲスト)

新番組『コペルニクスの探求』は、リンクアンドモチベーション社長の小笹芳央と、ラジオデイズプロデューサーの平川克美が、毎月際立ったビジネスパーソンや、文化人を迎えて、ビジネスの今日的話題を探求するというもの。

今回は、出版界の風雲児であり、革命家でもあるミシマ社社長の三島邦弘を迎えて、「起業について」「社長業について」「コミュニケーションについて」掘り下げている。

初顔合わせとなる、小笹・三島がはたして噛み合うのか、一方は一部上場を遂げたベンチャーの雄であり、一方は小商いを地で行く若き経営者。

経営とはまさに、「計画と無計画のあいだ」(三島氏の著作)であるという三島理論を、先輩社長である小笹が受ける。ビジネストークとしてだけでなく、ラジオデイズの鼎談ものとしても、出色の内容となっています。
この音源の高品質版を含む、上下巻セットはhttp://www.radiodays.jp/item_set/show/580よりどうぞ!

2012年12月07日

江川紹子×安東量子 「〝福島のエートス〟とは何か」

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放射能が怖いのは、見えず、感知できないからである。見えない放射能を避け、福島からは多くの人々が子供達を連れて県外に避難した。

福島に留まる選択をされた安東さん。お話は、震災当日のご自分のこと、直後の行動、現地と報道の違い、避難、戻られてからの日々、「残る」選択をした者がいかに不安を解消して故郷で生きていくか、その工夫とそこから生まれた活動について語る。

多くの当事者ではない人々がマスコミを通して知る現実と、現地の事情や当時者の抱える深刻さは異質である。そこにも孤独や分断は生まれる。
学者の情報も、それをじぶんたちの選択や判断や暮らしや生き方にどう活かすかは、自分たち自身が決めねばならない。では、誰とつながれば、事故以前の暮らしや精神の安定を取り戻すことができるのか。

安東さんは、チェルノブイリ事故後、ベラルーシで始まったICRPがサポートする放射能被害を防護する住民主体の活動「エートス」から学び、福島いわきの地で、活動を始める。その経緯と実状。彼女たちが大切にしているものは何か、何が生まれているのか。

後半は、江川氏も同行したノルウェーとベラルーシの視察報告。

放射能の情報について、正誤や過剰・過少を判断することは難しい。が、自分で知る努力を怠らないことが、見えない放射線防御の唯一の方法であると、改めて知るコンテンツ。

収録日:2012年11月29日


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/600 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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第4ラウンド・チャレンジャー:おおたとしまさ~!

〈常見陽平の愛と怒りのキャリア・プロレスリング〉
毎回、チャレンジャー(ゲスト)の人生物語を聞き、トークバトルする90分1本勝負です。

第4ラウンドは、常見陽平リクルートの同期の
育児・教育ジャーナリスト、おおたとしまささん。
何気に、真面目な話をするのは初めてです。

いやー、熱い。実に熱い。
何に関して熱いかというと、まさに育児、教育に熱い。

教育と人材育成はどう違うか?

学校とはどうあるべきか?

いちいち現場視点でのマジな議論でした。
特にお子様がいる方にオススメです

収録日:2012年11月26日


また、続きはラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/601 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2012年12月05日

小田嶋隆×岡田憲治「タカケンの政治よもやま話」

iTunesに登録 ←ポッドキャストにて本編を無料ダウンロード頂けます

2012年11月半ば、衆議院が解散された。55年の自民党体制、政権交代による民主党政治3年。これから日本は、いったいどこに向かおうとしているのか。

まずは、小田嶋氏による解散劇に登場するノダ・アベ両氏の役者としての力量批評。岡田氏は、議会人同士の「トラスト」など、今の国会議員には感じられない政治家のセンスについて語る。

センスとは、まさに、まっとうな感覚、いわゆる「常道」のこと。憲政についての一般常識が行政の最高機関である国会から薄らいで久しい。いや、このところの薄まり具合は尋常でない。

いったい、民主主義とは、議会とは、選挙とは何か、そして政党とは何か。
今選挙は、脱原発、TPP、復興…、その他の難題に取り組む各党の政策を吟味し、具体性と現実性を見ながら、有権者は一票を投じなくてはならない。
私たち自身が、政党がなぜ必要なのか、真剣に考えねばならない時に来ている。

後半のプラスワンは、政党の話。野党にくだった自民党は果たして、野党としての体験と思考を積み重ねたのか、与党という主役をあてがわれた民主党は、ふさわしいイニシアチブを発揮できたのか。

最後は、第三極と言われる“維新”と言われるパーティの気味悪さについて。冷静に見よう。第三極とは、すでに国会議員を擁する公明、社民、共産、そして国民の生活が第一がそう呼ばれて当然なのに、国会議員も少ない、しかもラディカルに保守を叫ぶパーティを第三極と言ってよいものか。メディアの常道を疑いたい。

ほかに、世論調査の実状などなど、メカらウロコの「選挙よもやま話」、お聞きください。次回に続きます。そちらもぜひ。

収録日:2012年11月16日


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/596 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2012年11月16日

平松邦夫×田村秀「地方自治はどんな〝改革〟を必要としているのか」

地方の閉塞・疲弊が叫ばれて長い。この間、「地方の問題に取り組むのだ」と、「改革」を掲げた多くの首長が地方行政に携わった。その「改革」とはいかなるものであったのか。時間が経って振り返ると、それらはどれも、在任中の話題性のわりには、成果は残していないものだ。自治体職員に引き継がれたり、または制度として採用されたような成果はあまり聞かない。
どうやらそこには、「現状=黒、否定と改革=白」という図式がすでにあり、劇場型の見えやすい政治のみが表舞台となる日本社会の悪しき構図がある。
しかし、そもそも地方政治とは何か。主役は誰なのか。ふたりの疑問はそこから始まる。

今まさに始まった、人口が減少する日本の移行期的時代。地方と都市が連携し、お互いが輝く方法とバランスを取り戻すターニングポイントである、と田村さん。

そのきっかけ作りとして、町おこしを「B級グルメ」という仕掛けで始めた田村さん。2012年、7回目を迎えた「B1グランプリ」は、地方都市での二日間開催で、62万人の入場者を誇る大イベントとなっている。

食に取り組むこと。それは、地域の文化であり、産業であり、自分たちの町を再発見する一番身近なチャンスである。
それにしても、おふたりの話に登場するおいしいご当地グルメの数々。名前を聞いただけで無性に食べたくなる。そう、食欲にまさる町おこしの原動力はない、と、聞かれれば納得されるに違いない。

また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/594 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2012年11月09日

平川克美×中島岳志「ジャーナリズムと権力」

先ごろ話題になった週刊朝日の記事と、それに続く橋下大阪市長の反撃、そして連載の中止までの一連の流れの中で、当番組平川は中島岳志氏と話したいと思っていたという。そして、中島もまた平川とじっくり語り合ってみたいということで、実現した企画である。

佐野眞一と取材班による週刊朝日の新連載「ハシシタ 奴の本性」は、連載第一回で中止が決まった。
平川も、中島も、この問題が投げかけている本質が、単なるジャーナリズムの劣化とか、朝日側の謝罪にあった被差別部落を特定するような書き込みがあったというところにあるのではないと言う。

問題は、一人の政治家についての分析を行うときの方法に致命的な欠陥があったということである。この件を論ずることは、政治的な立場を超えたノンフィクションという表現形式の可能性と限界について考察することでもある。

どのような方法が可能であり、どのような方法は指南力を失うのか。今回の問題の道筋を丁寧に追いながら、何が問題だったのかに迫る冷静かつ真摯な対談になっている。

また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/592 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2012年11月06日

第3ラウンド・チャレンジャー:齊藤正明~!

〈常見陽平の愛と怒りのキャリア・プロレスリング〉
毎回、チャレンジャー(ゲスト)の人生物語を聞き、トークバトルする90分1本勝負です。

第3ラウンドは、講演、執筆、テレビ出演と、精力的に活動中の
「マグロ船」齊藤正明さん。

何度もご一緒しているのですけど、普通に就職して食品関連の研究員をしていた彼が、なぜ上司の命令でマグロ船に乗って航海したのか、何度説明を聞いても理解できませんでした。
でも、今回の対談で、少しわかったような気がしました。

ひょうひょうとした雰囲気を醸し出しつつ、世の中の真理を語る彼との話はいつもエキサイティング。
今回の対談も、頑張りすぎずに、人生を流されつつもしなやかに生きるヒントに満ちていました。

明日からまた頑張る気になれる対談です。
会社に行く前か、夜寝る前、特に日曜日に『サザエさん』を見た後に聞くことをオススメします。

また、続きはラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/590 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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江川紹子×清水康之「生きる」ための支援で自殺を防ぐ

世界ではどれだけの人々が、自殺しているのだろう。
ゲストは、ハンガリーで開かれた世界の自殺予防のフォーラムに参加後、ウクライナやトルコなどを視察し、帰国したばかりのNPO法人「ライフリンク」代表、清水康之さん。早速、 “世界の自殺事情”から伺った。

世界の年間自殺者数は約100万人。WHOも重要課題として取り組むほどの現状だ。特に東欧諸国は、冷戦構造がくずれた80年代から90年代、社会の大きな変化と先行きの不透明感が、人々の不安を増幅した。以来20年の心身両面からの自殺予防の対策が続く。

一方、トルコの社会では、自殺が極端に低い。その背景にあるものは何か。
「死ぬ」という選択肢のないトルコと、日本の決定的な違いは何か。

だが、日本でも、対策が巣進んでいないわけではない。2007年に制定された「自殺総合対策大綱」が今年、五年ぶりに改訂された。法律化の大きな意味は、「自殺が個人的なことではなく、社会の問題であるとしたところにある」と清水さん。法律の枠組みと基盤によって、個人と支援する現場、そして、行政、国、警察がそれぞれ連携し、事例を分析し、対策をとる。その検証…というPDCAサイクルにより、自殺者数は確実に減ってきている、と清水さん。
 
2012年が終わりに近づいた今、どうやら、今年の自殺者は3万人を大きく切る見込みらしい。それでも、まだ、2万7千人が毎日、どこかで命を絶っている現実をどう捉えるのか。

「社会を変えたいと思う人はたくさんいる。では、どうすればよいのか」を言葉にする清水さん。いのちと向き合い、ひとつひとつのつながりを編み出してきた現場に生きる清水さんならではの言葉をぜひ聴いていただきたい。

また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/591 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2012年11月01日

第2ラウンド・チャレンジャー:白河桃子!

〈常見陽平の愛と怒りのキャリア・プロレスリング〉
毎回、チャレンジャー(ゲスト)の人生物語を聞き、トークバトルする90分1本勝負です。

第2ラウンドにして、女性のチャレンジャーが登場。
ベストセラー『「婚活」時代』(山田昌弘氏との共著 ディスカヴァー・トゥエンティワン)で有名な
「婚活」の提唱者、白河桃子さんです。

思えば白河桃子さんと初めてお会いしたのは、2010年、ある出版社のパーティーでした。
その後、『日経マネー』の企画で、藤巻健史さんと白河さんで鼎談。
意気投合し、共著『女子と就活 ~20代からの「就・妊・婚」講座』(中公新書ラクレ)を発表することに。
私が教えている実践女子大学にゲストで来て頂いたことや、琉球大学でパネルディスカッションをしたこともありましたっけ。

すっかり何度も対談している気分になってましたが、2人での公開対談はこの日が初めて。
白河さんの会社員時代の話、バブル時代の証言、ジャーナリスト活動を始めたばかりの頃の話、
「婚活」が一大ムーブメントになる直前のエピソード、「女子」について思うことなど、じっくり語り合いました。

私もすっかり楽しんでしまいました。

また、続きはラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/584 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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第1ラウンド・チャレンジャー:中川淳一郎!

〈常見陽平の愛と怒りのキャリア・プロレスリング〉...すごいタイトルだと早くも評判です。
毎回、チャレンジャー(ゲスト)の人生物語を聞き、トークバトルするという番組です!

第1ラウンドのチャレンジャーはウェブ編集者であり、問題作『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)の著者、中川淳一郎さんをお招きしました。
ウェブについて、熱い、過激なオピニオンを発信している彼。
当日もビールを片手に、実にざっくばらんに熱く語り合いましたよ。

彼とは大学2年生の頃からの、18年の付き合いになるのですが、そんな私でも知らない話がいっぱいの90分になりました。
いや、敢えて今まで聞いたことのない話ばかりを質問したのですけどね。

今回のトークバトルで再認識したのは、人生は偶然のようなことで動いていくということ。
彼は博報堂に新卒で入社し、企業のPRを請け負うCC局に配属されたのですが、実は第三希望だったとか。
でも、ここで学んだ経験が、後のウェブ編集者としての仕事に実はつながっているのです。
また、キャリアで大事なのはポジショニングだとも思いました。
フリーのPRプランナーをやっていた時期、ちょうど30前後の男性PRプランナーがおらず、大変重宝されたとか。

また、続きは「ウェブ」について、中川節が炸裂しまくりです。
ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/576 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
※ラジオデイズサイト内では同じ音源を販売中ですが、Podcastより高音質版となっております。

2012年10月26日

小田嶋隆×岡田憲治「言葉と言葉をめぐる言葉のはなし」

岡田憲治先生と小田嶋隆氏の、「言葉と言葉をめぐる言葉のはなし」は2ヶ月の時をおいて再びつづけられました。
今回は、尖閣諸島問題の浮上直後に始まった、週刊誌の見出しの煽りムードから。「最近の週刊誌の見出しはどうもいけない」と両者の意見。

では、新聞はどうなのか。“クオリティー・ペーパー”として、かつては世論を導く役割を担っていた新聞の役割を、今も果たせているのか否か。甚だあやしい現状を分析。今、社会を構成する様々な秩序が反故にされ、相容れない世界の林立が社会の構造であったものが隔てが取り払われてフラットとなる。新聞と週刊誌の役割分担や棲み分けはもはやなく、各紙・その他のメディアもこぞって、センセーショナルな言葉で視聴読者を稼ごうとするの実態である。

後半はいよいよ、週刊誌に連載された橋本大阪市長についてのルポールタージュの分析作業。ルポライターの執筆意図やスタンス、編集長の謝罪、世間の反応や両者の争いと発言から見えてくることは何か。

妙に言論空間は風通しが悪くなってきたと岡田先生。書いてはならないタブーが増え、曖昧で大雑把な煽る言葉が蔓延する…。その元凶のひとつはSNSだろう。人の言葉には文脈があり、話者としての顔と名前、そして経歴や人生がタグとしてつけられているものだ。そういうタグのない言葉は必ず、奇妙な泳ぎをすると小田嶋氏。対談最後は、岡田先生の粋な江戸下町言葉の紹介でため息を拭いました。どうなる!? ニッポンの言葉。

前回の二人の対談ははこちらです→http://www.radiodays.jp/item_set/show/574

また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/589 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2012年10月23日

平松邦夫×孫崎 享「戦後史の幻想」

戦後が始まったのはいつか。2012年の大ベストセラーとなった『戦後史の正体』の冒頭、孫崎さんが記したのは、1945年9月2日。8月16日ではないこの日に、日本は何をしたのだろう。中学・高校の歴史教科書の後半ページを頭の中でめくってみても、どうも定かでない。思い出そうとするが、はっきりしない。「時間がないから」と言われた記憶がある。とにかく、私たちは、そんな現代史しか習ってこなかった記憶がある。

なぜ、わたしたちは戦後の日本史を正しく、詳細に習わなかったのか。そこに、作為的・恣意的な意図があると、孫崎氏は言う。そのことが、戦後の社会を築く中でどのように影響し、今、そして未来に関わっていくのか、世界情勢が急速に動き、日本が多くの困難と向き合い、政治の大きな危機に直面する今、戦後とは何かという事実を、多くの外交文書による事実の組み立てによって知る必要がある。そして、それを知らなかったことが、今の日本の尖閣諸島をめぐる現状や危機を生んでいるのだと孫崎氏は述べる。

1945年9月2日、日本政府が米戦艦ミズーリの艦上で調印した降伏文書、ポツダム宣言、そのポツダム宣言で触れられているカイロ宣言、さらに、サンフランシスコ条約…。
領土について語るならば、最低この三つの国際条約について詳細を知らねばならないだろうと孫崎氏。見えてくるのは、私たちの知らない「敗戦」の意味と「無条件降伏」の現実。日本の戦後のスタート地点がいかに厳しいものであったのか、それを知れば、今、日本がどう振る舞うべきかは自ずと見えるし、また、ヨーロッパの歴史を振り返れば、領土を争うことの無意味さは明白であると孫崎氏は言う。
2005年あたりを境に変化している日米関係を踏まえ、今後、アメリカという国と日本はどうつきあうべきなのか。さらに収録音源には、外務省図書館にこもった『戦後史の正体』の執筆秘話、外交官時代のエピソード、また、いつも辞表を胸に外国と渡り合う外交官の矜持、ソーシャル・ネットワークの力、そして、日本では特に国民の世論形成に強い影響力を果たす新聞の役割や責任など、多岐に渡る内容についてお話しいただいた。

平松氏の「外交官はおもしろいですか?」との問いに、「こんなにおもしろい商売はない」と孫崎さん。その理由が、外交官OBでありながらまだまだ現役さながらの行動を続ける氏の原動力だと感じた。必聴。


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/586 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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平川克美×川口有美子「尊厳死法制化の動きを考える」

死や生は個別である。
尊厳とはそこに存在する


「尊厳死の法制化を認めない市民の会」を立ち上げた川口さんと平川の対談第三弾にして最終回。だが、このテーマを語ることにはまるでゴールはなく、なぜならそれは、私たちのいのちの最後の切実な問題であり、誰もが当事者であることを思い知るシリーズとなったからである。

何度となく問われ、説かれた「死とは何か」、「死の尊厳とは何か」という命題を今回は、ふたりの介護という体験からときほぐしていく。

ふたりの介護はその時間や状況ともにまるで違う様相であったが、ふたりが共通して抱いたのは、介護という時間を“与えられ”、じぶんがどう変わったのかを知ったことであろう。もし、介護という体験を経なければ、じぶんたちは今、ここでこうして、こういう生を生きてはいないというふたり。
彼らには、自分と向き合い、生と死をとことん考え、じぶんと親、そしてじぶんと子という存在を葛藤や贖罪の中でつかみとる時間として介護があった。

介護とは、“くぐりぬけ”であるというある作家の言葉どおり、そして生きるとはいずれも、個的な世界をくぐりぬけていく時間の積み重ねである。
その個的なくぐりぬけをせずに、お金を出して介護施設に預ければよい、また「国家的に経済が大変だから」という理由で「自分は尊厳死を選びます」という政治家の言葉には、問題への焦点の明確さも真摯な向き合いも、また、自分と自分以外の人の死というものへの想像力も徹底的に欠けている。

ゆえにふたりは、彼ら政治家が進めようとする法という一般化によって、いのちのでこぼこや生のいびつさ、だがそこにこそあるきらめきをブルドーザーでならし、消してしまうやり方に反対するのだ。

後半は、こうした主張の「運動」のありかたや苦悩、落とし穴について。
「運動」とは、くぐりぬけてきた体験やそこに生まれた思想や哲学や考えの文脈を伝えたいと思う、伝えるべきだと思うことであろう。
その基である個的体験は周囲からの断絶、伝えることは継続である。その両極をアンビバレントに生きるのが人間で、苦悩は必然であろうが、ではどんな要素が運動にあればよいのだろう。

そうした運動のプロセス、そして普段のありふれた生の中で私たちは、誰かにじぶんの生が放つ一瞬のあかりを、じぶんに似たひとにつないでいく。人間の存在と存在がそのようにこれからも、関係していければいいと思う。


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/585 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2012年10月05日

小田嶋隆×伊藤敏朗「ネパール映画は隆盛だ!!」

ネパールは、2008年に王制が廃止された、共和制国家である。
横浜市の人口に満たない人々が、8000メートル級の山々に囲まれた、
北海道と四国と九州、つまり、日本列島から本州を除いたくらいの面積のところに住んでいる。
GDPは日本の過疎が激しい県にも満たないくらいで、
貧困層は、総人口の75パーセントを占め、女性の識字率は3割である。
何より、この国の平均年齢が男女ともに20歳くらいと言われたら、
日本人は、どうやっても自分の人生と照らし合わせることができなくて、
ショックが隠せないだろう。
と、ここまで、民主主義の国になった頃の国連関係のデータを拝借してのネパールを想像すれば、それはとてもタイヘンな国だ。
(もちろん、筆者は20年前のネパールに旅し、数字に置き換えられない豊かさを肌身に感じて帰ってきているので、別の考えを持っているが)
その国で、“映画が隆盛”と言われても、にわかに信じ難いわけである。
伊藤さんも言う。「たしかに、国連の記録では、ネパールは一本も映画など作っていない国とされているんですよねぇ」と。さて、実状はどうなのか。

伊藤さんは、「どうしてネパールで、映画を撮ったのか?」、「本当にネパールでは、映画が娯楽の王様なのか!?」などのネパールの映画事情を、日本人の先入観や憶測を交えながらの小田嶋氏の疑問に明瞭に答えていく。
また、高い評価の一作目『カタプタリ』について、そもそも“カタプタリ”とは何か、また、映画のあらすじや、アジア共通のテーマかもしれないグローバリズムとローカリズムのジレンマ、そして、一作目とは対照的な二作目の『シリスコフル~花を散らす口づけ~』についても語られる。
さて、ネパール映画でも、インド映画と同様、踊りが各場面に登場する。なぜお約束のように表れるのか、その解説が楽しい。

さらには、ロケの時の食事や宗教、ネパールの人々の気質など、やっぱり知らないことがいっぱいのネパール。ならば、伊藤さんの映画を見ればよい。そんな気持ちにさせてくれるお話でした。


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/583 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2012年10月01日

江川紹子×土井義尚「オヤジたちの国際貢献」

世界には約8000万発の地雷が埋設されていると言われ、そのうちの約600万から1500万がアフリカのアンゴラという国の大地に埋まっている。しかし、この国がアフリカ大陸のどこに位置しているのか、すぐにイメージできる日本人はどれほどいるだろうか。

200年に渡ってポルトガルに支配され、1975 年独立。直後、27年間の長い内戦状態に入ったアンゴラ。この内戦は、典型的な米ソの代理戦争であった。アンゴラは大きな軍事産業のマーケットとなり、長期に渡って武器を買い続けることができた経済的背景は、一方が内陸のダイヤモンド、一方が豊富な石油を持っていたからである。現在もこの資源をもとに経済的な急成長を遂げる傍ら、中国やヨーロッパといった国々がインフラ整備や復興支援のかたちで、アンゴラとの関係を深めている。

さて、アフリカにおける中国人の人口は、約30万人。一方、日本人は、7000人。アフリカ大陸における存在感の違いは大きい。そんな中、土井さんが立ち上げたJMAS(NPO法人日本地雷処理を支援する会)による地雷処理などの貢献が、日本という国を印象づける取り組みとして評価されているのも事実である。

さて、対人地雷と不発弾、どちらが多くの命を奪っているか、ご存知だろうか? 報道写真から地雷でからだの一部を失った少年少女達を知る私たちの印象と、現実は違う。その理由は? 浮かび上がる報道の盲点や撤去のコストなど、現地の実状を語る土井さんの言葉に説得力を感じる。また、地雷撤去などの国際貢献は、決してヒューマニズムの視点からだけではなく、今や国際的、また経済成長、そして各国のパワーバランスの中で動いている。

こうした国際情勢の下、自費から立ち上げたJMASが日本財団や外務省、企業からの資金援助を受け、2002年から2008年の間に世界で処理した地雷や不発弾は約28万発を超える。また、カンボジア、ラオス、アフガニスタン、パキスタン、アンゴラの計5カ国における地雷処理・地域復興支援事業が積み重ねてきた数字や意味の実績は重要だ。

これらのハードな話を土井さんは実に軽妙に語る。アンゴラの気温は日中50度を超えるという。厳しい気候や異文化、そして日本とは比べものにならない危険に囲まれながら、現地で活動を遂げて帰国した、ひとりの日本人シニアのエネルギーを感じるコンテンツである。


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/579 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2012年09月21日

平松邦夫×鶴沢寛也「明治の熱狂娯楽、女流義太夫の魅力」

鶴澤寛也さん、女義太夫三味線奏者」と聞いて、ピンとくる日本人はかなりの通だ。というくらい、「浄瑠璃、義太夫とは、なんぞや」と言われてイメージできる人は少ないだろう。しかし、義太夫や浄瑠璃はまぎれもなく、ほんの100年前、明治時代には誰もが熱狂した庶民の娯楽であった。

では、なぜその芸能を多くの日本人が知らないのか?
という本題に入る前に、寛也さんの入門に到るいきさつから聴いてみたい。
アングラや小劇場に通うより、歌舞伎座のほうが自分らしく楽にいられたと語る寛也さん。その歌舞伎座の三階席でみつけた一枚のチラシが、ひとりの女義太夫を誕生させた。

義太夫の三味線は太竿と呼ばれる三味線。細竿、中竿と比べたら、大きさにも音の高さも、コントラバスとバイオリンほどの違いがある。その太い竿と大きな胴とバチで奏でる音の魅力、また、楽譜のない浄瑠璃の語りを憶える手だてや、浄瑠璃と義太夫の違いとその魅力など、平松さんの質問に答える形で、寛也さんのしっとりしたお声での古典芸能入門レクチャーが続く。

さらに、上方独特の古典芸能に通ずる日本文化のゆるさについてのおふたりの語りは必聴。
何度も寛也さんの口から発せられたのは、「とにかく、まずは観てほしい」。
筋立てやセリフの意味の理解にこだわらず、わからなくてもいいから聴いてみれば、じぶんの感性とそぐう何かと出会える、それが芸能であり、芸術だと平松さん。

現代人と古典芸能との隔たりを埋める方法として、まずは“音楽として”浄瑠璃を見よう、聴こうとの声もある。
さて、もしこのコンテンツを聴いてくださり、「一度見てみようか」と思われた方にお願いです。めぼしい演目を探すより、今かかっているものを観に行かれてください、と寛也さん。芝居は一期一会。出会った時がその時なのです。


また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/578 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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平川克美×川口有美子「尊厳死法制化の動きを考える vol.2」

ALSの患者さんを支援するNPO法人さくら会やケアサポートの有限会社を立ち上げ、まさに七面六臂の活躍を続ける川口有美子さん。
病床で動けない患者さんの痰の吸引をヘルパーさんや家族でない介尊厳死という言葉はいかにも不思議な言葉である。
尊厳ある死、とは何か。
尊厳のない死、とはどんな死か。

そもそも、人は死の形を自分で選ぶことができるのだろうか。
人それぞれの死生観や自分、家族に対する思いはあるだろう。
しかし、その時になるまで、あるいはその時にしかわからないことがある。
いや、その時にしか本当の気持ちはわからないのが人間だ。

尊厳死の法制化は、そうした、現場でしか答えが出せないことをまったく違う位相に生きている時に決めるという、リビング・ウィルを推進するものである。
死のありかたに法の網をかける。すると、どういうことが起こるのか。
癒しを目的とする医療に、裁きが役割の司法が介入することで、死は、また生はどう変わるのだろうか。果たして両者は相容れるのだろうか。

リビング・ウィルの要請は、15歳の青年たちから始まるという。
その年齢の人間に死が想像できることは希だろう。
また、生が始まったばかりの人間に、死を常に意識させることが本当によいことなのかと、平川氏は危惧する。

また、ALSの母親を看取った経験から難病患者の会に関わり、障害を持ちながら生きる人々の生を長く支えてきた川口さん。彼女の口からは、リビング・ウィルを持つ人間の、延命治療の「不開始」を定める終末期の医療を、医師たちは本当に受け入れることができるのか、という疑問。なぜならば、医師とは、本能的に目の前の患者を治療したい存在だろうからと言う。

このような波紋や現場の疑問・混乱が予想される中、それでも足早に尊厳死を法制化しようとする動きの裏にあるものは何か。
日本で何が起ころうとしているのか。
保険などの英米システムが、死をも取り込もうとしている。
その現実をつきつめながら、一方で倫理的に死や医療とは何かを考えることが必要だと説くふたり。

老い、病と死への恐怖…。
生きるあいだに立ち現れるあれこれをどこかで恥と感じる気持ちが、尊厳死へと駆り立てるのではないか。
しかし、恥ではない生や死など、そもそもあるのだろうか。
改めて、死とは何か、そして生きるとはどういうことかを問い直したい。

また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/575 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2012年09月03日

江川紹子×駒崎弘樹「社会を変える」を仕事にする

駒崎さんは、社会を変えたいと思った人だ。在学中にIT企業を立ち上げた。企業は大きくなったが、「これじゃない」と思った。2004年に「フローレンス」の母体となる団体を設立。なぜ「病児保育」なのか。さらに気になるのは、「フローレンス」は特定非営利活動=NPOであるということ。日本のNPOは、利益が出ないボランティア組織のイメージが強いが、アメリカでは数百億円規模のNPOも存在し、社会的問題や社会インフラを行政とともに解決していく力を持つ。では、NPOと企業の違いは何か。
震災後、多くの企業がじぶんたちに何かできることはないかと社会的責任に覚醒している。今後ますます、企業とNPOは似たミッションをお互い手を取り、担っていくことになるだろう。今も「オールジャパンで支えよう」とする動きが多く見られると駒崎さんは言う。その駒崎さんたちがプロジェクトとして立ち上げたのが、「ふくしまインドア・パーク」。大手スーバーと共同し、放射能の問題があって外で遊べない子ども達に思いきりからだを動かして遊んでもらおうというプロジェクトだ。
また、待機児童の問題を解決すべく、都内のマンション業者とともに、「おうち保育園」の増設を進めたり、シングルマザーの就労プログラムや銀行に眠っているお金、いわゆる「休眠口座」を有効活用しようというプロジェクトも始めている。これらは、どれも国や自治体、経済界との交渉が必要である。それを少しずつ、粘り強く、小さな変化を積み重ねて広げていく。そうするうちに、大きな石がゴロリと動くと駒崎さん。
様々な問題に気づき、その解決法を鮮やかにみつけていく駒崎さんにとって、すべては現場でみつかるのだという。さらに「なぜ?」という問いを5回ほど発していくと、手段はおのずと見えてくるという。
かつては、あまりにミッションが山積し、過度に仕事をする時期があったという。すると、周囲の雰囲気も悪くなる。その経験から、自分自身の働きかたを見つめ直すことにした。仕事とプライベートの両立。そして今、「働く=はたをラクにする」という、労働の本来の意味を取り戻す仕事観を提唱している。すると、仕事の時間を少し切り上げて、地元のサッカーチームで子ども達にサッカーを教える時間が生まれる。社会は、じぶんの仕事のしかたを変えることによっても変えられる。足下から、手先から、そして心から、明日から。「何も大上段に構えたミッションでなくていいんです。小さな無数の変化がやがて社会を大きく動かすのだから」と、駒崎さんは軽やかに答えてくれた。

また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/575 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2012年08月24日

小田嶋隆×岡田憲治「雑談力」

我々は、いかにして言葉というものを獲得してきたのだろう。言葉の到達範囲から見るならば、幼い時は家族、小・中学生になるとクラスメート、高校生は恋人やクラブの先輩後輩たちにも広がり、大学生では様々な世界で言葉を使い、社会人となってそれぞれの社会で帰属と役割をあてがわれる。言葉の成熟度に従って、私たちは到達する、または到達できる距離を獲得していくと言ってもよい。つまり、時間と段階を経なければ言葉は育たないということだ。

ツイッターで「コンパなう」と書く。発信者がお酒を飲んでいることがわかる。さらに彼が未成年だと判明すれば、たちまち2ちゃんねるにスレッドが立つ時代。青年は未熟でいいはずなのに、だんだんと言葉を獲得していくはずなのに、その時の行為と言葉は全世界的に一生消えない。これが、現代の言葉である。

メディアやツールの多様化によって、はたして言葉も多様化し、変化したのだろうか。変化したとすれば、それは、おびえとその連鎖を含んでいると岡田さんは言う。ツイッターの言葉は、文脈から切り取られたままリツイートされ、波及する。そのことへの怯えが、ディフェンシブな言葉のモードを生んでいると小田嶋氏。

思想とは何か、毅然として世界にものを言うとはどういうことか。それは、人格をかけ、言葉に責任を取るということだ。しかし今、そのことに立ち向かえないくらいの、立ち向かえば全敗しかありえないほどの、不毛な試練が増大している。

また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/574 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2012年08月17日

平松邦夫×想田和弘「観察映画は“驚天動地”の世界」

想田さんの観察映画には、音楽もナレーションもない。台本もない。「あらかじめ台本があって、そのとおりの映像を撮っていくテレビ・ドキュメンタリー」のあり方に疑問を感じたことがきっかけだと言う。つまり、ドキュメンタリーはノンフィクションではないということ。作り手がこの場面に合っていると思う音楽が流れ、「ここで起こっていることはこういうことだ」と解釈し言語化したナレーションが語られている。見る側の私たちはついついそれを、真実だと受け取っている。

ドキュメンタリーのリアリティとは何か。想田さんは、頭で想像できることを超えた出来事が目の前で起きる時に、その対象を無性に撮りたくなる生理が働くという。じぶんの世界観をガラガラと崩してくれるような、“驚天動地”の体験・出来事・人物。これらをひたすら観察してカメラに収め、そのまま伝えたくなると言う。

平松氏が想田さんの作品に触れた時の感想を語る。「徹底して余計なものを排除した“態度”によって出来上がった作品に触れた時、ぼくは思わず映画の中で何が起こっているのか激しく知りたくなり、それを探しに映画の中に出かけて行った」。

こうした想田さんの徹底した「そぎ落とし」の手法を、演劇の表現において長い間実験を繰り返し、深めてきた存在がいる。平田オリザ氏と青年団。想田さんは彼らのいくつかの作品の上演までの過程を、300時間を超える撮影で追い6時間弱の作品に編集した。近々公開される『演劇1』『演劇2』のエピソードの数々も紹介。

今回の制作を通し想田さんは、劇団という人間集団のありかたが、この時代にとても必要とされているのではないかと語る。では、わたしたちはこの社会でこれから、人とどんなふうに共に生きていくことができるのだろう。映画は、想田さんのこの問いに対する答えそのものでもあるようだ。

また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/571 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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平川克美×川口有美子『「尊厳死なるもの」の不可思議』

ALSの患者さんを支援するNPO法人さくら会やケアサポートの有限会社を立ち上げ、まさに七面六臂の活躍を続ける川口有美子さん。
病床で動けない患者さんの痰の吸引をヘルパーさんや家族でない介護者が行えるよう、研究実践から法制化への道筋を導いた人でもある。
そして最近はもっぱら「尊厳死の法制化」について声を上げている。

過度な治療や長期の病床での生を望まない人々もいる。そうした人々にとっては、死の選択もまた自らの納得のいく生の決着だとして、「尊厳死」の現場での実行は一定の理解のもとに社会で了解を得てきている。川口さんが問題にしているのは、その「死に方」を法制化する必要があるのかどうか、ということだ。

医療の現場では、患者さん本人、家族などとともに医師・看護師が、本人の生を全うすべく、様々なプロセスや対話を通し、最期の瞬間に向けてみなで心通じ合い、その時を迎える場合も多い。患者の意志は、元気な時は「呼吸器などつけずに」と言っていても、いざその時になると「つけても生きたい」思うのが自然だという。小さな子どもを看護し続ける家族は、いかにしてもその死を少しでも先に延ばしたいと思うのが当然だろう。

死へのプロセスは、そのたびごとに状況も心も大きく揺れ動くのである。現場では、そうした人間の葛藤を受け止めながら、プロセスを紡いできた。その場に今、法が入り込もうとしている。

それは、いったいどういう状況を生むのだろう。たとえば「リビング・ウィル」と呼ばれる「尊厳死」を望む意志を明示したカードを免許証に付記された形で携帯していたあなたの大切な人が、何かの事故で意識を失い救急車で運ばれた時、その意志を認める法によって、彼または彼女は簡単な救命措置すら受けられず、あなたがかけつけた時には「尊厳死が全うされた」状態で対面する、という事態も生まれるのだ。また、措置に過誤があったとしても医師を糾弾できない場合もあるだろう。「尊厳死の法制化」には、個々の人間の生死の尊厳ではなく、本来は入り込んではいけない別の都合がどうやら見え隠れしている。

多くの患者やその家族を見てこられた川口さんは、法に依らずとも尊厳死は叶えられるという。では、法制化が進められている「尊厳死なるもの」とはいったい何か。これは、私たち自身の身近で重大な問題である。

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2012年08月03日

平松邦夫×平川克美「地方自治とは何か」

在阪放送局のアナウンサーから転身し、大阪市長を一期務めた後、昨年の大阪市長選で橋下徹現市長と戦った平松氏が、新しい公共政策をオープンに語り合うラボを設立した。

公共とは何か。地方における民主主義とは、民の最大幸福はいかに実現できるのだろう。民が閉塞し、経済が行き詰まり、社会のシステムが複雑化している今、その実現の手だては容易には手にすることができないだろう。しかし、手探りでもそのビジョンに向けて多くの衆智を集めていくことが、再び民主主義を立て直すプロセスであることは間違いなさそうだ。

任期中に平松氏が掲げたのは、貧困ビジネスの取り締まりや情報公開。その他、さまざまな政策や重要視した視点を平松氏自身が説きながら、現在、橋下氏が繰り広げる政策に感じるふたりの違和感を、平川が中南米の情勢などを盛り込みながら、世界的流れのなかで捉える。

一方、文楽問題は、現代日本人の文化芸術への理解や共感の度合い、そして価値観を浮き彫りにした現象でもある。“消費民主主義”が進み過ぎた結果とも言える暗い影が、かつての美しい水都、商いと自治を誇った大阪に忍び寄っている。

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2012年07月31日

鎌仲ひとみ×津田大介「内部被曝とは何か」

鎌仲監督と津田大介氏の対談は、ちょうど一年前、2011年の夏の始めにも行われた。当時、鎌仲監督は『ミツバチの羽音と地球の回転』という瀬戸内海に浮かぶ祝島という小さな島を舞台にした、中国電力の原発新設に長い間反対してきた島民たちのドキュメンタリーを全国で上映していた。福島第一原発事故後、人々の関心が高まる中、鎌仲監督は日夜様々な上映会に出かけ、直接多くの人々に現状を語りかけていた。そして、事故後一年が経過した現在、鎌仲監督が掲げるのは『内部被曝を生き抜く』という作品だ。一年前、「しばらくは『ミツバチ…』を広めます」と言っていた監督が、なぜ新作を撮ったのか。

事故によって放出された放射能の規模が次第に明らかになるにつれ、福島に留まって生活する人々の被曝の深刻さが浮き彫りなっている。“内部被曝とは何か”を、放射能研究や治療の最先端を歩いてきた4人の医師たちが、その実態を語る内容のこの映画においても、実態は解き難く、どこまでもグラデーションの世界に見えてしまう。今後、鎌仲監督は、チェルノブイリに飛び、福島との比較をしながら、福島の未来への警告を映像にする予定だ。

それでも、希望はある。映画館での上映と同時に発売したDVDは2ヶ月で1000枚が購入され、そのうちの4人にひとりがじぶんで上映会を開こうとしているという。その多くはおかあさんたちである。彼女たちは自ら何を発信しようとしているのか。そして、映画は彼らに何ができるのか。

本当のことは誰かから教えてもらう受け身では得られない。情報はじぶんで得、判断していかねばならない。人々はその過酷さを感じながら、じぶんでつかみ得た情報を今度は誰かに伝え、つながり、多数の動きに変えていこうとしている。民が強く一歩を踏み出した今。革命の時代の到来を、ふたりが語る。

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2012年07月27日

伊藤比呂美×小田嶋隆「歎異抄を詩としてよむ」

このおふたりの会話は、いつも突飛な話題から始まります。今回は紅茶キノコ。
やがて本題の「古典の楽しみかた」へ移り、まずは「学生時代、古典は好きだったか」と両者の振り返り。伊藤さんはとにかく、エロティックな物語が読みたかったそうです。たとえば、『源氏物語』の「宇治十帖」はこの上ないとか、源氏の子である薫や匂宮の体臭の話、さらにエロティックな仏教説話『日本霊異記』の話題が飛び出します。

さて、最近伊藤さんが出された『たどたどしく声に出して読む歎異抄』。信仰の書としてではなく、詩としてよむ『歎異抄』に深く魅力を感じたそうです。さらに、“阿弥陀”という言葉から簡単に仏像のイメージを描かれないように、言葉の持つ意味を開いて伝えたいと思った伊藤さん。彼女の『歎異抄』では、 “阿弥陀”は果たしてどんな言葉として表れるのでしょうか。

そうして訳された『歎異抄』には、タイトルに「たどたどしく声に出して読む」という文言が付いています。音読の大切さの話から、おふたりの緻密な創作過程が明らかに……。

意味をあえて伝えず、音だけが伝えられてきたものの多い日本文学。音の魅力がそこなわれる現代のあやうさについて、最後におふたりが苦言を呈しています。ぜひお聴きください。

また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/566 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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2012年07月20日

六車由実×平川克美「ラジオの街で逢いましょう」

「介護民俗学」とは、六車さんが提唱している民俗学の新しいアプローチ。自ら介護職員として働きながら、特別養護老人ホームで暮らす老人と日常的に介護を通して話をし、聞き書きをする六車さん。

ふとした瞬間に出会う、老人の人生、過去の出来事。それに触れた時、六車さんはその方がどういう人生を送ってきたのかを垣間見る。そうしてはじめて、その方とどう接して介護していく術があるのか、どんな愛情が生まれるのか、そんな手触りを感じることができるという。

介護とは何か。平川は自身の介護体験を通して「バトンタッチである」と言う。六車さん曰く、「普通の老人のほうがずっとさまざまなことを教えてくれる」。伝えられ、知るべき歴史は人生の数だけある。

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江川紹子×小田嶋隆「猫語の効能」

江川紹子さんと言えば、今やオウム事件よりも「猫語」。社会の闇をハードに暴き出すジャーナリストの発す「猫語」。内容と文体の対比がすばらしいと絶賛する人もあれば、「余計に腹が立つ」とネットで攻撃する人もかなりの数だ。「猫語」を話されるようになった経緯から対談はスタート。

小田嶋氏のラジオの苦情係の経験、テレビなるものが生んだ白黒ハッキリした答え、その答えを持っている有名人、そして、オウムの優秀な頭脳を持っていた信者が揃って、麻原を賞し、なんと言ったのか…。

 * * * * * * *

ラジオデイズサイト内でのみ販売している後半は、江川さんのキャリアを伺う。まだまだ女性の新聞記者がいない時代のお話から、フリーになった理由。小田嶋氏の知っているある企業の、今では考えられない男女の雇用と労働の昔話。そして、男女雇用均等法を作った女性官僚のエピソードから、世の中の常識の軸が変わる時、どんな言葉がそれを引き起こすのかなど、いつもとひと味違った江川さんのお話です。ぜひお聴きください。

また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)の http://www.radiodays.jp/item_set/show/564 より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。
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白石草×津田大介「社会の小さな声を伝えたい」

Our Planet -TV代表の白石草さん登場。津田さんとは早稲田大学で同窓、しかも母校でメディアについて教える同僚でもあるふたり。仕事の現場もとても近いのになかなかじっくり話せない。そこで今回は、たっぷり時間をご用意し、昔のお話やら今のお話やらを伺った。

白石さんが映像に目覚めたのは大学時代。活字ではなく映像を、フィクションではなくドキュメンタリーを選んだのはなぜかというお話から。卒業後はプロダクションに入り映像技術を徹底的に学んで、テレビのカメラマンたちが詰める国会映放クラブの人となる。

白石さんは、細川政権など戦後政治のエポックメーキングな瞬間を間近に見てきた。その現場の高揚感とともに積み重なった実感は、現場でじぶんが見たものと報じられるもののギャップ。そして考えた末、白石さんはビデオジャーナリストとして独立する。

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ラジオデイズサイト内でのみ販売している後半では、Our Planet TVの現状と役割、さらに今後のビジョン。「どうやら強い体質」と、震災後、福島との行き来で知人たちは体調が悪くなっているのに、平気なじぶんに改めて驚いている。もともと長生きの家系だそうだ。「長生きして、時代の記録を少しでも長く録り続けたい。じぶんでカメラ回して」と白石さん。社会の変化が加速し、そこに横たわる問題も多様化・複雑化する現在、多くのマイノリティの姿と声を掬いあげたいと話す。津田さんも「支援したい」とあるアクションに出る。真実を語る小さなメディアを支えるにはどうたらよいのか、私たちにもできることが浮かび上がってくる。

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鴻英良×平川克美「福島原発裁判舞台化のシナリオ」

2011年3月11日以降、日本のジャーナリズムは何を伝えてきたのだろう。原発事故やその後の日本の原発に関わる事象のほとんどを、伝えるべき事実を日本のジャーナリズムは伝えていない。その現実を直視し、検証・批評する手だてはないものか。

演劇は、芸術の中でも社会の現象をフィクションに置き換えることで真実を浮かび上がらせる、いわば現実と背中合わせの芸術である。そして、最初の演劇と言われるギリシャ悲劇、たとえばアイスキュロスの『オレステイア』三部作などは、裁判を舞台とした戯曲から始まったのである。

そうした演劇の本質を知り尽くした鴻さんは思いつく。3月11日に起こった福島原発の事故とその後の政府や東電、その他の関係者と社会がどのように動いたのか、どのような罪が認められるのか、それらの経緯を演劇にすることで検証しようという大胆な試みである。
キャストも俳優だけではなく、本当の学者や政治家にもオファーする。彼らの言葉や考えを戯曲にのせていく。脱原発を叫ぶ人々と推進派の人々、原子力ムラの学者と脱原発の学者など、現実には実現しえない違う価値観を持つ人々の対話が、舞台上で実現するのだ。
後半は、鴻さんがなぜこうした主題の舞台化を考えついたのか、そのいきさつや、原発をめぐる日本社会や政治の問題点を平川克美と語り合う。
フィクションよりも重く大きな現実の壮大な舞台化。その刺激的なプランをぜひお聴きください。
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2012年06月27日

中沢新一×平川克美「グリーンアクティブと経済」

このコンテンツは中沢氏と平川氏の初対談。
まずは、中沢氏が震災後に始めたグリーンアクティブの最近の活動について。大飯原発に近い「ニソの杜」でのシンポジウムのお話。生と死を循環させる死生観と、それを断ち切る原発の価値観。相対する価値観が背中合わせに存在する場所で行われた会は、参加した人々にさまざまな気づきを与えたという。

その後、平川氏が最近のテーマ「スモールタウンを探して」訪れた岡山の話。土地や人々の豊かさがどこから来るのか、そして「桃太郎伝説」とは……?

脱原発の動きを切り裂くような大飯原発再可動への事態。その背景には経済優先の論理で埋め尽くされた社会構造しか浮かばない。そこで、中沢氏のチベットでの経験や、その時のチベットの友人との関係がエピソードのように語られる。何も持たなかった中沢氏を迎えた人々と、その後、持ってしまった中沢氏を彼らはどう遇したのか?

最後は大阪の文楽の話に辿り着き、話題はまだまだ尽きないふたりですが、常に現象の底流へ届く深い視線と、ふたりの文化文明の読み解きに驚愕する前後半の1時間半です。どうぞお聴きください。


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2012年06月19日

森田雄三×小田嶋隆「フィクションからの脱出」

イッセー尾形さんの芝居を作ってこられた演出家の森田さん。
たくさんのフツーの人々を、特別ドラマチックでもなく描くのだけど、たとえば、バーテンダーや女優さんとかを演じるイッセーさんに思わず「こういう人、いるいる!」と思わず笑ってしまう。そんな芝居らしくない芝居のキャラクターを作り出すのが森田さんの人間観察術。その術はどこから生まれるのか、小田嶋さんが聴いてみた。

この時代、現実社会のほうがドラマよりもずっとドラマらしい。役者の演技よりも素人さんの演技のほうがずっと説得力がある、と森田さん。フィクションという構築物や予定調和はもう通用しない。必要なのは、徹底した現実の観察だと森田さん。

居酒屋などで出会ったフツーの人々にラジオドラマに出演してもらったり、フリースクールを開いたり、大企業の管理職でもワークショップする森田さん。多様な人々と関わり、交わり、その人たちのいつもと違う面を見いだす。
 なんと、番組内ワークショップも開かれて、小田嶋氏と浜菜さんが出演。あるビミョーな関係の男女を演じるふたりの演技にも注目ください。

森田さん ブログhttp://yuzo-goroku.jugem.jp/


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2012年06月12日

小田嶋隆×平川克美「ノマドってどうよ」

最初から小田嶋氏が「本日のテーマ」を一刀両断。
曰く「ノマドという遊牧民のメタファーを体よく使いながら、実は“◯に放たれた◯際社員”や非正規労働者の慰安用コンセプトの一環!」。

かく言う小田嶋氏は「ひきこもりワーカー」としての長いキャリアを知られ、対する平川氏は家でも会社でも仕事ができないタイプ。

とにかくかっこよくオフィスでは働けないふたりのおやじの会話は早々によそ見が始まり、ひょいと「遊牧民」連想でベドウィンのヒーローだったカダフィー大佐へ話はお引っ越し。

次から次へとりとめなさに拍車がかかり、お互いの文体、最近歩いた東京下町の戦後、地域の絆のアンビバレンツ、
大阪で起こった有名人の母親の生活保護手当の不正受給から、優生志向と浄化運動、独善の正義の警告へと話はいきなり大きくもなり、
被災地・原発・再稼働…と、どこまでも続く「四方山話」。
終着駅はいったいどこなのか!? 
気になる方、ぜひ最後までお聴きください。

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2012年06月05日

柳瀬博一×小田嶋隆『「ノマド」サラリーマンは楽しい!?』

「ノマド」というワードが流行しているが、もともと「遊牧民」を指し示すこの言葉の原型となるような働きかたをしてきた編集者が柳瀬さんだ。

お会いしたら素晴らしい笑顔で上機嫌にユーモアを含んだ会話を交わし、ソフトなサービス精神も素敵でとにかく、“上級な仕事人”。

しかもその仕事は、どうやら少年のような興味と世界の楽しみかたから湧いているようで、見て聴くこちらが楽しくなるばかり。

だけど、会社にはそんな人を快く思わない人もいるはずで、では柳瀬さんはいったい今の「ノマド」な働きかたをどのようにゲットされたのか、そのあたりを小田嶋氏が根掘り葉掘りと聴きました…。


そうこうするうちに、話はふたりの共通項目「小動物」へ。柳瀬さんのツイッターアイコンの希少ムシはかの養老先生の標本だとか、小田嶋さんの亡くなったイグアナのイギーさんが剥製になった時の心残りとか、さまざまなどうでもいいけど話が連発。

その端々に、柳瀬氏・小田嶋氏のモノのみかた・世間のみかたが滲み出ていて、これがトークの味というものかもしれません。

コラムニストと編集者。「本づくりって、こんな雑談から生まれるのかな」と想像が膨らむコンテンツです。


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2012年06月01日

町山広美×津田大介「テレビの未来」

かつて「ギャル」ってひとたちがいました。そう、80年代の終わりから90年代の前半、あのバブル期に輝いてた女性たちです。テレビにもたくさん登場して、AKBなんてもんじゃないお色気をムンムン発散してました。

町山さんはそのギャルのフレーバーを今でも醸せる素敵な女性です。同性でもくすぐられる可愛いくて甘い声。「この声の主はいったいどんな容姿だろう!?」と想像力がかきたてられます。

映像つきでないことがかつてなく惜しまれるコンテンツ。プロデューサー曰く「いやぁ、すんごい美人だったよ」。いったいどんな美人だったのか、そのお声を聞きながら想像していただけたらと思います。
 
しかし、町山さんは美人なだけじゃない。シニカルに世間を斜め見て、それをユーモアでひねりを入れて出せるワザ師です。テレビにできること・ネットにできること、視聴者の嗜好とクレームの質の変化、コンプライアンスの悪害など、話はなかなかハードです。そのハードな中身とトークの軽快さがいい具合のカクテル状態。津田さんのメロメロ具合も含め、ぜひ深夜にお聴きください。

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2012年05月25日

釈徹宗×平川克美「尊厳死とは何か」

大阪の釈さんのお寺の裏にある「グループホームむつみ」。ここは、認知症の高齢者が住まうホーム。檀家さんが提供くださった古民家を手入れして、おじいさん、おばあさんが介護スタッフに支えられて暮らしている。

昨年、そのホームではじめてお葬式を出した。その時を経て、釈さんはこう思った。「送る人を得て、ホームは施設から家になった」。家とは、死とは、暮らしとはなんだろう。

病院で亡くなる人間の死体は重いという。点滴でまるで水死体なのだ。本来の死体は枯れ木のように軽い。平穏な死を阻害する現代医療。その医療制度にのっとって最期の時を迎える人が8割の現実。

話は、ALS患者につきつけられる法制度としての尊厳死問題へと移るが、そもそも人間はじぶんのデザイン通りに生きることも、死ぬこともできない。

映画『レナードの朝』に見る一瞬の明滅のような輝く生、臨終行儀、法然、親鸞、一遍の死生観、そして、釈さんの出会ったガンジス河のほとりで父を看取る息子の姿、近代自我を得た私たちの介護という行為のジレンマなど、僧侶と語る死をめぐる話はいつ終わるとなく続いた。

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2012年05月15日

開沼博×津田大介 カタカナ「フクシマ」の意味

『「フクシマ論」-原子力ムラはなぜ生まれたのか』は、開沼さんが東大大学院修士課程修了時に書いた学術論文である。その論文が多くの読者を得ているのは、決してタイムリーな著書だからではない。開沼さんの緻密なフィールドワークと単純な分析を許さない、フクシマの40年を深く遠く見据えた視点があったからである。
原発は「貧しい過疎地に悪い政治家が無理やり押し付けたもの」なのか。確かにそういう側面もあるが、必ずしもそうではない。立地町を回りながら聞く言葉はそんな「単純な理解」を吹き飛ばす、と開沼さんは言う。

「原発ができるまでは狭い田畑と格闘し、仕事も無く、食べて行く手段に困り、一年の半分以上を家族の誰かが出稼ぎに出るという暮らしから、原発のおかげで家族みんなで過ごせる幸せを得た」という民の声を否定することはできない。
そうした、震災以後多くの人々が「負」と忌み嫌うものがもたらした幸福と安定と未来。
そうした歴史のパラドックスと私たちは向き合わなければならない。
なぜかっこつきの「フクシマ」なのか。福島はもはや「フクシマ」と呼ばれるほど世界的な存在感を持っている。私たちは、その「フクシマ」にある原発を“使って”、この社会を理解し、どういう社会に変えていくのかを考えなくてはならない、と開沼さんは言う。そう、その時こそ「フクシマ」が福島に戻る時なのかもしれない。
福島に何度も足を運んでいる津田氏も、積極的に福島再生のプランを語る。開沼氏が語る「今がチャンス」と言う東北のビジネスとは何か。
ハードなテーマながら、やはり若いふたりの現実との向きあいかた、未来の描きかたが新鮮である。濃密なトークをぜひお聴きください。

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2012年05月08日

中島岳志×平川克美 「吉本隆明を語る」

かたや1950年生まれ団塊、かたやベトナム戦争終結の75年生まれ。このふたりが四半世紀の年の差を越え、戦後最大の思想家と呼ばれる吉本隆明を語り合う。
吉本の思想は世代を越え、思想家のみならず多くの人々に影響を与え、かつ精神の根本に存在し続けている。

吉本の魅力はどこにあるのか。思想の深さと重厚さは何によるものなのか。『最後の親鸞』『カール・マルクス』などの著作を通し吉本の思想のルーツを探るうちに、日本の90年代から今にいたる社会像が浮かび上がる。

阪神大震災とオウム事件が起こった95年、20歳を迎えた中島氏は吉本の講演会に出かける。中島氏の質問に答えた吉本のエピソードが興味深い。はたして親鸞を語る吉本は、麻原彰晃について何と述べたのか…。

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2012年05月02日

大野更紗×小田嶋隆 「困ってるひとと困ったひと」

大野更紗×小田嶋隆 「困ってるひとと困ったひと」

対談前から大野さんは「おじさんが好きです」と言った。そして、「小田嶋さんのファンです」と告白していた。小田嶋氏は、大野さんにとって「かっこいい」おじさんの代表だった。

一方、小田嶋氏は、ブログで始まった『困ってるひと』の連載に早い段階から注目していた。その筆力、観察力、分析力、ユーモア。「タダものではない!」感を強くしていた。

お互い特別な存在だったふたりの初トークである。出だしは、大野さんのバックボーン。福島の自然豊かな田舎で育った大野さん。学校や図書館で出会う書物や哲学・思想の本は、本当に厳選されていた。というより、福島の文字文化は大河のようにゆったりと流れており、当時図書館にあった『ゴダール全集』を読破した大野さんは、「東京には、カルチェラタンのような哲学や文化を語る学生街が存在する」と本気で思っていたという。

つまり、東京から地理的にも時間的にも遠く離れた福島という地で、大野さんは思想がまだ骨太な時代の書物や古典に出会い、じぶんの思索を深め、思考の背骨をじっくりと育てあげたらしいのだ。

その大野さんが 強烈に“じぶん”というものを発見したきっかけは、高校時代、東京に遊びに来た時に訪れたBunkamuraの「ミレー展」だった。東京への“違和感”や郷里にいる頃から感じていた“居場所のなさ”は、展覧会で出会ったある名画の前に突然立ち現れ、以後、大学時代に大きく膨らんで、とうとうミャンマーへの旅立ちへと展開する。

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2012年04月25日

川口有美子×平川克美 「介護システムを問う」

川口有美子×平川克美 「介護システムを問う」


川口有美子さんのお母様がALS(筋萎縮性側索硬化症)を発病したのは、1995年。その後12年に及ぶ介護の記録を綴った『逝かない身体 ALS的日常を生きる』はALSという病気の存在と患者の営みを知る話題の書となった。また川口さんは、お母様がご存命の時より介護会社を設立し、NPOも立ち上げて、おもにALSの患者さんとその家族をサポートするシステムを積極的に運営しておられる。

このコンテンツは、そうした川口さんの介護の現場と、川口さんがサポートするALSの患者さんなどの病気との日々、家族との関わりをお話しいただくものである。
 
話はまず、“母親を介護した娘”と“父親を介護した息子”のそれぞれの告白から。
 
そもそも、ALSとはどんな病気なのか。日本での患者数や介護の状態、そして、皺一本から患者さんの意志を読み取る方法や呼吸器についてなど、川口さんが具体的に説明。その後、平川氏が実際にお父様の介護で行った「摘便」を告白。すると「なんてダイナミックな男の介護!!」と川口さん。具体的な介護の風景が語られるうちに、医療福祉システムの問題点が浮かび上がってくる。

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2012年04月06日

町山智浩×津田大介『「宝島」ゴールデンエイジを語ろうか』

町山智浩×津田大介『「宝島」ゴールデンエイジを語ろうか』


町山さん、1962年生まれ。津田さん、1974年生まれ。

ひと回り違うふたりのトーク・テーマは「ザ・宝島」。
実は、「宝島」を読み、音楽やマンガ、ゲームやパソコンに目醒めた津田さん。その仕掛け張本人だった町山さんが繰り出す仰天エピソードの連射に狂喜の70分となりました。

マンガ、アニメ、ゲームにパンクなど、サブカル文化が花咲いた80年代。その「ハブ」でもあった宝島社に入社した町山さん曰く「その頃は、毎日どこかで事件が起きていた」と。自身、右翼の取材でボコボコにされたり、襲撃されたり、そりゃもう、体張っての疾走の日々が語られます。

その他、岩上安身さんとの取材エピソード、ガチなオタク右翼の方との親交、都市伝説の意外な真相、そして、先駆的クリエーターのヒット商品裏話などなど、ウソかホントか、いや、これだけオモシロかったらウソでも許せるほどオモシロ過ぎる爆笑ネタ満載です。(ご本人がプラスワン後半に「ねつ造みたいでしょ、でしょ!」と叫んでます!!)

しかし実は、話は始まったばかり。宝島社を辞めたそれからの町山さんは、また別の機会となりました。続きもぜひぜひお楽しみに…。

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2012年03月30日

枡野浩一×小田嶋隆『最新歌集「歌」を小田嶋と語る』

枡野浩一×小田嶋隆『最新歌集「歌」を小田嶋と語る』


さよならをあなたの声で聞きたくてあなたと出会う必要がある

枡野さんの最新歌集『歌』の一首です。さて、出版界的に、短歌集はなかなか出せないものらしい。あれこれとデビューから13年も経ってしまったと枡野さん。

でも、この13年の間に枡野さんは、いろんな短歌を詠み、詩を書き、小説も書いて、短歌の指導で後輩のプロデュースまでして、その人たちを結構有名にした。まあ、いろいろあっても、枡野さんは短歌を詠み続ける。表現し続ける。詳しくはプロフィールに紹介しているので、参考にしてください。

昨年は、「ラジ街」に出演するために乗ったタクシーの中だかわからないのだけど、とにかくお財布を失くした。枡野さん自身、そしてスタッフの期待と予想を裏切り、財布はとうとう出てこなかった。そして、失くしたお財布にあった額と同じくらい、お金が足りない感じの生活が今も続いているという。

そんな枡野さんに、小田嶋氏は説く。「その喪失・欠乏が枡野さんの人生の価値ですよ」と。説法は甚だあやしいが、確かにその後、枡野さんはその事件を再現ドラマとして自主映画にし(You Tubeで見れます)、そして13年ぶりの短歌集が出版され、今年、出演した映画が公開されるといった、ある意味とんとん拍子が続いている。

さて、ふたりの話題はそのまま財布の話へ。「長財布を持つと金持ちになる」とか「おばあちゃんの墓参りに行くと、大学にストレートに受かる」とか、そういった類いの話です。そこから、経歴詐称は是か非か、と言いながらふたりの経歴詐称エピソード、出版業界の意外な狭さ、そして、有名作家や歌人は人間としてどうなのか、といったどうでもいいような話題に、社会や人間の真実を分析するふたりの会話はだからおもしろいです。

また、続きは「ラジオの街で逢いましょう プラス1」として、ラジオデイズ(http://www.radiodays.jp)より発売中。こちらも併せてお聴き頂けたら幸いです。

大竹まこと・平川克美の世相放談 vol.1

新シリーズの大竹まこと・平川克美の「世相放談」、
テレビ、ラジオ、舞台にと、幅広く活躍される大竹まことさんと
ラジオデイズ・プロデューサーの平川克美とは一歳違いの同世代。
見てきた景色もいくぶん重なっているはずの二人が
これから月に一回、世間に迎合せず歯に衣着せず、言うべきことを言う、
そんな大人の責任に裏打ちされた言いたい放題、をお届けします。

世間と乖離していく人々、人の話を聴かない困った人々のなかにいて、
“普通”の人の視線を保ち続ける大竹さんに感嘆する平川からの出演依頼に
『俺に似た人』(平川の著書)作中の文章に惹かれて出演を決めたという大竹さん。
「ちっちゃな間違った正義感が自分のなかに芽生えてるのは事実ですよ」

嫌煙が叫ばれる昨今にあって、紫煙をくゆらせつづける二人の煙草談義から、
まずは、大竹さんの個性きわだつコメディアンとしてのスタートを振り返ります。
そして、それぞれが3月10日から同時期に仙台入りしていたことから
そこで見聞きし、肌で感じたことを語り合いました。
静かな口調のなかに、火のような想いが伝わる対談です。

※なお、後半はラジオデイズより全巻セット(有料)でお聴きいただけます。

■このコンテンツは、アビバの提供で配信しております。

2012年03月21日

西田善夫×小田嶋隆「スポーツ実況のコトバ」

西田善夫×小田嶋隆「スポーツ実況のコトバ」


「名スポーツアナウンサー、懐かしき戦後スポーツを語る」

出演:
西田善夫(スポーツ評論家)
小田嶋隆(コラムニスト)

とにかく、お話を聞けば聞くほど、目を丸くするほどたくさんの内外の選手の名前が飛び出して、そのレコードタイムはコンマ◯◯までの正確さだったり、細かな記録が記憶の片隅からすらすら引き出されるその様にスタジオは驚くばかり。加えて、まるで昨日のことのように、往年のエピソードが次から次へと飛び出します。戦後スポーツの生き字引のような西田善夫さんの「スポーツアーカイブ・アワー」です。

そのお話がさらに魅力的に聞こえるのは、西田さんのスポーツ実況の歴史が、まさに戦後スポーツ、昭和という時代の成長期とピタリと重なっているからかもしれません。

日本人の実に98.7パーセントが見たという東京オリンピックでデビューした西田さん。そもそもスポーツアナになろうと思われたきっかけは、アイスホッケー。ですから新人時代の配属先は室蘭を志望し、その16年後、1980年のレイクプラシッド冬季オリンピックでは歴史に残る米ソ戦の実況を担当されたのが西田さんです。

本編では、その新人時代と、果たして実況の言葉はあらかじめ作っているのかというアナウンサーの仕事秘話から、東京オリンピックへ。

2012年03月07日

麻生潤&津田大介「都市型フェスの現在、未来」

ゲスト      麻生潤( @junaso
ホスト      津田大介( @tsuda
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii

今回のUSTREAM配信中にもそんなツイートが見受けられたが、全く同感である。

麻生さんは20代のフリーターだった頃からイベント「SYNCHRONICITY」を立ち上げ、高い評価を得て、音楽業界の援助や大企業のバックアップなしに、数千人規模のイベントをたった3人のスタッフで企画運営しているという。

これは過日のミシマ社の話にも似ている。30代の若者たちが、自分たちで場を作っている。
「インディペンデント」というのは格好良いが、これはすなわち平川克美さんのいう「小商い」である。
また、彼が目指す未来は「小商いのまま世界を目指す」ということらしい。

前半では、まず麻生潤という人間がどういう人間で、何をやっているかについてこの日が初対面の津田大介さんがわかりやすく聞いている。
音楽業界の資本や慣例、タイアップなどなしに100人規模のイベントから数千人規模のイベントへと発展していった経緯や、3.11の後に開催された「SYNCHRONICITY '11」における岩上安身さん、松田美由紀さんとのトークイベントの話も興味深い。

2012年3月18日(日)開催の「SYNCHRONICITY '12」のプロモーション映像。
これまでのステージの映像をまとめている。音楽は世武裕子(せぶ ひろこ)さんによる「Good Morning World!」(GoogleのTVCMでもおなじみ)

2012年03月06日

鷲田清一&平川克美「身体感覚と小商い」

ゲスト      鷲田清一
ホスト      平川克美(@hirakawamaru
アシスタント  浜菜みやこ(@hamamii

鷲田さんと平川さんはひとつ違い。いわゆる団塊最後に連なる世代である。長く理論に携わったふたりが共に感ずるこの頃の実感は、ロジックの明快さに宿る浅薄さ、語る正体や宛先不明な言葉の気持ち悪さであるという。

鷲田さんの近著『「ぐずぐす」の理由』は、オノマトペと呼ばれる擬態語、「ぼちぼち」「ぎりぎり」といった言葉に宿る、人間の身体や存在に関わる感覚を探った著作である。他の本も、人間の営みが一筋縄ではゆかぬ、いきつもどりつのものであるなど、著者の実感よりこぼれ落ちたタイトルの趣である。

平川さんの近著『小商いのすすめ』もまさに、「ビジネス」という人間のスケールを越えたものから、「商い」という規模への縮小による、人間の確かな感覚を取り戻すきっかけを唱った著作である。ふたりの思索のシンクロは、今、何を意味するのか。

京都人である鷲田さんの柔らかく平明な語り口、両氏の語りの間合いにも、温もりを帯びた言葉による味わいを感じる一編である。

前半では、大阪の市民文化とは相容れぬはずのリーダー待望論、身体や生命感覚を呼び覚ますような三木成夫さんの魅力的な講義について語りながら、「折り合い」「落としどころ」といった身体感覚溢れる言葉の真っ当さについて語る。

2012年02月22日

西部 邁&平川克美「文明の逆説」を論ず」

ゲスト      西部 邁
ホスト      平川克美(@hirakawamaru
アシスタント  浜菜みやこ(@hamamii

まるで仙人の会話である。日本という島々、地球という球を宇宙船ならぬ觔斗雲より眺めながら、世界のありようを微細かつぴたりと的確な言葉で評す。まさに、近代に始まった世界の迷走、大衆社会の行き詰まりといった、いわば「文明の逆説」を徹底的に言葉に拘り、本質より語る対談です。
 
ホイジンガーの「文化的小児病」と「大人の不在」というお題から始まる本編は、伝統や終身雇用など、よく出来上がった微細な日本文化を何処にか置き忘れ、「新しいものはいいものだ」と手放しで受け入れた大衆社会、相対主義に走った戦後日本の問題点を炙り出す。

2012年02月10日

浜野謙太&小田嶋隆「在日ファンク」の爆弾を踏む勇気

ゲスト      浜野謙太
ホスト      小田嶋隆(@tako_ashi
アシスタント  浜菜みやこ(@hamamii

大きな楽器ケースを背負い、めがねをかけた可愛い大学生がスタジオに迷いこんだと思ったら、浜野謙太さんでした。

ライブで歌う印象とあまりに違うので、しばし驚き隠せず。しかし、外見だけでなく、物腰、お話、素顔ともに浜野さんはなんとも好青年。その中に、アーティスト
らしい感性が光る方でした。

さて迎える小田嶋氏は、その浜野さんを昨年からご存知で、ツイートしたり、CDを聴いたり、「爆弾こわい」の歌詞まで憶えたり、とにかく絶賛中なのです。

なぜなら浜野さん、小田嶋氏の大好きなあのJBを彷彿させる存在なのです。あの踊り、セクシーさ、あぶなさ。「日本にJBがいる」と日本のミュージックシーンを半分バカにしていた小田嶋氏が「謝りたい」というほどの素晴らしさ。いつにも増して饒舌な小田嶋氏は緊張からか興奮からかわかりませんが、とにかく最初から全開で氏独特の「在日ファンク論」を展開。

ブラック・ミュージック、JBの不思議な足つきの踊り、ブルースブラザース、トロンボーン…と、小田嶋氏の音楽へのこだわりと博識と批評眼が、恒例の英語歌詞つき、てんこもりの本編です。

2012年02月06日

石原壮一郎&小田嶋隆「大人力って、なんだろう?」

ゲスト      石原壮一郎(@otonaryoku
ホスト      小田嶋隆(@tako_ashi
アシスタント  浜菜みやこ(@hamamii

コラムニストの石原壮一郎さんは、小田嶋氏のかつての担当編集者。ゆえに、今回のトーク、どこか著者と編集者の関係がほの見える微妙な空気が流れる収録となりました。
では、実際に、編集者と著者にはどんな関係があるのでしょう。ウソや締め切り、本音やお酒などにまつわるさまざまなエピソードから、両者の複雑な人間関係とハードな心理ゲームの存在が明らかに。

さて、石原さん。編集者としての観察眼・洞察力、気遣いが結実してか、「大人力」なるものを提唱して20年。

しかし、石原さんが『大人力検定』という本を書いた当時、大人はマイナスイメージの固まりでした。日本全国の大人たちが、大人にならずに少年の心を持ち、自分らしい自分をみつけようとしていた時代、石原さんはチマチマした大人の気遣いや心配りの大切さを、どんなスタンスで広めて行ったのか。

本ポッドキャストの高音質版、および、番組の後半はこちらでお聴きください(有料です)
http://www.radiodays.jp/item_set/show/520

津田大介+小田嶋隆「チーム北区が世界を斬る!」

出演      小田嶋隆( @tako_ashi
出演      津田大介( @tsuda
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii

チーム北区とは、小田嶋氏と津田氏のラジオデイズ内ユニットである。

ふたりが東京都北区出身であり、地域の都立高校出身であり、また、その話題でいつも盛り上がることからチーム結成に至ったとは、なんとも安易な成り行きですが...。

さて、今回のコンテンツ。北区と言っても、小田嶋氏は赤羽、津田氏は滝野川。坂の下と坂の上に位置するふたつの町は、その出自の違いから、実は近くて遠いそれぞれの世界なのだという話。

津田氏の高校の後輩の「ひろゆき」さんは、小田嶋氏と同じ赤羽出身である、さらに都立高校生の気質分析までがなされる。

北区の話はさておき、本題の入り口は、津田氏の新刊『情報の呼吸法』の小田嶋書評。イベントでのマルチタスク、まるでOSのような見事な司会ぶりは、そもそも情報を処理などしないことから生まれたのだとこの本を読んで理解した小田嶋氏。

その後、ツイッターのフォロー、ネットの言葉遣いについての話が続く。

本ポッドキャストの高音質版、および、番組の後半はこちらでお聴きください(有料です)
http://www.radiodays.jp/item_set/show/520

2012年01月30日

「見限られた身体」ゲスト 三砂ちづる

ゲスト 三砂ちづる
ホスト 平川克美(@hirakawamaru
アシスタント 浜菜みやこ (@hamamii)

三砂ちづるさんは、ロンドン大学衛生熱帯医学院研究員、JICA疫学専門家として活動された経験の持ち主。アマゾンのフィールドワークが目的で暮らしたブラジルでの生活は10年に及ぶ。このブラジルでの生活が、三砂さんに男女の本質的な関係を見直させたようだ。

「男と女の関係は、セックスしかない」と言い切る三砂さん。ブラジルの家族はことのほか楽しく、人間関係はとても信頼できるものであるらしい。その根底には、異性に対するセクシャルなまなざしと熱いコミュニケーションがあるのではないかと三砂さん。

ブラジル人に触発され、女性としての性をまっとうして生きることの大切さを感じて発信した『オニババ化する女たち』は、日本ではフェミニズムの標的となった。そのいきさつや状況を平川氏と分析。見えてきたのは、あまりにも豊かではなくなった身体とそれを推進する社会の有り様だ。

現代を生きる人間のからだをめぐる状況を、三砂さんと平川氏が、着物と下着、介護、排泄、月経、妊娠、出産、育児、性教育などから解き明かす。

番組の後半はこちらでお聴きください(有料です)
http://www.radiodays.jp/item/show/200868

2012年01月17日

就活のことなら常見さんに聴こう!

ゲスト 常見陽平(@yoheitsunemi
ホスト 平川克美(@hirakawamaru
アシスタント 浜菜みやこ (@hamamii)

国も世界もタイヘンだけど、若者の雇用、つまり「就活」もここ10年ほどタイヘンなことになっているらしい。それはまさに社会の縮図だという。その実体を就活学生のつよーい味方、常見陽平さんにじっくり聴いてみた。
 さて、みなさんは、就職活動の時、どんな形で企業などにアプローチしたでしょうか。今の学生は、まずはプレエントリー、そして正式なエントリーシートを書き…と、いろいろテクニカルな様式、作法があるようです。なんでもプレエントリーを80社にしてみても、1社も受からない場合もあるとか。
 それを常見さんは、「まるで、八重洲の銀の鈴でナンパしているようなもの。八重洲の広場でいい出会いはないでしょう」と。こんなおかしなことになっているのはなぜ!? そこにあるのはやっぱり大人の利害や思惑。こうした事態に対し、就職しなかった平川氏は「企業のエゴに対し、武装する必要があるよ。自分の主義や哲学や美学を持つべきだし、会社に人生を預けない姿勢が必要だね」と言い切る。
 でも、人間追いつめられると、ついつい名前とか派手さとか、お金!とかに惑わされるもの。ですが、冷静に考えると、今ピークの会社って、30年後にも栄えてるでしょうか。それに、最近分かってきたことは、やっぱりちゃんと生き残ってるいい会社はひとつのことを地道に積み重ねてきた会社だということ。
 こういうことは、何も若者にとってだけ大事な視点ではありません。
 日本の企業の99パーセントは実は中小。つまり、日本の経済や国を支えているのは中小企業。若者はそれも分かっていて、中小企業に就職したい者もたくさんいるのに、実際のそれらの企業の情報がないのが実状とか。
 常見さんはそうした現実を若者の存在や生き方の多様性を認め、社会の世代間の隔絶を埋めたいそうです。さまざまな世代の考えや構築してきたものをリレーしていく時期が来たということで、世代の違うふたりの話はガッチリまとまりました。

番組の後半はこちらでお聴きください(有料です)
http://www.radiodays.jp/item/show/

2012年01月11日

ラジ街版「2011年重大ニュースランキング」

ゲスト 小田嶋隆(@tako_ashi
ホスト 平川克美(@hirakawamaru
アシスタント 浜菜みやこ (@hamamii)

2011年の「ラジ街」は、ふたりのパーソナリティ対談で締めくくりました。アシスタントの浜菜みやこさんとも打ち合わせがあったのか、3人とも帽子をかぶって集合。まずは、帽子談義からスタート。

 平川氏曰く、「帽子は大人のたしなみだよ」。そう、決して裕福とは言えない時代も、大人は外出時に帽子を被り、その姿に子どもは安心したのだそうです。そういえば、かの波平さんも被っておられましたねぇ。

 話は自然と昭和30年から40年代の空き地や土管のある懐かしい風景に移ろって、高度経済成長時代へと進みますが、、、、

大阪市長選、ビン・ラディン、原発事故など2011年重大ニュースは後半に加速!
2人の知性のジャムセッションは圧倒的です。
番組の後半はこちらでお聴きください(有料です)
http://www.radiodays.jp/item_set/show/517

2011年12月28日

ライムスター宇多丸、小田嶋隆「宇多丸・隆のヰタ・セクスアリス」

ゲスト 宇多丸
ホスト 小田嶋隆(@tako_ashi
アシスタント 浜菜みやこ (@hamamii)

2人は、収録前より、“往復質問状”を交わしていた。こんなマジメな対談はなかなかありません。その中身はというと、「ヒップホップというカルチャーについて、その音楽史の中での位置づけ、そして、ラップという言語について、とことん語り合いましょう」というものでした。

スタッフも、ハイレベルな対談を思い描き、少々緊張気味に臨んだ当日。宇多丸氏も緊張しながら、収録スタジオに入ってこられました。なんでも、小田嶋氏の著作は昔からずっと読んできたという宇多丸氏。そのご本人との対談とあって、中学生のように礼儀正しく席につき、深々とお辞儀をされた。スタッフ一同、固唾を飲んで始まった対談、しかし……。

中身は、どうぞお聴きになってお確かめください。実にくだらない、失礼、いやタイトル通りの主題が音源全体に通底し、ある意味普遍的で、なんとも魅力的なトークです。人間はしょせん、そういう生き物なのだと実感したおふたりのお話、あらすじを少しご紹介しましょう。


宇多丸氏の出身、巣鴨中高。今や開成にキャッチアップしようという進学校が、氏の在学当時はどんなに蔑まれた学校だったか、そして、どんなに女性と遠い青春であったかを吐露。一方小田嶋氏は、小石川高校という名門共学校にいましたが。。。

さて、ふたりは最終、同じ早稲田大学に進まれますが、そこから共学出身か男子校かで、女性へのアプローチや向かって行く馬力に違いがあったと今更に分析。

とにかく、そんな悶々とした青春期に聴いた音楽や“刷り込まれた”映画のことなど、つれづれに語り合う中、激笑のエピソードが飛び出します。本年笑い納めにも、ぜひお聴きください。

なお、この続きのコンテンツについては、関係諸氏の事情により現在配信しておりません。近いうちになんらかの形で配信いたしますので、少々お待ちください。

2011年12月27日

たかのてるこ×津田大介「人儲けがしたい。だから、旅に出る」

ゲスト たかのてるこ
ホスト 津田大介(@tsuda
アシスタント 浜菜みやこ (@hamamii)

この日は、秋葉原の聖地、「リナカフェなう」で知られたカフェソラーレ閉店を知り、記念に半分公開収録的な収録を行いました。静かとはいえ店内。その中でよく響く大阪弁でたかのさんが旅の魅力を語ってくださいました。

学生時代から現在まで40の国と地域を訪れたたかのさん。旅の魅力は、“自分の価値観をこん棒でなぐられる”ような出来事に出会い、「世界には、自分の知らない価値観がてんこもりやー」とつくづく思うから。小さい頃から、主人公がいろんな経験をして一回り大きくなって帰ってくる、そんな旅物語に憧れていたという、そんなたかのさんに言わせると、旅は、究極の参加型総合エンターテインメント。

宿屋選びの極意から、東南アジアのラオスで“現地の兄ちゃん”と恋に落ちたエピソードなど、笑いとともにたかのさん式旅のおもしろさを語ってくれました。

番組の続きはこちらでお聴き下さい!!(有料です)
http://www.radiodays.jp/item/show/200853

2011年12月07日

植村八潮×津田大介「電子出版のこれから」

ゲスト 植村八潮(@e_gutenberg
ホスト 津田大介(@tsuda
アシスタント 浜菜みやこ (@hamamii)

今回のラジマチは、電子書籍の推進のために「出版デジタル機構(仮称)」という組織を立ち上げ、日々奔走されている植村八潮さんをゲストにお招きしました。(2011.12.1放送)

ちょうど2週間前のラジマチでは、三島邦弘さん(ミシマ社代表)をお招きして、彼らの目指す「出版業界の未来」についてうかがいましたが、今回は電子出版の話です。三島さん、植村さんのお話をうかがうと、出版不況といわれているのは、もしかしたら「いままで儲けすぎていたある一部」の話であり、彼らの活躍で出版業界の未来は明るいのでは?と思ってしまいます。

当日USTREAMをご覧になった方なら納得でしょうが、とにかく、植村さんはお話が流暢で面白い方でついつい引き込まれてしまいました。いやあ楽しい!

また、僕らは電子出版というと、小説や文芸というイメージが浮かびますが、書籍にはさまざまなジャンルがあり、例えば地図や実用書のように「書籍よりもデジタル化に相応しい内容」の本もあります。「こういったものを電子化してより読者にとってわかりやすい内容にすればいいじゃないか」というように。いずれもごく当たり前の主張です。

「電子辞書の市場って400億だけど、紙の辞書って300億ですよ。」
「スマフォの乗り換え案内だって、あれはもともと時刻表でしょ?」

すでに電子書籍というのは、私たちの身近なものとして活躍しており、市場性も高いことが証明されています。

電子出版はフォーマットやツールばかりが話題になります。どうやらそれはビジネスの話が先行していて、我々読者は蚊帳の外といった雰囲気です。
本が大好きだという植村さんだけに本に対する愛情や、出版業界に若者が参入してほしいという想いから、電子出版と紙の出版の共存する未来が語られています。

また、Ustream内ソーシャルストリームよりの書き込みにも一部お答えしています。
ラジマチUstreamの際にはどしどしご意見をお寄せくださいね。

番組のつづきはこちらでお聴き下さい!!(有料です)
http://www.radiodays.jp/item/show/200836

2011年11月30日

『「はかるひと」60年の今』ゲスト 岡野眞治

ゲスト 岡野眞治
ホスト 津田大介( @tsuda
アシスタント 浜菜みやこ (@hamamii )

11月24日 津田大介さんとわれわれラジオデイズスタッフが、
岡野先生の御自宅に伺い、Ustreamを行いました。
その配信の一部をぜひお聴き下さい。

※このコンテンツは常にノイズが流れていますが、これは岡野先生のご自宅にあるスペクトルメーターがカウントしている音です。お聞き苦しい点があるかと思いますが、あらかじめご了承ください。

番組のつづきはこちらでお聴き下さい!!(有料です)
http://www.radiodays.jp/item/show/200832

2011年11月24日

セルジオ越後の「スポーツの底力」 vol.001

今回より配信致しますセルジオ越後の「スポーツの底力」

現在、日光H.C.アイスバックスにて"シニアディレクター"として大活躍されている、セルジオ越後氏をお招きし、ラジオデイズより、Ustream配信をいたします。

三島邦弘「出版に未来はある!」

ゲスト 三島邦弘(@mishimakunihiro
ホスト 平川克美 (@hirakawamaru )
アシスタント 浜菜みやこ (@hamamii )

 本屋さんが年10パーセントの割合で姿を消し、かつて時代をリードしてきた雑誌も次々に廃刊されるこの時代。「本はもう売れない」と、既存の出版社は電子書籍の道を模索するなど、生き残りをかけて必死の形相だ。

 そんな中、「原点回帰」をうたう小さな出版社が活躍し、注目を浴びている。ミシマ社。自称「自由が丘のほがらかな出版社」。その代表が三島邦弘さんだ。

 収録早々、話題は社に出没するねずみのはなし。続いて、行きあたりばったりの社員旅行。

 皮膚感覚や野生を大切にしながら、本づくりの感性や仕事する楽しさを追うミシマさんとミシマ社のひとびとが目指す「原点回帰」とはなにか。ぜひお聴きください。

話しの続きはこちらでお聴きください!!
http://www.radiodays.jp/item/show/200830

小田嶋隆「TPP、オリンパスについて」

ゲスト 小田嶋隆(@tako_ashi
ホスト 平川克美 (@hirakawamaru )
アシスタント 浜菜みやこ (@hamamii )

今回はゲストに小田嶋隆氏をお招きし、番組スポンサーの親会社であるオリンパス問題、TPP問題を。そして続編のプラス1ではオリンパス問題、大阪市長選挙、原発問題(復興構想会議)などを語ります。

2011年11月09日

伊藤銀次×平川克美「“ナイアガラー”に捧ぐ、伊藤銀次音楽論プロローグ」

ゲスト 伊藤銀次 (ブログSUNDAY GINJI )
ホスト 平川克美 (@hirakawamaru )
アシスタント 浜菜みやこ (@hamamii )

リニューアルした「ラジオの街で逢いましょう」の第一回目のゲストはミュージシャンの伊藤銀次さんです。

ありとあらゆるジャンルのアーティストとのお仕事で活躍してきた銀次さん。
その生い立ちから学生時代の話、音楽との出会いについて興味深いお話をたくさん頂きました。

そしてあの伝説の番組「平成名物 イカすバンド天国」(イカ天)の審査員時代のお話も必聴!!

さらにサプライズゲストも登場でお話しも大いに盛り上がります!

伊藤さんの理論は秀逸かつ魅力的。そこで、シリーズで音楽講座を開講していただくことになりました。
「伊藤銀次の音楽修士課程」。ご期待ください。

2011年10月30日

津田大介×小田嶋隆×モーリー・ロバートソン×平川克美「2011、秋のラジオデイズ祭り 大感謝祭」

2011年10月17日、渋谷eggmanにて公開収録されたコンテンツ。

出演者は今までのパーソナリティ4名
津田大介
小田嶋隆
モーリー・ロバートソン
平川克美
に加え、「ラジオの街で逢いましょう」へゲスト出演頂いた、
烏賀陽弘道
枡野浩一
の両氏にもご登場頂きました)

アシスタントは浜菜みやこ。オープニングの生演奏は、在日ファンク後関好宏氏がソプラノサックスを、そして、弊社プロデューサーの坂根秀和がキーボードを弾いています。

また、当日、第二部では伊藤銀次氏にもご出演頂きました。※音源は大人の事情でカットさせて頂きました事を予めご了承ください。

2011年10月28日

麻木久仁子×津田大介「プロはやっぱり、現場で育つ」

ゲスト     麻木久仁子(@kunikoasagi
パーソナリティ 津田大介(@tsuda
アシスタント  浜菜みやこ(@hamamii

津田氏がゲストを迎えた時、必ずお聴きするのがその方のご経歴。と言っても、堅苦しい仕事歴や業績ではなく、意外な前身だったり、その世界に入るきっかけだったりをお聴きすることにしています。たとえば、上杉隆さんはホテルマンだったとか、映画監督の鎌仲さんは探検部出身とか…。さて、麻木さんの答えは、なんだったでしょう…?

テレビやラジオでの麻木さん、頭の回転の速さや博識ぶりが際立つ司会やクイズでの活躍を知らない人はいないでしょうが、その道のりもそろそろ四半世紀とのこと。その間、バブルで世間が浮かれまくっている頃も、厳しくなってからも、変わらず着実に仕事を続けてきた麻木さん。“現場が自分を育ててくれた”と実感する彼女を支えた、さまざまなエピソードを語ってくださいました。

2011年10月17日

セルジオ越後×平川克美「本当のスポーツ文化を育てる」

ゲスト     セルジオ越後(@sergio_echigo
パーソナリティ 平川克美(@hirakawamaru
アシスタント  浜菜みやこ(@hamamii

 辛口と言われるセルジオ越後さんのサッカー解説には哲学がある。「ほめられるだけでは人間は現状維持しかない。足りないところを指摘されてこそ、成長がある」。多くの有名選手がセルジオさんのアドバイスに耳を傾ける所以だ。

 そのセルジオさんが、今度はアイスホッケーチームのシニア・ディレクターとなり、サポートを始めた。報酬はない。完全なるボランティアだ。そのチームの名は「H.C.栃木日光アイスバックス」。今季(2011年)秋に始まったシーズンは、あの王子製紙を破り、好調な滑り出しでにわかに注目を集めている。各選手の実力、チーム力ともに勝る相手に、アイスバックスはどんな戦いをしたのか。勝利へ導くために、いったいセルジオさんはどんなマジックを使ったのか。そもそもセルジオさんがなぜ日光アイスバックスに関わるようになったのか。その物語をぜひお聴きください。

2011年10月09日

烏賀陽弘道×モーリーロバートソン「スパイ映画のススメ」

このページは、InterFMでオンエアされた「ラジオの街で逢いましょう」のストリーミング版ページです。
※数日遅れでポッドキャストでも配信。宜しければご登録ください!iTunes内Podcast「ラジオの街で逢いましょう」ページはこのリンクをクリック


ゲスト     烏賀陽弘道(@hirougaya
パーソナリティ モーリー・ロバートソン(@gjmorley
アシスタント  浜菜みやこ(@hamamii


 原発事故で見えて来たこと。そのひとつに、現実としての核の存在があることを真剣に考えている日本人は、果たしてどれほどいるだろう。

 世界において、原子力発電と核爆弾は双子の存在であることは自明だ。ヒロシマ・ナガサキ以降も世界中で核実験は行われ、各国は核を開発してきた。その背景の冷戦構造。象徴はベルリンの壁だった。モーリー氏は「世界の人々はベルリンの壁の向こうの別の世界を見ようとしたけれど、日本人は9条という壁が立った後、壁の向こうの核ある世界を見ようとはしなかった」と論じる。

 65年後の今。核を持つ国の人々は、自分の頭の上に放射能が降ってくる日が来ることを常にイメージし、備えている。どこに、どうやって逃げるのか、詳細な避難地図もあるし、周到なシュミレーションもする。対して、福島の人々はどうだったろうか。

 安全は目指さなくてはならない。が、事故は起こらないという神話、幸せな推定(happy assumption)は悲劇的な結果を産む。

 今すべきこと。それは、考えてはいけないこととして口をつぐんで来たことを、ワイルドに想像してみることかもしれない。そうして初めて、危険や問題が見え、実感できるはず。まずはスパイ小説を読み、スパイ映画を観よう! すべては想像力から始まる。

続編となる「ラジオの街で逢いましょう プラス1」では、『なぜ文学は消えてゆくのか』と題し、さらにディープなコンテンツとなっています。
詳細→http://www.radiodays.jp/item/show/200813

2011年10月02日

福岡伸一×平川克美「絵解き、謎解き、世界の森へ」

ゲスト     福岡伸一
パーソナリティ 平川克美( @hirakawamaru
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii

“虫の虫”。小学生の福岡さんは虫に魅せられた少年だった。中でも蝶。その美しさに心奪われ、ファーブルのように新種の生物に出会いたいと大学の研究室へ。

しかし、そこにはファーブルもドリトル先生もいなかった。かわりに、生物の内部の世界、細胞の森へ福岡さんは旅立つ。

 先頃、フェルメールの絵の謎を解くサスペンスのような著書を出された。世界に宝石のように散らばる37点のフェルメールの絵画。そのうちの34点を訪ねる旅。

それは、画家の時間、彼と交流したかもしれない人々との時間、その舞台となった街の時間、そして福岡さんの自身の来しかたに下りて行く作業となった。

時間とは物語である。なぜフェルメールなのか。魅せられるうちに、画家の企みに気づく観客。そのまなざしこそが、二次元の絵画に物語という次元を立ち上げ、絵にいのちを吹き込む加担者であるのかもしれない。福岡さんのように。

続編となる「ラジオの街で逢いましょう プラス1」では、『なぜ文学は消えてゆくのか』と題し、さらにディープなコンテンツとなっています。
詳細→http://www.radiodays.jp/item/show/200807

2011年09月26日

平川克美×モーリー・ロバートソン「今、ジャーナリズムとは何か」

パーソナリティ 平川克美( @hirakawamaru
パーソナリティ モーリー・ロバートソン( @ikebukuro
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii

日本のジャーナリズムは今、岐路に立っている。3月11日以降、おもに原発の情報開示について、偏った発信や発言を指摘する声が高まった。

ジャーナリズムとはいったい何か。それは、自問自答の行為であると、モーリー・ロバートソン氏は説く。

今回の原発について言えば、脱原発のイデオロギーのための発言の道具となってはいけないのだとモーリー氏。また、ネットによるにわかジャーナリズムについても言及。

平川氏は、長いスパンや俯瞰的な視点で歴史や事象を考える必要を説いた。ひとつの解で事足りた世界、予測可能な世界は終焉したのかもしれない。

複雑で、巨悪の横行、邪悪が散見する世界で、それでも人はどう生きるのか、ぜひプラスワンと併せてお聴きください。


続編となる「ラジオの街で逢いましょう プラス1」では、『世界の光と影』と題し、さらに深く広く世界を捉えるコンテンツとなっています。
詳細→http://www.radiodays.jp/item/show/200803

2011年09月20日

小田嶋隆×伊藤比呂美「ふたりの出会いが早ければ…」

ゲスト 伊藤比呂美(@itoseisakusho
パーソナリティ 小田嶋隆( @tako_ashi
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii

「声には人の体温があり、物語がある」。その通りのコンテンツとなりました。

言葉が「伝わる」ということは、記号的・意味的情報よりも、声や語りの間、息づかいに感じることではないでしょうか。

伊藤比呂美さんは、極上の朗読で知られる方。「ラジオの街で逢いましょう」では、「般若心経」を伊藤さんのからだとことばでもう一度産みおろした詩としてご披露くださいました。圧巻です。

さて、伊藤さんと小田嶋隆氏。ふたりは実は昭和60年代、すべての運動が終わったアナーキーな時代に、東京の隣同士の都立高校に通っていた同世代。

「放牧状態」と小田嶋氏が表する当時の高校生の精神(高邁とは対局の意味です。また、小田嶋氏は『方丈記』を読んでいたというからその暗さに伊藤さんからハンコをもらっていました)をそれぞれが味わい尽くし、そうそう、また北区、板橋区という、場末でボーダーで人間臭い豊かさのある暮らしに根を持つふたりの会話は、どうしようもなく強く、エネルギッシュで魅力的です。

ふたりがもしその頃に出会っていたら……。40年後のふたり。出会うべき男女の、時計の針のいたずらな逢瀬を覗き見したような収録でした。ぜひお聴きください。

2011年09月11日

小田嶋隆×津田大介「ツイッターで、自宅雑踏化計画進行中。それでも、吐瀉し続けるぼくたち 」

パーソナリティ 小田嶋隆( @tako_ashi
パーソナリティ 津田大介( @tsuda
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii

この三人のコンテンツは、とにかく聞いてもらうに限る。
リスナーの心をそそろうと、話の断片を小出しにするのがもったいない。
それほどいい感じの言いたい放題大人の談話室だ。
だから、ぜひお聴きください。
まあ、あえて盛り上がったテーマを述べるとしたら、やっぱりネットの話。
“韓流びいきフジテレビ”と言われるその裏側の陰謀説や、デモについてふたりがそれそれに書いたツイートが炎上。殺人予告までが出されたネットの構造を彼らがどうとらえたか。
以外にも、「おーなるほど」の必聴キーワードが満載されました。

2011年09月05日

大友良英×津田大介「あの日、ぼくはもういちどフクシマに転校した」

ゲスト     大友良英( @otomojamjam
パーソナリティ 津田大介( @tsuda
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii


 大人になる以前に暮らした街に、愛憎混じった複雑な思いを抱いている人は実は多いと思う。あの頃も「明日にでも出て行きたい」と思ってたし、あれから本当にあまり帰ってない。大友さんにとって、フクシマはそういう街だった。

 だけど、あの地震が起こった。大友さんは心配で、何が起こってるのか、自分に何ができるだろうと考えた。あんなに嫌いで出て来たフクシマに行きたいと思った。たとえ被曝したとしても。

 帰ったフクシマでは、人の心がズタズタになっていた。こんな時に音楽ができることがあるとは思えなかったけど、和合亮一さんの詩に出会って思った。「言葉って無力じゃない。現実がぐちゃぐちゃになった今、文化が何かの希望や指針を示さないと」。えらそうにではなく、目の前の怪我をしている人に「だいじょうぶだから。死なないから!」と必死に伝える、そんな気持ちだった。そうして、プロジロェクトFUKUSHIMA!が始まった……。

 横浜から転校していじめに合い、居場所がなかった小・中時代、ノイズミュージックとの出会い、ジャズ喫茶に通いつめた高校生の頃……。そうして、今、革新的な音楽とジャズと映画やドラマのサントラの作曲と様々な音楽を手がける大友さん。さらにあの地震の日から、音楽をすることと人として当たり前に社会のことを考えて発信することがつながった。それはフクシマで生まれた新しい自分。そして、自分だけでなく、たくさんの人の心の居場所を作り、つなげた場となったかもしれないと思う。そのプロジェクトの最後に、彼が叫んだ言葉をぜひ、放送で聴いてください!!

2011年08月28日

ヴィーナス・カワムラユキ×モーリー・ロバートソン「メディア、ミディアム、巫女、ヴィーナス」

ゲスト     ヴィーナス・カワムラユキ( @VENUSkawamura
パーソナリティ モーリー・ロバートソン( @ikebukuro
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii


 一瞬、スタジオの中にいい香りが漂った。香水じゃない。ひとの香り。そうだ、ひとの内側から溢れるもののひとつに香りがあったな、と思い出した。ヴィーナスさんは、そんなひとだ。

 渋谷・道玄坂にある「しぶや花魁」のプロデューサー、作詞家、DJ、作家と幅広く活躍されるクリエイター、ヴィーナス・カワムラユキさん。

 収録には故郷・仙台に寄った東北からの帰り道に直接駆けつけてくださった。友人のお店で購入したTシャツやかわいいスニーカーがとてもお似合い。
「私はできるだけ友達のお店で買うことにしてるの。これってある種のプライド。お金の使い方、ごはんの食べ方、音楽の聴き方もね」とヴィーナスさん。すると「自分が買うアパレルが誰を幸せにするか、考えて買いたいね」とモーリーも。

「お金は匿名の交換可能な価値、その使い方は見えないけど、ひとりひとりがもっと尊厳を持って使うべき」という共通見解の発端は、ヴィーナスさんが渋谷「花魁」で募った義援金を石巻の花火大会に寄付したことから始まった。
「賛否両論ありますよ。けれど、まだ瓦礫の残る被災した街で、若い子たちが浴衣を着て、おしゃれして花火を楽しむ。いいじゃない? それに、浴衣を用意し、送り出した親御さんたちの気持ちを思うと……」。

 どんなに苦しくて大変な状況でも、美しいものを求める心を忘れたくない。心から心に伝える、優しい気持ちの循環を大切にしたい。
「今、ひとりひとりがメディアとなって感じたこと・見たことを伝え、行動することが大事」とヴィーナスさん。

「メディア(Media)の語源はミディアム(Medium)、つまり間に入る人という意味で……」というモーリーのレクチャーは目からウロコの説得力あり。

 音楽から原発問題、ソーシャルメディア、社会構造まで、幅広いトピックスをパノラマ化した三人。この語りを可能にしたのは、人間の情緒、温かさを信頼し、熱望する彼女の熱のこもった生き方だ。消費社会、資本主義社会で生きるには、クリエイターとてリターン・リスク・コスト計算かと思いきや、ヴィーナスさんは「いろんな人と夜ごと話し合い、その交わした熱と思いで曲を作るの」と、燃費の悪さを信条にしている。その彼女が作る音楽が今、若者をとらえる。音楽もオーガニックな時代に戻りつつある実感がした。

2011年08月22日

古賀茂明×平川克美「官僚制度と闘う現役官僚」

ゲスト     古賀茂明( @kogashigeaki
パーソナリティ 平川克美( @hirakawamaru
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii

公務員改革の旗手として、一躍脚光を浴びている古賀茂明さんとの対話。

ラジオ収録では、現在の経済産業省の中で、古賀氏が何をやろうとし、何が官僚機構の逆鱗に触れたのか、その真相に迫ります。
また、現在の官僚制度というものが、どのような構造的な問題を抱えており、それらを解決するにはどうしたらよいのかについて、じっくりと語ってもらいました。

改革派の急先鋒として、霞ヶ関に激震を与えた人物は、お会いしてみると実におだやかで、冷静な方でした。
経済政策に関しては、意見を異にする平川でしたが、官僚制度の実態や、その問題点に関する古賀氏の指摘は十分納得のいくものでした。

その語り口や、相貌から伺えるのは、官僚としての責務を果たしたいという私心のない志しです。是非、皆さんの耳でお確かめ頂きたいと思います。(平川克美)

2011年08月14日

枡野浩一×小田嶋隆「詠み人知られ”てこそ伝わる実感」

ゲスト     枡野浩一( @toiimasunomo
パーソナリティ 小田嶋 隆( @tako_ashi
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii

歌人・枡野浩一さんと小田嶋氏の出会いはこうだ。
町山智浩さんがまだ「宝島30」の編集者だった頃、小田嶋隆氏はある女性作家について何かを書こうとしていた。

その資料集めをある名物編集者から依頼され、手伝ったのが枡野さん。ちなみにその編集者は枡野さんを“プー”と小田嶋氏に伝えていたことが今回判明。ショックを隠せない枡野さん。

いやしかし、彼はそんなことでくじけるひとではない。なぜなら、枡野浩一は人生に起こるどんな事件もトラブルも作品にしてしまう、不死鳥のような、いや七転び八起きの人だからだ。

そうそう、“くじける”と言えば、『くじけな』は今注目のツイッターで始まった詩集(無理矢理でしたでしょうか、ゴメンナサイ)。以前出した『寂しいのはおまえだけじゃな』と同様、最後の“い”をなくすと、たちまち“じゃな”とつぶやくじじいがひとり浮かび上がる言葉のすごさ再びの詩集。

さて、ラジオでは、短歌と俳句のちがい、枡野短歌のウェットさ、枡野短歌が共感を呼ぶ理由、『ドラえもん短歌』の魅力について、枡野さんのため息まじりの実感吐露と小田嶋氏のコラムニスト的対象への切れ味分析が楽しい。

2011年08月08日

小島慶子×津田大介「聴いてほしいことは誰にもある。その心の扉をみつけるのがパーソナリティの仕事です。」

ゲスト     小島慶子( @account_kkojima
パーソナリティ 津田大介( @tsuda
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii


15年務めたTBS女子アナを辞め、フリーとなった小島さん。長身、スレンダー、色白で大きな瞳。とにかくすべてが揃ったおきれいな方でした。スタジオ内でのトークはアップテンポでリズミカル。まるで子犬が遊ぶような鮮やかな展開に、アンカーな言葉が散りばめられます。「さすが!」と津田さん、思わず「話を引き出すテクニック」を拝聴すると…。

さて、お話はラジオに救われた高校生の頃、TBS採用時のエピソードから女子アナとしての悩みと自分がやりたいことの違いに悩んだ日々…。そして後半は、ラジオというメディアについて三人が語り合いました。

2011年08月01日

澤田哲生×モーリー・ロバートソン「原発論議、日本に理屈を閉じ込めないで対話を進めよう」

ゲスト     澤田哲生
パーソナリティ モーリー・ロバートソン( @gjmorley
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii


3.11後、「ラジ街」では多くの方々と原発について語ってきました。
7月は、核をテーマにドキュメンタリーを撮る映画監督の鎌仲ひとみさん、40年間原発に反対しながら研究をされてこられた小出裕章先生にもお話を伺いました。
そして今回は、“推進派”と呼ばれる論をはる澤田哲生先生にお話を伺います。

福島原発の現状、これから考えられるリスク、再稼働の可能性、そして安全上の余裕の度合いを測るストレステストについて、わかりやすく解説くださいました。

澤田先生によれば、40年前に設計された福島原発1号機と現在設計可能な原発は、たとえるとトヨタの初期の車とレクサスほどの違いがあり、安全性・コストの面でかなりインテグレートされているとのこと。さらに、20年後の構想として免震構造の軽水炉の計画があります。

ストレステストは、総電減喪失や冷却機能低下などの具体的な結果状況を想定し、それから臨界までの時間把握などで安全上の余裕を測るもののようです。

こうした原発の新しい動きと再稼働に対し、メガソーラーや自然エネルギーの利用の現実性について、休耕田利用計画やモンゴルゴビ砂漠の計画、夜間電力のリスクや送電ロス、バックアップ電源の必要など、現実化への課題について具体的に話が進みました。

2011年07月25日

堀本裕樹×小田嶋隆「俳句とは、17文字に託すまなざし、人と座す文化」

ゲスト     堀本 裕樹( @horimotoyuki
パーソナリティ 小田嶋 隆( @tako_ashi
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii


俳人とは俳句を作る人。ある時、自分が感じた世界を17文字に凝縮して表現する人のことです。堀本さんは、大学時代から俳句を始め、まだお若いですが、俳句結社の編集長もされてこられました。
さて、俳句の道のオーソドックスは、まずは結社に属し、句会で披露するところから始まるそう。でも、堀本さん曰く「俳句は作ることだけでなく、選ぶ時にも自分のまなざしを認識し、美意識を磨いていく」とのこと。だから、一緒に作る、一緒に選ぶのが大切。職業や年齢を離れ、同じ空気を吸い、座を組む仲間で学んでいくおもしろさが俳句の世界にはあるそうです。
また、「『歳時記』は読み物としてもおもしろい。もしかしたら日本人は、季語とセットに季節を感じるようになっているのでは」と小田嶋氏の視点。「句を詠もうとすると、見えている自然、小さなモノ、コト、日常の風景、世界を構築しているひとつひとつに対する認識が変わってくる」と堀本さん。どの視点からどの角度の光をあて、細部を描き、また大きな視点で眺めるか。うーん、深いです。でも、スタートは小学生の頃の標語でいい。俳句を日々詠んでいれば、新しいじぶんの言葉の世界を育てられるかも、と、堀本さんの穏やかなお話を聴いて、少しワクワク思えました。

同日プラス1(http://www.radiodays.jp/item/show/200783)として収録した部分では、堀本さんが俳句の道に入られたきっかけの人、中上健次さんのエピソードからスタートし、ツイッターで募集した句のスタジオでの選評へ。兼題は「夏の空」。よい句が次々投稿され、スタジオも盛り上がりました。
実は、スタジオ内よりもネットの句のほうがレベルが高かったよう。「ラジ街句会」に集まったのは以下の通りでした。

スタジオ内の句
夏の空 見上げる我は 上の空  
私どう?  女心と 夏の空     
紀の川の 銀の水音 夏の空
 さて、どれが誰の句でしょう?

投稿された句
自転車の 母帰り来る 夏の空
太陽の 光転がす 夏の空
外回り 恨みたくなる 夏の空
恋をして 泣き泣き 夏の空みたことか
朝顔の 青さ映せし 夏の空

選評では、眼目、季重なり、字余り、文語、川柳との違い、写生、解釈のずれやぶれのおもしろさ、吟行、挨拶句の粋、そして辞世の句にいたるまで、俳句のさまざまをご紹介いただきました。
ご興味を持たれたらぜひ、みなさまもリアルな句会にご参加ください。
きっと堀本さんがにこやかに迎えてくださいます。

2011年07月19日

小出裕章×平川克美「原発の話は、小出裕章さんに聞いてみよう」

大阪の南のはずれ、熊取町にある京都大学原子炉実験所には、「熊取六人組」といわれる反原発の立場から警告を発信し続けている学者たちがいる。所謂原発推進の国策を推進する政官財から無視され、あるいは抑圧されながらも原発の危険性、不合理性を警告し続けてきた学者たちである。

この度の震災・津波とそれに続く福島原子力発電所の事故は、まさにかれらが警告していた危険性が単なる空想や杞憂ではなく、いまそこにある危険であったことを証明したかたちになった。原発事故以降、小出裕章さんは一躍脚光を浴びたのだが、小出さんご自身はこんな形で脚光を浴びたくはないと思っているようである。その誠実な人柄のひとことひとことから「人間に何のメリットももたらさない原発からは、どんなデメリットも受けてはならない」という信念を四十年の長きにわたって貫いてきた硬骨の学者魂がうかがえるインタビュー。
そのハイライト部分を聞きながら、スタジオで平川克美が解説するラジ街特別編。

インタビュー全編は今回特別に無料にてダウンロードいただけるよういたしました。
http://www.radiodays.jp/ よりどうぞ。
※入会金・年会費はご不要ですが、ラジオデイズへご入会頂く必要があります。

2011年07月11日

鎌仲ひとみ×津田大介「多くの普通の人のために、嘘をつかずに伝える」

原発や核といったシリアスなテーマでドキュメンタリー映画を撮る鎌仲さん。しかし、そのテイストはどこかユーモラス。お目にかかったご本人も、実におおらかでチャーミングな女性でした。

そのスタートを聞いてみると、「世界のいろんな街や村で、人々はどんなものを食べ、どんな暮らしをしているのかを知りたい」と入った大学の探検部。

そこからどこでどうして映画の世界につながったのか、当時の彼氏やオヤジ社会の映画界、カナダ留学、奨学金が尽きて出稼ぎに出たNY、そこで出会った「メディア・アクティビスト」集団等々、不思議な出会いに彩られた鎌仲さんの辿られた今まで。ユーモラスでストレートな語り口がさらにおもしろさを上乗せして、必聴です!

さて、日本では聞き慣れない「メディア・アクティビスト」。この言葉に津田さんが反応。一言で言えば「メディアでメディアを批判する人」ですが、そもそもアメリカでは、ケーブルテレビなどの環境を通してすべての市民が自分のメディアを持つことができるそうです。

また、作品制作でメディア・リテラシーを学んだり、“権力を監視する”メディアの役割を知ったことなど、プロの鎌仲さんがアマチュアの集団に学んだことは大きかったとのこと。

誰のために作品を作るかという視点ももらって、いよいよイラクに出かけたことが原発や核問題をテーマに作品を撮り続けるきっかとなりました。未知の人々をそのままに、透んだまなざしで映し撮る鎌仲さんの映画。

開かれる上映会にもできる限り全国津々浦々出かけて行ってお話をされる鎌仲さんの思いを、たっぷりお聴きください。

また、プラス1では、揺れる原発問題について触れながら、大学の講義でよく出会う「社会を変えることなどできない」と思っている若者たちの現状、そして、震災前後に火が着き、社会を変える道具となり始めたソーシャル・ネットワークの力について、鎌仲ひとみ・津田大介・浜菜みやこ の三人が語り合いました。
こちらより試聴、及び、お買い求め可能です。 http://www.radiodays.jp/item/show/200775
なお、この模様はUstreamでも配信、現在一部公開中です。

2011年07月04日

「からだのリテラシーを作る」ゲスト ユーコ・スミダ・ジャクソン

パーソナリティ モーリー・ロバートソン
アシスタント 浜菜みやこ

80年代以降、アメリカの音楽シーンのみならず、社会に大きな影響を与えたマイケル・ジャクソンは、1992年に「デンジャラス・ツアー」という世界ツアーをスタートした。その唯一人の女性バックダンサーが日本人だったことをご存知だろうか。

「ダンスで世界中を回る」という夢を叶えたユーコさんの人生のスタートは、ダンス修業に単身向かったNY。そこで、彼女は日本人、東洋人といったカテゴリーから脱出し、初めて自分自身に出会う。

そして、オーディションで勝ち取った、ただひとりの枠。
「どうして選ばれたのか、もう永遠の謎になってしまったけど、あの時、なぜか自信があったんです。不思議な自信が」と語るユーコさん。

当時のアメリカのショー・ビジネスにおいて、東洋人の枠は驚くほど狭かったはず。そのハードルを超えるほど、彼女の解放された喜びや目覚めのほうが格段に輝き、勝っていたのだろう。

そして、今も忘れない、会うたびに感じたマイケルのダイレクトなバイブレーションについても。

後半は、プロとして怪我を克服・予防し、チューニングするために積み上げてきたメソッド「アウェークニング」を紹介。

同日プラスワンとして収録した部分では、モーリー氏が、80年代のアメリカの社会状況を説明しながら、ブレイクダンス、ブラック・ミュージックなど、ブラック・カルチャーがどう花開いていったのかを説明。
ユーコさんも、「身の危険を感じるほど、街には緊張感と対立が渦巻いていた」と言う。火花の散るような黒人同士、また白人との対立が、逆に生きるポテンシャルにつながり、すばらしいダンスが生まれたのでは、とモーリー氏。
それを受けて、ユーコさんが日本で抱いていたコンプレックスを多様な分かが交わるアメリカで「自分らしさ」としてアクセプトし、変容させたプロセスを紹介。

ダンスは言葉以前の時代、古代より途絶えたことのない人間には欠かせない営み。「やっぱり魂が喜ぶことをしなくちゃね」と、話はダイナミックにハイテンションに広がり続けました。

2011年06月28日

「ゆらぎの中、問い続けて生きる」ゲスト 森本あんり

パーソナリティ 小田嶋隆
アシスタント 浜菜みやこ


森本あんりさんと小田嶋氏は、小中高の幼なじみ、しかも親しい友人でした。パーソナリティとしての最初のゲストを打診した時、小田嶋さんからはすぐに森本さんの名前が挙がりました。「逢いたい男がいるんです」と、それもうれしそうに。
そうして、35年の時を超えての再会。この間、小田嶋さんにとって森本さんは「問い続ける男」でした。
中学の時、森本さんが小田嶋さんに投げた問い、それは
「ねぇ、小田嶋、世界に果てはあるのかなぁ?」。
「!?……あるんじゃないの」と小田嶋氏。
「それじゃあ、果ての向こうはどうなってるの?」
「……」。

小田嶋氏と森本さん。かたやコラムニスト、かたやキリスト教者。此岸と彼岸に立つ場所は隔たったようで、しかし、それぞれの人生に問いが生まれるたび、流れる川越しにお互い問いかけを続けてこられたのかもしれません。「あいつなら、どう考えるだろう」と。
さあ、ふたりだけの同窓会、そのテーマは、アルコール依存症、信仰と宗教の違い、震災による多くの人々の死とサバイバーズ・ギルト、今、宗教者のすべきこと…。
まるで人間の真を垣間見るために、井戸の底に向かうように、多様な哲学的な深い語らいとなりました。

プラスワンでは、森本さんがキリスト教者になった経緯、クリスチャンミュージックに表れるような、アメリカの特異なキリスト教の変化とありかたについて、小田嶋さんの鋭いカルチャーへの視点と森本さんの専門知識からくる考察が絶妙にかみあい、知的な文化談義となりました。哲学同窓会、お耳でぜひご同席ください。

当日のUstダイジェストはこちらでご覧いただけます

2011年06月20日

『「カナリア」の役割』ゲスト 山口啓介

社会的な主題からインスパイアされた作品を発表し続ける山口さん。
今回の原発事故以前から、原爆、原子力やプルトニウム、劣化ウラン弾に疑問を持ち、モチーフに取り入れてきました。最近は、関西の田園地帯にアトリエを構え、東京との往復生活を営まれています。緑に囲まれた生活の中で始まったのが、音楽用カセットケースに植物をセットした「カセットプラント」。発想のもとは『ジェラシックパーク』の冒頭、恐竜の首にとまった蚊。
また、山口さんは現在、以前番組に登場くださった画家の岡本信治郎さんや伊坂義夫さんとともに、《地球★爆》共作絵画プロジェクト(アースアタック)という巨大な共同作品を制作中。ひとりで自己表現するのが基本の画家が共同作業をするのは前代未聞、至難の業。それを乗り越えるために、とことん話し合った制作秘話もお話しくださいます。


プラスワンでは、3.11以降、山口さんがしてきたこと・考えたことをお聞きしました。あの日以来、欠かさずノートにネットやラジオから流れる情報を書き連ねてこられました。自分のからだを使うことで情報がからだに入り、隠れていたものが見えてきた、と山口さん。今まで獏とした不安によって描いてきた作品が預言に変わってしまったことで、芸術家はガスを感知する「カナリア」の役割を負っていると強く感じています。岐路にある今、芸術家の役割・文化の使命について、また構築すべき思想について、平川店主とともに語ります。

2011年06月13日

『「原発ブルース」、愛するための嘘がメルトダウンした今…』ゲスト 遠藤ミチロウ

スタジオに現れた遠藤さんはメイクなしの素顔だった。おぉー。でも、昨年還暦を迎えたとは思えない。
パーソナリティのモーリー氏は遠藤さんと久々の再会。実は、遠藤さんとモーリー氏、1990年頃、一緒にロサンゼルスのライブツアーに出かけた仲です。
まずは、スターリン当時の事件なみの驚愕ライブの思い出をモーリー氏が熱く語ります。そのあと、ふたりで訪れたホピ族の村での出来事。それが、ふたりの音楽を大きく転換させました。訪れたホピ族の居住区は、ヒロシマの原爆を作ったウラン採掘地でした。そこで聴いた預言について、遠藤さんが静かに語ります。

遠藤さんは福島県・二本松出身。今、プロジェクトFUKUSHIMAというプロジェクトを立ち上げ、8月15日の終戦記念日に野外ライブをしようと準備を進めています。単なるライブエイドではなく、じぶんたちのこととして原発のことを捉え続け、今やチェルノブイリと同じように語られることになってしまったネガティブなFUKUSHIMAをポジティブなイメージに変えるような長い取り組みにしていきたい。だから、リスクも問題の解決も、プロセス自体もオープンにしていく、と遠藤さん。「8.15にイベントをするのは、まぶしいほどの戦後の豊かな社会の構築の陰に、原発の事故やそれを受け入れざるをえない日本の暗部とも言える社会構造がある。でも、もうそれもメルトダウン。このメルトダウンはひとりひとりの中で起こっている。これはそれぞれの内戦だと思います」。遠藤さんのスタジオでの弾き語りもお聴きいただけます。


プラスワンでは、原発と福島の存在をさらにつきつめて話は続きます。脱原発、反原発といった単純な言葉では語れない福島や原発立地の事情について、モーリー氏のグローバルな視点からの説明…。

関連情報
〓こちらも是非、お立ち寄りくださいDOMMUNE FUKUSHIMA

2011年06月06日

『「クライアントは読者」が通用しない日本メディアの特殊事情』ゲスト 上杉隆

アバクロのTシャツとジーンズでスタジオに現れた上杉 隆( @uesugitakashi )さん。今、最も注目を集めるジャーナリストのひとりだ。
震災・原発事故後の避難区域の設定に異議を申し立て、3月12日に「メルトダウン」と口にしたため、地上波テレビから姿を消した。
しかし、その後ネットの世界に舞台を変え、発信するその影響力は増す一方。閉じた日本的「記者クラブ」に対し、報道の公開性・多様性を追求するために「自由報道協会」という「場」も設定した。
その軽快かつ柔軟な取材力、行動力と視点はどこから生まれるのか。
番組では、いったいこの「上杉 隆」はどんなふうに生まれたのかを探ります。ゴルフ好きが嵩じてゴルフ場付きホテルのバーテンダーに。そこで多くの政治家と知り合い、H代議士の秘書となった頃のエピソード。さらに「ニューヨータイムズ」で触れた世界標準のジャーナリズム・マインドなど、“上杉隆のyouthful days”を公開!

プラスワンでは、今東北で、福島で、そして日本で何が起きているのか、現状と病根、そして、展望を津田大介氏と分析し、語り合います。パニックを回避するにはどんな情報開示と報道が必要なのかという視点から、ツイッターなどネットの情報の意味が浮かび上がります。一言で言えば、それは「情報の多様性」。「自分が流した情報の間違いはすぐに訂正できるし、批判は受けても、正確な情報も教えられるから、勉強になる。そこが大手メディアで発言していた頃との違い」と上杉さん。また、先頃公表された海産物の放射能汚染値にも触れます。軽妙なトークだからこそ伝わってくる「現在の危機」、そして「本当のメディアの役割」。ぜひお聴きください!

上杉 隆 公式サイト http://uesugitakashi.com/
自由報道協会 公式サイト http://fpaj.jp/

2011年05月30日

「永遠の芸術に魅せられた魂の切なさ 」ゲスト 熊川哲也

『ロミオとジュリエット』という演目を携え、全国ツアー中の熊川さん。
主役、演出、振り付け、芸術監督、そしてバレエ団のプレイングマネージャーと、五役をこなす多忙な毎日。
そのスケジュールの合間を縫って、二度めの出演をお願いしました。

熊川さん、驚くほど柔らかい人。からだだけじゃない。
少年のようなまなざしで話に耳を傾け、ユーモアを加えながら真摯に言葉を紡ぐ。
誰もが感じるクールな印象、圧倒的に輝くオーラの向こうに、繊細で温かい彼の本質が見えたがします。

さて、上演中の『ロミオとジュリエット』は、かのシェイクスピアの戯曲にプロコフィエフが作曲を手がけた、まさにそびえ立つ芸術作品。
ふたりの偉大さに寄り添いながら演じる幸せ、ロマンを感じると言う。
「端役でしたが、ロイヤルバレエの初舞台がこの作品。
あれからずっとこの作品に出演してきた。ぼくの成長が刻まれた作品です」。
その作品の振り付け・演出も手がけるようになった今、熊川さんは39歳というバレエダンサーとしての肉体的なポイントを迎えている。
そんな彼が抱く“バレエの切なさ”とは何か。
「もっと熱くなりたい」とつぶやく心の奥に灯る火とは……。

プラスワンでは、バレエ団を率いる経営者としての熊川哲也にも迫ります。
また、震災を経て抱いた覚悟とは何なのでしょう。
ぜひお聴きください。

2011年05月23日

『「それって、おかしいだろう」をつぶやき続けたい。ツィッター・エバンジェリスト、 @tsuda の魅力』ゲスト 津田大介

その金髪アイコンだけでもタイムライン独占インパクトの @tsuda こと、メディアジャーナリストの津田大介さん。今や17万人のフォロワーを抱える。

震災以降、情報発信の“ハブ”として、ますます精力的なツイートを展開。 


さて、津田さんが自らメディアを作る原点となったのは、ラジオ。受験勉強の傍ら聴いた深夜番組が好きだった。
ラジオはテクストに表れない発信者のパーソナリティが感じられ、親しみを覚えたと言う。


2003年、ネットラジオを始めた。
チャットでリスナーの反応を見ながら放送し、双方向発信の楽しさを覚えた。
そしてツイッター。実は、このふたつのメディアには共通の魅力があると言う。
リアルタイムにその場その場でつぶやくからこそ、迂闊な発言もあるけど、それだけ人間性が出る。
「ぼくは、いくつものアカウントを持とうとは思わない。 
被災地の情報を拾うのも、政策に関してコメントするのも、下ネタ話すのも、まるごとで “自分”だから」。

クールでホット、@tsudaの魅力が垣間見える30分。お聴きください。

プラスワンでは、赴いた被災地のこと、
「原発は本当に経済効率がいいのか」論議、マスメディア報道とこれからのウェブメディアについて、平川店主と濃密に語り合いました。
ぜひ、こちらも!

「今、伝える詩のことば」ゲスト 小池昌代

5月15日のゲストは、詩人の小池昌代さん。

3.11以後、日々の生活に緊張感が漂います。
時にはボーっとする時間、状況にただ呆然とする時間があってもよいのかもしれません。
「不安から生まれる詩もあります。その不安を違うかたちで握り返す。詩の言葉によって。そうすると、感情が心に定着する気がします」と小池さん。
重く大きな現実が起こり、私たちの内にも大きな変化が渦巻きのように起こっています。何をするにも、以前と違う感覚を覚える。
文学作品も詩も、以前読んでいたのとは違う光が当っている気がします。
それでも、あの日を境にしてもなお変わらないものがあるはず、それを確認したい、そんな思いから、朗読会のような放送が実現しました。

最初に、小池さんがインド・コルカタで出会った家族と過ごした、ある停電の夜に生まれた詩。
「そういえば、昭和の頃にはよく停電があった。家族でろうそくを囲んだよ」と会話がはずみます。
続いて、中原中也の詩、平川克美が伊藤静雄の詩を朗読。
確かに違う時間が流れました。
ぜひお聴ください。

2011年05月09日

「からだという自然に沿い、“今、ここ”を生きる」ゲスト 甲野善紀

パーソナリティ平川克美が満を持してお迎えした、武術家の甲野善紀さん。
震災後、甲野さんが何をみつめ、感じてこられたかをお聴きしました。
その前に、何が甲野さんを探求の道にいざなったのか、そのあたりのご事情から。
そして話は、震災と原発へ。
何より今回、甲野さんがショックを受けたのは、事故後に誰かが命がけで現場に向かうことが許されなかった現実。
「人間にとって最も大事な“志”をまっとうすることができないほど人の命はもはや国家に完全に管理されていると感じた」というくだり、静かな語り口の甲野さんから、激情が溢れました。

さらに、プラスワンでは、こんな衝撃的な話が。
「今、時代は大きな転換点にさしかっている。
それも、明治維新以上の変化と出来事がこれから次々と起こるだろう」。
研ぎ澄まされた武術家の感覚でしょうか。
そんな時代に、私たちはどんな風に生きればよいのでしょう。
以前から「人が生きるということ、生活をするということに、もっと重きを置く生き方を」と伝えてこられた甲野さん。
たしかに、人間はいつしか脳の快楽を第一とし、からだをどこかに置き去りにしてきたのかもしれません。
また、「私にとって武術の訓練は、楽しい以外のなにものでもなく、辛さ苦しさの克服ではない」と。
そんな甲野さんに導かれると、多くのスポーツ選手、武術家、音楽家が、知らなかった自分のからだの機能や不思議を知る楽しさに驚かれるそうです。
“からだ”、その声を聞き、手がかりにして、生きる意味を探求してこられた甲野さんの確かな感覚。
そこから溢れるお話の数々をぜひお聴きください。

2011年05月02日

「震災の向こうに見える、オルタナティブな世界」ゲスト 森 摂

 森さんが編集長を勤める環境とCSRと志のビジネス情報誌http://www.alterna.co.jp/。誌面で伝えたい「オルタナ」のミッションは、新しいビジネスの価値観で動く企業を積極的に報道し、こうした企業と連携してコミュニティをつくり、相互交流を図ることだそうです。

 確かに、私たちの社会にもそうした新しいビジネスの価値観が少しずつ育ってきたように思います。“オルタナティブ”(alternative)とは「もう一つの」「伝統的ではない」という意味。私たちが、「もうひとつの、つまり別のモノサシ」を探すことで、世界は変わるかもしれないと、森さんは言います。では、なぜ世界は変わる必要があるのか。

「パタゴニアの創業者、イヴォン・シュイナードは『死んだ地球からビジネスは生まれない』と言いました。ノーベル経済学賞を受賞したミルトン・フリードマンが述べた“企業の社会的責任である利潤の増大”にとっても、社会的貢献という視点からの経営者・企業の評価が重要な要素となっていると思う。つまり、今やCSRは競争力なのです」と、森さんは言いました。そんな思いから、大手メディアを退社して始められた活動の経緯も紹介。

 そうして、話は今回の震災・原発の話に進みます。4月のはじめに東北へ支援物資を届けながら赴かれた森さん。「本来ならば、それぞれの町の色があるはずなのに、どこも同じ色、つまり土砂の色だった」という言葉が印象的でした。さらに続いた現地の報告とともに、これからの東北、日本、原発のこれからについてのお話、ぜひお聴きください。

2011年04月26日

「粟根まこと解体白書」ゲスト 粟根まこと

劇団☆新感線といえば、チケット入手が困難なほどの人気劇団。
ヘビメタのような照明、派手な衣装で歌って踊って、さらに激しい殺陣を全編繰り広げる。
人気作品『髑髏城の7人』の主役を切望し、主演をはった市川染五郎にして
「初めて観た時、歌舞伎よりも“かぶいている”劇団だと、正直悔しかった」
と言わしめたステージを展開する。
その劇団も、大阪で旗揚げした小劇場時代から数えて35年を経過。
ところが、新しい劇団員はもう10年近く入っていないという。
「一番若い劇団員は35歳なんです。ぼくが40代半ば。
演出のいのうえはじめ、初期のメンバーは50をとっくに越えています」。
意外な平均年齢。で、あの激しさを持続するのはなかなかの苦労と思える。
「そうです。とにかく、怪我をしない。それがいちばん大事」
と神妙に答える粟根氏は、劇団☆新感線のメガネの人であり、
知的でありながらどこか抜けたキャラクターで多くのファンを持つ怪優。
他劇団の客演も多い。
その経歴もまたユニークだ。
大阪大学工学部で発酵化学の博士を目指しながら、いつのまにかの俳優人生。
しかし、持ち前の分析脳と生真面目さは変らないのだろう。
劇団の内情、100パーセント外食主義の理由、
オタクな趣味の数々、
キャスター椅子でスーツと移動するマイルーム状況から、
はては通帳の残高に数字が並ぶようになった日のことなど、
あらいざらい告白してくれました。
粟根まこと、じっくり解剖の30分。
新感線ファンの方、また、「いったい役者ってどんな生活してるの?」と常々気になってた方、
ぜひお聴きください!!

2011年04月19日

「異能のジャパニーズアメリカンが見た原発」ゲスト Morley Robertson(モーリー・ロバートソン)

ゲストのモーリーは、二十五年ほど前に平川のオフィスを訪れている。まだ、二十代前半のモーリーは白皙の美青年、天才青年現るといった風情を醸し出していたのを平川は記憶している。そのモーリーが今は、インターネットを駆使して、音楽、社会問題、政治・経済などの情報を発信する人気者になっている。

本収録は、原発事故が危機的な状態に陥り、予断を許さない状況の中で行われたものである。広島での原爆投下後に、アメリカが設置した原爆傷害調査委員会(ABCC)で働く医師を父に持つだけに、原子力および原発に関する関心は高く、この折テレビに出ている原子力関係の学者とはこれまでにもディスカッションをしてきたという。

そのモーリーが、独自の情報源と感覚から語る、「原発の現在」は定型的な原発論議に聞き飽きた視聴者必聴の一本であろう。

2011年04月12日

「ニッポンの「女ぎらい」を読み解く」ゲスト 上野千鶴子

「ミソジニー」という言葉をご存じでしょうか? 空気のように蔓延しているミソジニーつまり「女ぎらい」は近代社会の隠された仕組みなのです。今回のゲストは、ジェンダー研究の第一人者として切れ味鋭い社会・文化批評で定評ある上野千鶴子さん。「男が男であることに胸をなでおろし、女は女であることを呪う」ミソジニーを分析ツールに使えば、あーら、男と女の関係にとどまらず、様々な社会現象や事件の真相が目からウロコが落ちるように見えてきます。

プラスワンでは、「ミソジニー」の秘密にさらに迫ります。上野さんは、男社会に参入する「名誉男性戦略」や女から降りてみせる「林真理子戦略」など女性のミソジニー脱出戦略を紹介しながら、90年代の東電OL事件の核心に近づきます。そして、ミソジニーの対概念である「ホモソーシャル」に目をやれば、今度は女を嫌い、差別する男たちの奇妙なキズナが見えてきます。会社に忠誠を誓うサラリーマンも戦争に反対できない米国議会も、実は「男らしさ」に翻弄された愚かしさである! 上野ジェンダー社会学の真骨頂が垣間見える痛快な30分。

2011年04月11日

「就活の現在」ゲスト 高柳寛樹

学生時代に企業して、独特の社風のIT企業を作ってきた若き経営者、高柳寛樹さんは、社会学的な見地をいつも考えながら会社を運営しているという。

『就活の時代』に、積極的中退者採用を宣言したのもそのあらわれのひ とつだろう。

立教大学で教壇に立ち、いつも若い学生に接しており学生目線と経営者 目線の両方を備えているからこその戦略 だろう。

高柳さんの物静かな語り口の背後には、日本のベンチャー企業とその文 化を作り出し、支えてゆこうという強い 意志が感じられる。
就 活の現在、学生のメンタリティ、メディア論など、現場に近いところから情報を発信していただいた。

ラジオデイズのコンテンツ「ラジオで逢いましょう プラス1」では、この度の震災で、新しい情報インフラとして大きな注目を集めたツイッターについて、その可能性、その功罪を、お互いの体験を通して意見を交換している。お互いにツイッターユーザであり、経営者でもあるふたりによる注目のツイッター社会論をお楽しみ下さい。

2011年03月29日

「大震災後のメディアの言説について」ゲスト 小田嶋隆

大震災後、日経ビジネスオンラインで、鋭いコラムを書いた小田嶋隆さん。
このような大きな悲劇を前にして、言葉は何を語れるのか。
どのような言葉が人々に届き、どのような言葉が信用をとりつけることができるのか。
視聴者の共感をよぶ枝野官房長官のスピーチと、空疎だと批判を浴びた菅首相のスピーチの違いはどのあたりにあったのか。推進派と反対派は何故かくも乖離してしまったのか。あるいは、専門家の発言のあやうさはどこにあるのか。
原子力の分野に関して、十年ほど前より勉強してきたという小田嶋隆が、危機における政治家、専門家の言語について独自の視点から解説している。聴くほどに小田嶋隆というひとの言語感覚の鋭さに感嘆することになるだろう。
未だ解決策の見えない原発をめぐる言説について、もやもやしたものを感じざるを得ない今、ひとりでも多くの人々にお聞き願いたい。
(文責:平川克美)

2011年03月22日

「未来を変える社会的商品」ゲスト 熊野英介

一切の無駄がないはずの生態系で、なぜ人間だけが無駄を生み出すのか。熊野英介さんは、非鉄金属の問屋から森の再生まで、持続可能な社会を目指す事業を続けてきました。個々人の表層的な欲望によって断片化した社会を、どのようにして再びひとつにまとめるのか。誰にでもある漠然とした利他心を、どう確実なものへとドライブするのか。縮みゆく経済の中で、新しい価値観をビジネス化する秘策とは。「人間はコストではなく資本」と語る社会起業家の哲学が心に響きます。

プラスワンでは、熊野英介さんの深い洞察を手がかりに、未来の社会を展望します。私たちは、衣食住が足りていながらも不幸だと感じている人類最初の世代。終身雇用が崩れた孤独と不安の中から「共感」という確かな欲求が再び意識され始めました。シンパシーではなくエンパシー。密やかな人々の思いを集め、温かな未来への一歩を踏み出す「商品」の創出を熊野さんは目論んでいます。理想を現実に着地させるのが実業家たる使命。歴史、経済、科学、哲学がクロスオーバーする至言の連続です。

2011年03月17日

「BUTOHに学ぶ表現力」ゲスト 加賀谷早苗

経営者としてアートマネージメントとウェブデザインを手がける加賀谷早苗さんのライフワークは「BUTOH」(舞踏)。十代で出会い、その身体表現の奥深さに魅了されました。華やかさはなくとも、シンプルな動きが俳句にも似た雄弁さを持つという舞踏の表現。オペラや文楽などとのコラボレーションも活発です。スタジオでは、初対面の相手の心をつかむ表情の習得を楽しく指南。日本オリジナルの舞台芸術は、実生活に活かせるヒントに溢れています。

プラスワンでは、舞踏の方法論をさらに深くご紹介。まずは加賀谷早苗さんが、梃の原理を応用した上半身と下半身の統合法を教えてくれます。風通しの良い身体を作り、力の抜き方の達人になることが舞踏の基本姿勢。そこには周囲の環境と一体化して生きる身体知が凝縮されているのです。非言語的なイメージを即興で共有し、ジャズや武術との近似性もある舞踏は、その楽しみ方も無限大。誰もが表情豊かな人物になれるトレーニングなど、聴きどころも満載です。

2011年03月08日

「さまよえる学者とパゾリーニ」ゲスト 四方田犬彦

謎の死から35年以上が経った、異能の映画監督ピエル・パオロ・パゾリーニ。彼が遺した2400ページに及ぶ詩集を、四方田犬彦さんは十年以上の歳月を経て訳出しました。歴史のただ中に生きる不幸と幸福をラジカルに描いたパゾリーニは、旅と論争に生き、ファシストと新左翼の双方から憎まれても自らを恥じることがなかった八面六臂の表現者。投獄前日に書かれた「母への願い」の一節を、四方田さんが原文のイタリア語と自身の和訳で情感たっぷりに朗読してくれます。

プラスワンは、四方田犬彦さんがたっぷりと映画を語る30分です。パレスチナでブルース・リーに扮し、マルクス兄弟を追ってパリの小劇場に通い、ジャカルタやバンコクでホラー映画を観続けた日々。平壌の映画館に漂う熱気や、黒澤明をめぐるキューバの思い出。日本映画のあっと驚くような裏話も聴きどころです。映画の魅力とは、すなわち「差別や同性愛などのタブーを、誰もが映画を通じて自由に語れること」。映画史とは、観客の心の歴史に他ならないのです。

2011年03月01日

「日本の近代を問い直す」ゲスト 関川夏央

 多彩な著作を重ねる関川夏央さんの、本質的なテーマはひとつ。すべては「日本の近代とは何か」という大きな問いに向かう試みなのです。その創作の原動力となるのは、戦後の正論に対する違和感。安易に過去を裁かない、歴史に対する謙虚さこそが関川さんの身上です。カフェを仕事場にする理由、早熟の作家に対する憐憫、書評家や文学賞選考委員に求められる読書法など興味深い内容が続々。快活な批判精神とユーモアに溢れた作家の魅力を存分にお楽しみください。

 プラスワンは、司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』を軸に展開。軍事、外交、経済、政治を盛り込んだ長大な全体小説に託された、作者の意図を読み解く眼力には脱帽です。追いつくときには元気の良い日本人が、先頭に立つと急に自信を失うのはなぜか。我々が名を惜しむことを軽んじ、往生際が悪くなった原因は。ひと昔前の作家たちが短命だった本当の理由とは。乱暴だった梶原一騎さんの逸話、農業政策への提言など、笑いもたっぷりと交えた聞きどころ満載の雑談です。

2011年02月22日

「老前整理のすすめ」ゲスト 坂岡洋子

 住居や家電のデザインを手がけてきた坂岡洋子さんが提唱する「老前整理」とは、老後20年を前向きに考えるためのアクションです。在宅介護の現場で目にするのは、バリアフリーを阻害し、必要なときにも見つけだせないモノの山。ストレス解消のためにモノを買い、モノから新しいストレスを受け取る悪循環が老後を住みにくくします。坂岡さんが指南する整理の秘訣には、目からウロコの連続。自らが決断することで真の目的を見いだし、人生を豊かにするヒントが満載の30分です。

 プラスワンでは、老前整理の具体的な進め方を大公開。「思い出の品」「まだ使える」「高かった」「もったいない」などの、“捨てられない理由”に対抗する思考法とは? 客観的な視点を持ち、一番大切なものが何かを知ればモノへの執着は減るはず。いつでも友達を呼べる家に住むことは、無縁社会の解決策にもなると坂岡さんは説きます。とりわけ一人暮らしの老人には、風通しのいい家が必要不可欠。人生の節目に行う老前整理で、余生はきっと豊かなものになるのです。

2011年02月15日

「虚実皮膜の演劇人生」ゲスト 唐十郎

聞き手:菊地史彦
アシスタント:浜菜みやこ

 伝説を作り続ける演劇界のカリスマ、唐十郎さんを迎えたエキサイティングなトーク。独創的な取材や演出の手法から、多義性に富む演劇世界の秘密を自ら開帳してくれます。舞台の裏話、テント小屋のルーツなど、ファン必聴の内容が目白押し。大風で倒壊しそうなテントを客が支えつつ強行したボタ山興行など、驚くべき実話のオンパレードです。若かりし実母を登場させた近作『風のほこり』や、4月の唐組公演『ひやりん児』に関する秘話もお聴き逃しなく。

 プラスワンでは、1967年の『腰巻お仙』で本格的に始まった破天荒な演劇人生をつぶさに回想します。芝居にコンプレックスを感じていたという意外な若手時代や、唐十郎という筆名の由来。世界の紛争地で次々に公演を敢行した理由。グロテスクな衛生博覧会、ヒロポン中毒者、紙芝居屋、男娼たちなど、下町のデカダンスが唐さんの原風景。「芝居とは、暗がりで頭を上げ、光を見つけて彷徨うこと」。一座という組織にこだわり、芝居に命を捧げる男の人生はまさに劇的です。

2011年02月08日

「走ることは、生きること」ゲスト 金哲彦

大学駅伝やマラソンのランナーとして活躍し、現在はプロからアマまで幅広くランニングとウォーキングを指導する金哲彦さん。42歳で大腸がんを経験したのを契機に、走る喜びを人々に伝えることが自分の天命と悟りました。頭の働きが良くなり、感受性が鋭くなるランニングは、心身を健康に保つ格好の習慣。最近は婚活ならぬラン活も密かなブームなのだとか。箱根駅伝5区の思い出や、リクルート陸上部を創部したいきさつも聞きどころ。走ることを哲学する30分です。

プラスワンは、人生を豊かにするランニングのヒントが満載です。身体が温まって免疫力が高まり、思考が明晰になり、健康な食習慣も身につくのがランナーの特権。三日坊主にならないコツは、「数値による目標を設定しないこと」。走り続けるプロならではの言葉に重みがあります。ボルダーでの武者修行や、有森裕子さんを支えたバルセロナ五輪の逸話も必聴。がん治療以後もフルマラソンを年7回は走る47歳。心にも身体にも効く、素敵なトークをお楽しみください。

2011年02月01日

「芸術は霊感への奉納」ゲスト 横尾忠則

横尾忠則さんのアトリエを訪ね、お話をうかがう濃密な30分。その深遠な芸術世界を、作家自身の言葉で解き明かしていただきます。ミステリアスな表現の根底にあるのは、見えるものと見えないものを等価に扱う視点。未完の状態で生まれ、完成に向かって歩みながらも未完のまま死んでいく人間の豊かさを、横尾さんは熱く語りかけます。「当初の目的地ではなくとも、風に流されて辿り着いた港こそが真の目的地」。インスピレーション豊かな言葉の数々に圧倒される喜びを。

プラスワンでは、精神世界への旅をさらに続行。生死を主題とする横尾芸術の条件を探ります。物質としての肉体が触れられない宇宙への回路のひとつが、夢想にあると考える横尾さん。枯渇しない創造力は、インファンテリズム(幼稚性)の賜物。そして創作は霊感の源泉に対する奉納。運命とは、それを打ち破る自由意思とは何か? ラスコーリニコフの殺人はどこまでが意思なのか? 三島由紀夫や寺山修司らとの交流秘話など、聞き逃せない話の連続です。

2011年01月25日

「笑いは最高の抗がん剤」ゲスト 樋口強

 年に一度、アマチュア落語家として高座に上がる樋口強さん。客席にいるのは、がん患者と家族の皆さんです。
 樋口さん自身が肺小細胞がんを患ったのは、働き盛りの43歳のこと。3年生存率5%という現実に打ちのめされながらも過酷な治療で奇跡的に回復し、お世話になった人を呼んで落語会を開いたのが「いのちの落語」のスタートでした。
「辛いときこそ、自分が持っている力を思い出して」。理屈ではなく、笑いにのせて伝えられるメッセージが心を揺さぶります。

 プラスワンでは、樋口さんの壮絶な闘病体験や、落語にかける思いをたっぷりとうかがいます。
 もともと社会人落語では全国大会の優勝歴もある実力派。会社で重責を担い、落語から遠ざかった矢先に病魔が襲いました。
 絶望する病床の夫に落語のテープを届けた妻の思い。かつて自分が演じた落語を聴いた深夜の病室。「生きたい、よりも生きて何をしたいのかを考えよう」。「笑えば増えるNK細胞で、がんを撃退しよう」。そんな樋口さんの言葉こそ、心に効く最高の薬です。

2011年01月18日

「個性派女優の穏やかな素顔」ゲスト 吉行和子

女優歴55年。吉行和子さんのデビューは偶然の産物でした。裏方として入団した劇団民藝で、風邪をひいた女優に代わって『アンネの日記』の主役に抜擢。名声を得た後も難しい役柄を次々と演じ、舞台や映画に欠かせない存在となりました。番組では、兄の吉行淳之介さんや、103歳になった母の吉行あぐりさんとの家族関係も聴きどころ。「私自身でいるよりも、フィクションの世界で生きている時がのびのびする」。そんな発言に、本物の役者魂を感じる30分です。

プラスワンでは、映画やテレビで見ることのできない吉行さんの素顔に迫ります。極限まで無駄を省いた質素な生活のこと。親友の岸田今日子さんや妹の吉行理恵さんとの別れが与えてくれた「死後も人生は続く」という実感。映画『おくりびと』では、「自分の死に顔が見られるのは女優の特権」と感謝しながら死者を好演しました。棺桶の中で、吉行さんの心に去来したものは? 日々を無欲に生きながら、演技への情熱を忘れない生涯一女優。言葉のひとつひとつが心に響きます。

2011年01月11日

「落語家たちのお正月」ゲスト 五街道雲助

五街道雲助さんを迎え、初席気分でお届けする30分。話題はやはり、落語家特有のお正月の行事から。酒豪で知られた金原亭馬生一門の元日は、コップ酒で乾杯するのがしきたり。その後も挨拶回りで酒を飲み、夕方に上がる初席では珍事が続出します。生粋の江戸っ子である雲助さんを、初めて寄席に連れて行ったのはお母様。話し上手になろうと明大の落研に入り、寄席で惚れ込んだのが馬生師匠でした。意を決して門を叩いた、その結果は? 粋な話のオンパレードです。

プラスワンでは、古典の名手ならではのお話をたっぷりと。朝から美味しそうにコップ酒を飲む馬生さんの横で、おかみさんが気の利いた料理を用意してくれた修業時代の風景。ひょんなことで志ん生さんから「道灌」を学ぶことになった雲助さんは、やるたびに台詞が変わる破天荒さに面食らい、懇切丁寧な馬生さんとの違いに驚かされます。時代を越えた人情を信じる雲助さんですが、実はPCを自作するほどの秋葉系。意外な素顔も覗かせてくれる貴重なトークです。

2011年01月04日

「死を受け入れてこそ生がある」ゲスト 山折哲雄

宗教学者の山折哲雄さんが提案する一日の過ごし方は、まさに人生の縮小版です。万病を予防するという早朝座禅は、雑念や妄想もOKなのが山折流のいいところ。不本意な仕事は、ゴルゴタの丘を登るイエスの気持ちで。ほろ酔いで床に就くのは涅槃の予行演習。明日の生命力は、死のような眠りからこそ生まれるのです。何気ない言葉には、法話の重みがずっしり。ブッダが息子に「悪魔」と名付けた理由など、豊富な話題からスケールの大きな宗教論が展開されます。

プラスワンでは、私たちの死生観が最大のテーマに。「人生50年」は過去の言葉となり、いつしか死をタブー視している現代日本人。さらに生と死の間に割り込んできた老いと病の問題が、生きることの本質を覆い隠しています。死を思わない生は浅薄と断言する山折さんは、日本人が育んできた素晴らしい死生観を次々に例示。西行が歌に詠んだ通りの死を迎えた理由や、ユニークな般若心経の読解が驚きを誘います。死を受け入れ、今日を生きる美しさ。珠玉のトークをどうぞ。

2010年12月28日

「ガラクタ整理で、自分の人生を取り戻す」ゲスト 竹内清文

「持ち物の8割を捨てれば人生が変わる」と熱く訴えるのは、ガラクタ整理師の竹内清文さん。2年間使っていないもの、ずっと未整理のものが、人生を停滞させる存在であると警告します。竹内さんが初めて所持品の95%を捨てた体験談はインスピレーションの宝庫。自分らしい生き方を取り戻すのがガラクタ整理の本質であり、「着るかもしない服」や「読むかもしない本」は、押し付けられた価値観の権化なのです。スペースを空ければ、変化が訪れる。刮目の30分です。

プラスワンでは、電子コンテンツと日本文化の未来を語る壮大なトークへ突入。誰もが世界とコミュニケーションを持てる時代、ひときわ注目されるのは漫画、アニメ、ゲームなどの非言語コンテンツです。高い日本のポテンシャルに期待している高木さん。ブロガーや携帯小説から新しい文学が生まれ、携帯小説の著者だった女子高生が国語の教師になるという実際のケースも。グーテンベルク以来500年ぶりの出版革命は、文化の裾野を広げるチャンスでもあるのです。

2010年12月21日

「電子出版で日本はどう変わる?」ゲスト 高木利弘

MAC専門誌の創刊者としても知られる高木利弘さんは、2003年より電子書籍ビジネスの調査を続けてきたマルチメディアのご意見番。電子書籍元年と呼ばれる2010年以降、世の中がどう変化していくのかを詳細に予測します。アマゾンに遅れをとりつつ、ようやく大企業が市場に乗り出してくることで日本の出版流通も激変は不可避。パブリッシャーはいつの時代も革命を後押しすべきだと語る高木さんですが、気になる書店の運命は? 聞き逃せない内容が満載です。

プラスワンでは、電子コンテンツと日本文化の未来を語る壮大なトークへ突入。誰もが世界とコミュニケーションを持てる時代、ひときわ注目されるのは漫画、アニメ、ゲームなどの非言語コンテンツです。高い日本のポテンシャルに期待している高木さん。ブロガーや携帯小説から新しい文学が生まれ、携帯小説の著者だった女子高生が国語の教師になるという実際のケースも。グーテンベルク以来500年ぶりの出版革命は、文化の裾野を広げるチャンスでもあるのです。

2010年12月14日

「上方落語の華やぎ」ゲスト 笑福亭松喬

小学生時代にラジオで聞いた江戸落語と、神戸の新開地劇場で見た上方落語が原体験だと語る笑福亭松喬さん。漫才が花形の関西で、あえて落語を志したのには訳がありました。寄席を「聞きにいく」のが江戸ならば、寄席を「見にいく」のが上方文化。定評の高いマクラは、せっかちな大阪の客を帰さないよう身につけた自衛策なのだとか。仁鶴さん、鶴瓶さんら兄弟弟子の秘話もたっぷり。テンポのいい話しぶりが、高座さながらの楽しさに溢れたトークです。

プラスワンでは、上方と江戸の違いを浮き彫りにしながら、興味深い落語文化論が展開されます。江戸落語は、その半分以上が上方落語の改作。人情噺の舞台である船場の言葉を、松喬さんは大切にしています。落語の祖とされる僧侶、安楽庵策伝の説法が高座のルーツ。木戸銭が後払いだったことから、関西では客を引き止める滑稽話が発達しました。笑いを交えながら松喬さんが語る師匠への思慕、弟子への愛情にはスタジオもほろり。上方落語の魅力にどっぷりと浸かる30分です。

2010年12月07日

「天才バレエダンサーの真実」ゲスト 熊川哲也

 日本を代表するバレエダンサー、熊川哲也さんの素顔に迫る貴重なトーク。10歳でバレエを始め、自らの意思で渡英したのは15歳のとき。失敗を恐れない強心臓で、数々の大舞台を踏んできた経歴は周知の通りです。ロイヤル・バレエ団を退団後、帰国して27歳でKバレエカンパニーを設立。以来十余年、指導者兼舞台監督として現代バレエの新境地を開拓してきました。あらゆる質問に、直球の回答を返してくれる熊川さん。ピュアで気さくな人柄が何よりも印象的です。

 プラスワンでは、表現者としての熊川さんの現在にクローズアップ。かつての天才少年も今や30代後半。軽やかな跳躍や回転は健在でも、精神の衰えがもたらす危機を知っています。怪我から回復する過程でわかった身体の神秘。新鮮な動機を与えてくれる若いダンサーたちとの会話。復帰作にベートーベンの第九を選ぶなど、その旺盛なチャレンジ精神は変わりません。練習中に亡き大芸術家たちの降臨を感じる不思議な体験も。真の表現者らしい至言が満載のトークです。

2010年11月30日

「日本をブルース大国に」ゲスト 大澤正典

 京大を卒業し、エンジニアリング関連企業の取締役を務める57歳。ビジネスマンとして世界を駆ける大澤正典さんには、知る人ぞ知る「夜の顔」があるのです。ブルースハープを手に「Jump Sister Bessie」を歌えば、スタジオはどっぷりとミシシッピー沿岸のムード。大学時代より「ええ感じ」で続けてきたというブルース魂は本物です。世界中どこでも、相手との距離を一気に縮めてしまう魔法の音楽。ユニークな生き方を、変わらぬブルースへの愛が支えています。

 プラスワンは、ギタリストのスパイダー・テツさんもトークに合流し、ロバート・ジョンソンのナンバーで幕を開けます。二人が出会ったのは、ライブハウスが主催するセッションナイト。プロとして活動中のスパイダーさんも、実は保育園の副園長だというからブルース界は多彩です。年齢も、性別も、職業も、人種も関係ないのが音楽の素晴しさ。いつか日本を世界のセッション大国にしようと、大澤さんは夢を描いています。ピュアでファンキーな大人たちの世界に乾杯。

2010年11月22日

「新しい詩のかたち」ゲスト 新井高子

 詩人の新井高子さんが、詩を書き始めたのは小学5年生のとき。担任の先生が用意してくれた創作ノートに毎日鉛筆を走らせ、2年間でノート20冊分もの詩を書き溜めました。朗読してくれる当時の詩からは、詩作に没頭する少女の瑞々しい感性と、彼女を励ます教師の温かな眼差しが感じられます。後半は詩集『タマシイ・ダンス』から「アオダイショウ」の朗読でスタート。桐生の原風景を描いた「川の色」も深く清冽な言葉の連続。そのユニークな詩の世界をご堪能ください。

 プラスワンでは、新井高子さんが行うさまざまな活動を紹介。自らが創刊した月刊誌「ミて」はもう112号に到達し、発行150部ながら意外な著名人からもハガキが届くのだとか。留学生に日本語を教えたり、方言を使用したりしながら言葉への意識を研ぎすませている新井さん。「Wheels」の朗読は、番組のハイライトです。家族にもいた桐生の女工の記憶。唐十郎さんや大野一雄さんへの思慕。人類最古の文学形体である詩の魅力を、再確認させてくれるトークです。

★新井高子が編集人を務めるWeb詩誌『ミて・プレス』
http://www.mi-te-press.net/

2010年11月16日

「『悪と戦う』の衝撃と反響」ゲスト 高橋源一郎

 最近はTwitterの熱心なユーザーでもある作家の高橋源一郎さん。3万人超のフォロワーが広げるつぶやきは、こだまとなって新しい読者を獲得しています。デビューから30年。衝撃の最新作『悪と戦う』の秘話は驚きの連続です。元々は短編のエッセイだったこと。処女作『さようならギャングたち』で書き残したエンディングを盛り込んだこと。実生活を大きく反映している登場人物たち。熱心な読者からの指摘で気づいた他作品との関連。ファン必聴の内容です。

 プラスワンでは、電子書籍への分析を発端に独自の日本文学論を展開。エマニュエル・トッドの理論を援用し、80年代に戦後文学が終焉したのは家族の崩壊が原因であると断定します。強い父がいなくなり、反抗の動機を失った若者たち。家族のしがらみから脱出した結果、核家族の生きづらさに直面する人々。新しい共同体はどこに生まれるのか? 資本主義経済に駆逐された、純粋贈与経済の逆襲が始まっているのか? 白熱した議論は留まるところを知りません。

2010年11月09日

「サッカーで子どもを育てる」ゲスト 池上正

 少年サッカーのコーチとして、延べ40万人の子どもたちを指導してきた池上正さん。古い慣習を一新し、子どもたちが自分で考え、お互いから学び合う環境を作ることに力を注いでいます。大人が定めた「地区大会優勝」などの目標よりも「サッカーがしたい」「今日の試合に勝ちたい」という子どもたちの自発的な意欲を引き出すことが重要。親は子どものサッカーを見て声援を送るより、黙って聞き手に徹すべし。目からウロコの子育て術が満載のトークです。

 プラスワンでは、サッカー指導者の視点で現代の子育て論を展開。サッカーの上達が早いのは、アイデアをたくさん持ち、新しいことをすぐに試し、勝負にこだわる子どもたち。サッカーを通して社会を学ばせる欧州に対し、体力作りで満足している日本の現状を変えるのが池上さんの使命。「チームの勝利」に対する理解が少ない日本の子どもたちのために用意した特別メニューとは? 共に働いたオシム監督の思い出や、日本サッカーへの提言も聞き逃せません。

2010年11月02日

「前向きに生きる力」ゲスト 清水透

 ラテンアメリカ先住民を専門とする歴史学者の清水透さん。征服者の文献による歴史学に限界を感じ、1979年よりメキシコでフィールドワークを始めました。欧米中心史観の私たちに必要なのは、まず彼らとの「遠さ」を自覚すること。4世代に渡ってひとつの家族と交際し、貨幣経済に翻弄されるインディオ社会を今でも見つめています。砂漠の向こうの米国を目指し、行方不明となった村人は5千人。ショッキングな現実もラテンアメリカの歴史そのものなのです。

 プラスワンでは、アクティブに活動する清水さんの現在をご紹介します。蓼科の山小屋生活で磨いた木こりの腕前。さりげない自然の美をカメラに収め、写真展も開催します。愛娘との別れから教わった、命をめぐる様々なこと。自転車による四国巡礼の完走劇。生きる意味を再発見することで、仕事への視線も生まれ変わりました。還暦を過ぎてスキー2級検定に合格し、今年は1級を目指すという67歳。溌剌とした清水さんの周りには、いつも楽しい仲間が集まってきます。

2010年10月26日

「伝わる英語を話すには」ゲスト 原賀真紀子

 「伝わる英語」の習得を提案する原賀真紀子さんに、有効な英語学習のヒントをうかがう30分。有名企業が英語公用語化を推進して英語ブームが再来している日本ですが、本当に今の学び方で話せるようになるのでしょうか? 世界言語としての英語は、とにかく相手に伝わることが大切。完璧にやろうという真面目さや、受験英語の感覚が弊害にもなりかねません。おすすめの学習法は、趣味の分野に関する英文を多読すること。理想の英語学習が、今すぐに始められそうです。

 プラスワンでは、原賀さんのさまざまな体験をもとに、日本人の英語学習を検証します。ビジネス英語は上手でも、雑談が苦手なのが日本の会社員。英語以前に、人柄や度胸がモノをいうことは多いもの。うまく話せないのなら世話を焼くなど、交流のための地道な努力も海外では必要です。貢献すれば援助が得られるアメリカと、努力しない人にも手を差し伸べる日本。英語コンプレックスが強いのに、英語話者への敬意が少ない日本の不思議。四方山話は刺激的な文化論へと発展します。

2010年10月19日

「働く女性は美しい」ゲスト 坂東眞理子

 ベストセラー『女性の品格』でおなじみの坂東眞理子さん。総務省での勤務からブリスベン総領事などの要職を経て、現在は教育者として活躍しています。大卒女性の就職が困難な時代から仕事と子育てを両立し、自分自身が成長する手応えや、人を助けて社会に貢献する喜びを実感してきました。現在、昭和女子大では、子育てが一段落した女性たちの再就労を支援する講座が大人気。その前向きな誠実さに、錆びない生き方のヒントがたっぷりと詰まっています。

 プラスワンでは、仕事と子育ての両立を坂東さんが徹底指南。人生は仕事と家庭の二者択一にあらず。時間のなさは、自分の集中力を高めるチャンスでもあります。女性の自立を促す一方で、絆のない社会を危惧する坂東さん。他人を助けられる力を持つことと同様に、他人に助けを求めることも大切です。ひとつの欠点で他人を切り捨てると、損をするのは自分自身。成功の秘訣は、与えられた場でベストを尽くすこと。やわらかで力強い金言が次々に飛び出します。

2010年10月12日

「館長室へようこそ」ゲスト 酒井忠康

 2004年より世田谷美術館の館長を務める酒井忠康さんがゲスト。近現代の日本美術の話題を軸に、芸術と文化を壮大なスケールで語る30分です。僧侶や作家に憧れながらも、美術史の研究者となった若き日。ウェットな言葉でしか語れない日本美術の魅力を、ドライな論理で伝える美術評論の難しさは今も変わりません。開かれた世田谷美術館の象徴である館長室はいつもオープン。アポイントメントなしでやってくる突然の来訪者が、美術館に楽しい珍事を巻き起こします。

 プラスワンでは、酒井さんの幅広い交友関係から美術界の舞台裏を探ります。三宅一生、横尾忠則、鶴見俊輔、仲代達矢、木下恵介、麻生三郎といった錚々たる文化人との交流秘話は必聴の内容。とりわけ梅原龍三郎が描いた「高峰秀子像」のエピソードが傑作です。画伯と女優が軽井沢で出会った意外なきっかけ。さらには世田谷美術館に寄贈された絵を見るため、お忍びで来館した大女優の逸話にスタジオは大興奮。館長室をめぐる人間模様は、驚きと笑いの連続です。

2010年10月05日

「社会運動としての生協」ゲスト 唐笠一雄

 70年代前半に牛乳の共同購入運動を始めて以来、唐笠一雄さんは生協の幹部として様々な問題提起を行ってきました。農薬や食品添加物の削減を早くから訴えた生協は、今や年間売上1850億円の大組織に。多重債務者やホームレスへの支援、雇用創出、フェアトレード、反核、環境保全など、社会問題を先頭で騒ぎ立てる「炭坑のカナリヤ」としての役割も重要度を増しています。生協の目的は人と人との助け合い。市民の自発的な行動を促す、唐笠さんの提言が力強く響きます。

 プラスワンでは、唐笠さんが理想の近未来社会をより具体的に展望します。かつては交代制だった集金も今ではすべて振込となり、生協内部でもコミュニケーション不足が問題に。それでも「事業を優先にすると、ただの物売りになる」という自戒が、唐笠さんの挑戦を後押ししています。食物の3割を捨てている日本の現状を変えるには、在庫を持たない生協が模範となるべき。より成熟した社会を実現するため、約2千万世帯いる組合員の役割が鍵となります。

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2010年09月28日

「全員参加型社会を目指して」ゲスト 湯浅誠

 日本の貧困問題に取り組む湯浅誠さんがゲスト。リーマン・ショックから2年、失業者の3分の1にあたる118万人が長期失業者となり、支えきれない家族が悲鳴を上げています。失業者が列をなすハローワークの窓口では、非正規雇用の職員が対応するという笑えない現状。家族を解体して個人が自由に生きられる社会を作ってきた日本人にとって、貧困は自ら招いた必然なのでしょうか。湯浅さんが提唱する「全員参加型社会」に、目指すべき未来のヒントがあります。

 プラスワンは、所在不明老人の問題でスタート。親の年金を命綱とする人々を叩くだけのマスコミに、湯浅さんは違和感を覚えています。「半年で3割就労」などと就労支援活動に圧力をかける厚労省。報酬を減らしてGDPを上げようとする経済界の矛盾。リーマン・ショックの教訓から政権交代したはずの日本に、まだ変化の兆しは見えません。支援する代わりに、言い訳を許さない厳しさもあるのが全員参加型社会。日本社会は成熟できるのか。湯浅さんの格闘はまだまだ続きます。

2010年09月21日

「文明を知らない日本人」ゲスト 橋爪大三郎

 日本を代表する宗教社会学者の橋爪大三郎さんが、驚くべき明晰さで日本社会の本質を論じる必聴トーク。麦と大河が育てた世界文明と異なり、恵まれた自然のおかげで「努力は必ず報われる」という価値観を育んだ日本人。政治に期待せず、宗教への依存度が低いのが大きな特徴です。日本人が西洋的な合理性に最も接近したのは戦国時代。最も海外で尊敬されたのは明治時代。戦後に共産党と創価学会が躍進した理由とは? 圧倒的な知見と論理に、目からウロコの連続です。

 プラスワンでは、日本人の稀有な宗教観についてさらに刮目のトークが展開。子どもに命の大切さを説くのは大間違い。「命よりも大事なもの」を教えなければ、命を守れないのが宗教の常識です。議論を避ける「世間」の意思決定が、停滞と過ちを生む日本社会。学びによって世間を突破し、一人きりになっても議論することが本物の哲学を育てます。公開講座で市民や子どもたちと真摯に語り合う橋爪さん。学びへの欲求を、力強く駆動してくれる珠玉のトークです。

2010年09月14日

「ウィーン経由、異色の三味線奏者」ゲスト 松本優子

 ウィーン国立音楽大学でミュージカルを学び、現在は落語芸術協会に所属する三味線奏者。松本優子さんの音楽遍歴は極めてユニークです。東京学芸大在学中に国費留学のチャンスをつかみ、ドイツ語で歌と踊りに没頭した2年間。その反動から帰国後は邦楽に傾倒し、素晴らしい師匠と出会って三味線の「弾きこもり」生活に入りました。番組で披露してくれる生演奏は「相撲甚句」。艶やかな三味線と歌声はもちろん、超自然体な生き方が松本優子さんの魅力です。

 プラスワンでは、落語の出囃子の奥深さを松本さんが解説します。落語芸術協会で出囃子を弾くには、長唄、清元節、常磐津などの邦楽はもちろん、クラシック、ジャズ、ビートルズなど広範なレパートリーが必要。スタジオで演奏してくれるのは、志ん朝の「老松」、志ん生の「一丁入り」という伝説の出囃子です。子育てをしながら、好きな仕事やお稽古ができる幸せを生き生きと語る松本さん。寄席に行ったら、下座から聞こえる粋な三味線に耳を傾けてください。

2010年09月07日

「絵画『東京大空襲』を解剖する」ゲスト 岡本信治郎

聞き手:平川克美
アシスタント:五十川藍子

 昭和8年生まれの岡本信治郎さんが、終戦を迎えたのは12歳の夏。約50km離れた疎開先から見た東京大空襲が忘れられず、このたび60年越しで描いた大作『東京大空襲』が来夏の公開を待っています。画家を志したのは18歳。印象派、ソール・スタインバーグ、パウル・クレー、ジョルジュ・スーラらの影響からユニークな線画や不思議な明るさを持つ作風を確立し、911のショックで戦争を描く決意をしました。画業の全貌を自ら振り返る、貴重なトークをお楽しみください。

 プラスワンでは、岡本さんの絵画的再出発となる新作『東京大空襲』を徹底解剖します。画面の中央には靖国神社に参拝する小泉純一郎元首相。空を飛ぶB-29はヤマタノオロチとなり、八百万の神を一神教化した大日本帝国の正体も暴こうとしています。まさに意味の洪水が画面に渦巻く叙事詩的な「読む絵画」。そこには、戦争と平和はひとつの連続した概念だと考える画伯の歴史観が塗り込められています。神なき宗教画を解くヒント満載のトーク。来年の公開が待ちきれません。

2010年08月31日

「動物たちのピュアな想念」ゲスト 優李阿

聞き手:伊藤 博
アシスタント:浜菜みやこ

 著書『本当にある猫たちの恩返し』で話題の優李阿さんは、人間や動物の想念を透視する特殊な能力の持ち主。飼い主が経験する不思議な出来事を題材に、動物たちの感謝の心を代弁します。初めて野良猫と会話したのは、病弱だった13歳の頃。以来、多の生物の命を軽視するする人間中心主義を憂いてきました。マハトマ・ガンジー曰く「その国の偉大さと道徳観のレベルは、人々の動物の扱い方を見ればわかる」。優李阿さんの言葉に、忘れかけた大きな倫理を思い出します。

 プラスワンでは、さらに深く優李阿さんの精神世界を紹介します。もともとは黄砂などの農業気象を研究する農学博士。交通事故をきっかけに霊的能力が進化し、現在はペットロスで苦しむ人々に、動物たちとの前世での繋がりや、死後も飼い主に寄り添う動物たちの優しさを伝えています。著書を出版したのは、幸せの再定義をしたかったから。想念と行動が一致しない生き物は人間だけだと語る優李阿さん。邪心のない動物たちから、私たちが学べる叡智は多いのです。

2010年08月24日

4名の聞き手(ラジオデイズ、プロデューサー)による特別版

毎回、各方面で活躍中の素晴らしい方々をゲストにおむかえして人生観や思想、時代への提言などをお聞きしているRadioDaysですが、8月15日放送のこの回は、ちょっと趣向を変えてお送りしました。

何なのかと申しますと、番組のインタビュアーであり案内役の4人が一堂に会して討論会を決行?!ということなのですが…。
メンバーはご存知の平川克美、菊池史彦、大森美知子、伊藤博の四人。

この番組もう200人ぐらいのゲストが来たよね。(平川)
永遠のマイ・ディーバ石川セリさんにお会いしたのが印象深いな。(菊池)
立松和平さんはこのRadioDaysがオフィシャルの語りとしては最後ではなかったですか?(伊藤)
私は山本一力さんと姜尚中さんの声にうっとりさせられました。(大森)

今回は反省会と聞いていましたが、良かったこととか自慢ばかりお話されていたような…。(ディレクター)
…まあ、お盆休みですし、どうぞごゆるりと。

2010年08月17日

「病気を作らない医療」ゲスト 阿保義久

 元々は血管外科が専門の阿保義久さんは、日帰り手術などのサービスで医療界の常識を破るカリスマドクター。病気を見つけてから治療するのではなく、病気を作らないことに注力するアンチエイジングの発想が多くの人に支持されています。心筋梗塞や脳梗塞は予防できる疾患。がん治療の成否は発見時のステージがすべて。食事、運動、睡眠、趣味などに気を配ることで、ほとんどの病気が回避できると断言する阿保さん。予防医療の最先端がわかる30分です。

 プラスワンでは、阿保さんのユニークな治療法を紹介しながら、その医療哲学に迫ります。平均寿命は世界一でも、実は寝たきりで寿命を延ばす人の割合が高い日本。元気で天寿を全うする本当の長寿は、どうすれば実現できるのでしょうか。今や2人に1人が発症するがんを、早期発見するために必要な行動とは? 脳梗塞を予防する頭の使い方とは? ライフスタイルに気を配ることが、自然に若々しく生きる秘訣。健康を根本から問い直すヒントが満載です。

2010年08月10日

「占星術はなぜ当たるのか」ゲスト 鏡リュウジ

 人はなぜ占いに惹かれるのか。なぜ占いは当たるのか。十代半ばで占星術に魅せられた鏡リュウジさんは、ユングの研究と出会いながら、占いとは何かを問い続けてきました。占いが当たると感じるのは「バーナム効果」という心理学の現象。それでもなお、人々を思い込みから解放し、潜在的な可能性に気づかせてくれる占いの力を鏡さんは信じています。スリリングな論理で解剖される、私たちと占いの関係。占い好きも、関心の無い人も、目からウロコが落ちる30分です。

 プラスワンでは、占星術の背景にある驚くべき西洋文化について、鏡さんがじっくりと解説します。ヨーロッパの魔術のルーツを探ると、辿り着くのはキリスト教に弾圧された古代ケルトの宗教。強国ローマと勇敢に戦ったケルト民族の記憶は、アーサー王の聖杯伝説などを通して私たちの無意識に刻まれています。書かれざる歴史が、魔術や占星術の中で生き続けることの不思議。天文暦を紐解けば、そんな時空を飛び越えた壮大なロマンも垣間見えるのです。

2010年08月03日

「お宝音源で楽しむ名人たちの話芸」ゲスト 小坂眞吾

 小学館のCD付きマガジン『落語 昭和の名人 決定版』の編集長を務める小坂眞吾さんが、落語音源の愉楽を語る30分。『ビーパル』や『サライ』などの人気雑誌を手がけた小坂さんは、今や小学館の落語編集室を代表して様々な事業に乗り出しています。世紀の名演が手軽に聴けるCD付きマガジンと、実力派を揃えた落語会「らくだ亭」は、通と初心者の双方が満足できる内容。肩肘張らない、ゆるくてディープな落語の楽しみ方を指南してくれます。

 様々な音源を聴き込んできた小坂眞吾さんが、お気に入りの名演を紹介します。病み付きなのは、とぼけた与太郎噺が魅力の4代目春風亭柳好。さらには志ん生、志ん朝、馬生といった名人を親子で聴き比べ、その芸の深みを再発見するのも録音ならではの贅沢。CD収録の苦労話や、落語音源に詳しい草柳俊一さんの博識ぶり、音源のややこしい権利問題、さらには落語を題材にした漫画の制作秘話など、落語がいっそう楽しくなる裏話が目白押しです。

2010年07月27日

「コラージュ芸術のリリシズム」ゲスト 伊坂義夫

 切手のコラージュによる独自の表現で知られるアーティストの伊坂義夫さん。近年の連作では、アンリ・ルソーの『ジュニエ爺さんの馬車』をモチーフに用いています。奥様はバレエの振付師、息子さんもバレエダンサーという芸術一家。十代から作品制作を続けている伊坂さんの飄々としたマイペースぶりが印象的です。なぜコラージュなのか、なぜ切手なのか、なぜアンリ・ルソーなのか。ダダイズムやシュールレアリスムへのユニークな解釈が、作品の謎を解く鍵になります。

 プラスワンでは、伊坂さんのダダ的な生き方を通して、その一筋縄ではいかない芸術観に迫ります。コラージュの本質とは、あらゆる事象を記号として捉える抽象化の視点。その記号のメタファーから時間や空間の広がりを読み取れば、そこに宇宙的なリリシズムが宿っていることがわかるはず。叡智のデータバンク「アカシックレコード」に思いをはせたポエトリーも感動的です。自作については滅多に語ることがないという伊坂さんの、貴重なアート談義をお楽しみください。

2010年07月20日

「心はいつも嘘をつく」ゲスト 名越康文

 著作やテレビでおなじみの名越康文さんが、心と幸福の問題を軽妙に論じる30分。精神科医の立場から、言葉とは裏腹の「心の実態」をわかりやすく解き明かしていきます。「死にたい」は「生きたい」の意。「仕事やめたい」は「仕事に依存している」という証拠。心を病んでいる人がいても、その感情に寄り添ってはいけません。「心の最大の機能は、本当の気持ちを隠すこと」という名越さんの定義にスタジオはため息。心の本質に気づかされる刮目のトークです。

 プラスワンでは、疲れた心を軽くするための知恵を名越さんがご紹介します。「今、ここ」を見ずに、過去や未来に思い悩んで千々に乱れるのが心というもの。とりわけ怒りは精神のエネルギーを浪費させる諸悪の根源です。心に一瞬で活力を与えるユニークな瞑想法や、ブッダが説いた怒りの鎮め方。2週間で性格を改造する、とっておきの方法も必聴の内容。感情から離れることで自分の心を正視できれば、誰でも今日から幸せなマインドで生きることができるのです。

2010年07月13日

「大ヒット作『もしドラ』の誕生秘話」ゲスト 岩崎夏海

 初めての著書『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』が大ヒットを続けている岩崎夏海さん。ドラッカーの経営学をヒントに、自分自身を乗り越えて成長する少年たちを描いた快作は、岩崎さん自身の甲子園への憧れや、ずっと抱き続けてきた問題意識が原動力となって生まれました。ギリシア悲劇やシェークスピアなどを読み込んで発見した物語の法則。「何が面白いのか」を解明する、真摯な姿勢がユニークな地平を開いています。

 プラスワンは、師である秋元康さんの驚くべき逸話でスタート。岩崎さん独自のエンターテインメント理論がスリリングに展開します。あらゆる面白さのエッセンスが詰まった愛読書『ドンキホーテ』の分析から、すべてのエンターテインメントの核が「矛盾」にあると断定する岩崎さん。相反する概念がぶつかる地点こそ、ストーリー誕生の場なのです。映画界への進出もにらみ、最後の目標はエンターテインメント理論の執筆。その活動からは一時も目が離せません。

2010年07月06日

「現代を語る講談師」ゲスト 神田陽司

 講談師の神田陽司さんは、タウン情報誌の元副編集長という変り種。芝居に憧れて上京し、編集者時代に二代目神田山陽さんと出会って入門を決めました。その後は、実体験を元にした『阪神大震災』を皮切りに、ユニークな新作講談を量産。各地を放浪して、博学に磨きをかけました。相対性理論から株取引まで、ネタの引き出しは無尽蔵。世間の出来事が講談の基本と考え、有名事件の裁判も熱心に傍聴します。明治維新とグローバリズムを並べて語る時代感覚が陽司さんの真骨頂です。

 プラスワンでは、即興で演じる「お題講談」をスタジオで敢行。「勝海舟」「梅干し」「六本木ヒルズ」という3つのキーワードから、見事な10分間の講談を披露します。豊富な知識を駆使しつつ、ニュース性を講談に加えるのが陽司さんのジャーナリズム魂。ネットサーフィンで培う博識ぶりには舌を巻くばかり。ビル・ゲイツ、野村克也、スティーブ・ジョブズらの評伝から、無数の「泣ける話」を作り上げてきた才人。現代を語る講談の魅力をたっぷりと感じてください。

2010年06月29日

「ガラパゴス的日本の近未来」ゲスト 茂木健一郎

 初登場の茂木健一郎さんが、日本社会を分析する怒涛の30分です。婚活ブームの裏にあるのは、旧来の不自由な家族制度。「結婚=幸福」という価値観を押し付ける「うるせえ社会」が、さらなる少子化を促進します。社会に不満を言いながら、決定権はいつもお上に預ける日本人。リスクを負えないので成長できず、再チャレンジの機会も奪われた若者たちの悲哀。茂木さんが超多忙な毎日を乗り切る秘訣も聞きどころ。テレビとは違う、歯に衣を着せない語り口が痛快です。

 プラスワンでは、人間の潜在力について至言の連続。一流の人たちの共通点は? 老いや死を前に希望を持つ方法は? 少子高齢化社会の楽しみは? 数々の難問に対し、茂木さんが絶妙な回答を提示します。IT革命で生まれる新しいコミュニティには自発的な個人の連帯があり、本物の言葉だけが残る淘汰圧があると予言する茂木さん。根深い日本の精神的鎖国は、いつになったら変化を見るのか。ハードランディングの可能性も指摘しながら、刺激的に未来を見通します。

2010年06月22日

「アートで人をつなぐ」ゲスト 谷澤邦彦

 谷澤邦彦さんは、空間演出のプロとして活躍した後に絵画を描き始めたアーティスト。この10年、アートによるコミュニケーションを様々な形で実践してきました。企業からの依頼で制作する「ビジョンアート」もそのひとつ。「これぞまさに私の心を表した絵」と依頼者が驚くオーダーメイド絵画を生み出す秘密が聞き逃せません。
 正解もなく、優劣もなく、自分で答えを作り出すのがアートの本質。近作「天の点シリーズ」にも、自由で深遠な宇宙観が込められています。

 プラスワンでは、谷澤さんが日本のアート界の現状を鋭く分析します。中学時代に透明水彩が肌に合わず、絵の具を直接指で描いたことが美術への目覚めとなった谷澤さん。美大を志望するものの、受験のための描き方があることを知って幻滅。30代で画家になった後も、絵を売るだけの生計の立て方に疑問を感じ、会社を設立して独自の活動を展開してきました。21世紀の美術教育への提言も新鮮。人はなぜ絵を描くのか、その条件を楽しく問い直すトークです。

2010年06月15日

「よみがえる母のメッセージ」ゲスト 姜尚中

 姜尚中さんの最新作『母〜オモニ』は、実母の生涯を描いた小説仕立てのノンフィクション。在日一世として様々な不運に翻弄されながら、その運命を受け入れていく力強い生き様が心を打ちます。15歳で故郷を離れて東京で結婚。愛息を失いながらも熊本まで戦火を逃れ、突然の終戦で始まったどん底の夫婦生活。姜尚中さん本人の朗読による、オモニの熊本弁が聴きどころです。文字を書けない母が、息子に宛ててカセットテープに吹き込んだメッセージに涙。

 プラスワンでは、父母が生きた激動の時代を振り返りながら、現代社会に失われつつある絆について姜尚中さんが問いかけます。貧しくとも「金は使わなければ増えない」と信じ、他者に与え続けた母。縁ある人々と苦しみや喜びを分かち合う雑音だらけの生活は、損得のみを気にする現代のゼロサムゲームにない温かさがありました。年間3万人の自殺者を救うために必要なものは何か。この国が持ち得る希望について、姜尚中さんが静かに、熱くその思いを語ります。

2010年06月08日

「古典文学の恋愛事情」ゲスト 林望

 英国関連のエッセーでも知られる林望さんの本業は、純然たる国文学者。小説、歌曲の作詞、能評論なども手がけるマルチな文筆家です。最近は、古事記などのエロチックな側面を解説した『古典文学の秘密』や、現代小説のように楽しく読める『謹訳源氏物語』が話題に。その源氏物語から、光源氏が六条御息所に別れを言う名場面をバリトンの美声で朗読してくれます。千年前の他人事とは思えない恋愛模様に、日本の古典文学の魅力が再発見できることうけあい。

 プラスワンでは、恋愛という万人の関心事を軸に、古典文学を読み解いていきます。千年前の日本でも、草食系男子はモテモテ。筆まめな男がモテるのも同様で、「後朝(きぬぎぬ)の文」は、デート後の携帯メールそのものです。そして重要なのは、性愛が外せない要素であること。不埒な遊び人の視点から男女関係を描いた『源氏物語』の奥深さや、『枕草子』に描かれた赤裸々な女心など、ちょっとエッチな古典の楽しみ方を林さんが惜しみなく伝授してくれます。

※テキストが異なっておりましたので修正いたしました。大変失礼致しました(2010.07.18)

2010年06月01日

「共に悩む、等身大の仏教」ゲスト 寺前浄因

 僧侶として多彩な活動をおこなう寺前浄因さんがゲスト。学問に迷い、就職も断り、悩んだ挙げ句に飛び込んだ禅宗の寺が仏教への入り口でした。苛酷な小僧時代を乗り越え、いまだに続く修行の日々。つのだひろさんがソウルフルに歌う「般若心経」(作曲:ベートーベン)を制作するなど、日常生活でおこなえる「行」を発案して、より手軽な仏教との接し方を提案しています。執着を捨てにくる場所がお寺だと言い切る寺前さん。共に悩んで生きる、等身大のトークが魅力です。

 プラスワンでは仏教徒の立場から、寺前さんが大胆な持論を次々に展開。コンビニ並みにたくさんのお寺がある日本ですが、葬式以外には縁がないのも現実です。家の宗派に縛られるのは、かつてキリスト教排除のために江戸幕府が作った寺請制度のなごり。誰もが様々な宗派にアクセスできる社会を、寺前さんは望んでいます。夢は「愛の説教部屋」を開講すること。愛は執着(=煩悩)。幸福の鍵は小欲知足。この世は無常だからこそ、別れの後に出会いもあるのです。

2010年05月25日

「サリンジャーの謎、翻訳家の条件」ゲスト 柴田元幸

 満91歳で亡くなったJ・D・サリンジャーの文学を、柴田元幸さんと読み解く30分。『ライ麦畑でつかまえて』(1951年)は、反抗的な若者という視点だけでは説明しきれない謎に満ちています。主人公ホールデンの妹フィービーと、村上春樹作品に登場する少女との共通点とは? 60年代半ば以降、サリンジャーが完全に沈黙した理由は? 「読後にますます人生がわからなくなるような小説が好き」と語る柴田さん。サリンジャーを追いながら、アメリカ文学の本質をスリリングに論じます。

プラスワンでは、翻訳家のみならず、エッセイスト、編集者、大学教授として活躍する柴田さんの素顔に迫ります。常に自分を疑い、作者の意図を想像したり、自説を振り回したりしないよう心がけるのが翻訳家の条件。想定している読者のひとりが、10代の自分自身であるというお話もリアルです。世界的作家たちとの素晴らしい交流。東大「現代文芸論研究室」で始めた、世界文学へのまったく新しいアプローチ。文学ファン必聴の話題を満載でお届けします。

2010年05月18日

「内田るん的ユートピア」ゲスト 内田るん

 ライブ企画などで若手ミュージシャンを応援している内田るんさんが、自らの半生を語る30分。ショックだった両親の離婚と、父と二人で神戸に暮らした11年間の思い出。「るんちゃんのお父さん」だった樹さんが有名になり、今や自分が「有名人の娘」として扱われるようになった不遇。自称フェミニストながら、あくまで家制度を堅持し、数世帯で洗濯機を共有する社会を望むるんさん。父の思想に多大な影響を与えているという噂は真実? その素顔を知る貴重なトークをお楽しみください。

2010年05月11日

「宮司が語る日本的世界観」ゲスト 中川久公

 京都の恵美須神社で宮司を務める中川久公さん。私たちが意外に知らない神事の常識を紐解きながら、日本古来の世界観を鮮やかに描き出します。
 8万3千軒以上の神社があり、約2万人の神主さんがいる日本。先祖代々、年中無休でお務めを続けている宮司さんの日常にも興味津々です。仏教と神道は完全に別個のものと思われがちですが、実はそうでもありません。恵美須神社と縁の深い栄西禅師も、元々は神主の一族。京都ならではの逸話が、次々に飛び出します。

 プラスワンでは、中川さんが豊富な知識で日本人の宗教観を深く掘り下げます。
 「おみやげ」の語源はアイヌの神事にあること。「いただきます」や「もったいない」の本当の意味。人間の生の営みは、大宇宙のほんの小さな一事象。他の生命の犠牲なしでは生きられないという謙虚な自己認識が、日本人的な世界観の基盤でした。花鳥風月と共存する生き方は、環境ブーム以前に確立されていた私たちの理想。人間万能主義をたしなめる、叡智の言葉に溢れたトークです。